クリスマス前に子ども達とつくる「お菓子の家」。
北米では「ジンジャーブレッドハウス」の呼び方が一般的です。日本だと「ヘクセンハウス(ヘキセンハウス)」(ドイツ語由来)とも呼ばれますね。
もともと欧米の風習なので、私自身知らなかったことも多く、作る前後にいろいろと調べたのでわかったことをシェアします。
クリスマスの「お菓子の家」はいつ作る?
結論からいうと、はっきりとした決まりはありません。
調べたところ、早い人は11月下旬、ゆっくりな人はクリスマスイブやクリスマス当日に作るようです。
我が家は毎年市販キットを使って、子どもたちが冬休みに入ったら作ります。だいたい12月中旬ごろですね。
クリスマスを過ぎてから「ジンジャーブレッドハウス完成!」とツイートする海外の人もいます。時間にゆとりがある時に楽しく作るのが一番かもしれません。
クリスマスの「お菓子の家」はいつ食べる?
「お菓子の家」を食べるタイミングはひとそれぞれ。
あえて言えば、クリスマス当日や12月26日以降に食べることが多いようです。
クッキーはひと口サイズにして容器に入れておくと、好きな時にポリポリ食べられます。
食べないで捨てる人もいる
お菓子の家は「クリスマスデコレーションのひとつ」と割り切っている人はクリスマス後に廃棄したり、砕いて鳥の餌にしています。
1か月近く飾っておいたお菓子を食べる気になれないのはちょっと分かります。
クリスマスの「お菓子の家」の保存方法は?
「お菓子の家」に使うクッキーは水分が少なく、スパイスが入ってるので常温保存で問題ありません。
- ダイニングテーブル
- キッチンカウンター
- リビングルーム
など、目立つところに飾って愛でましょう。
ただし、虫・ホコリ・こどものつまみ食いを防ぐため、乾燥剤と一緒にラップやアルミホイルで包んだり、ディスプレイケースに入れたりするときれいな状態を保てます。
クリスマスの「お菓子の家」は賞味期限は?
組み立てたお菓子の家は、乾燥した日かげの涼しい所であれば
- 市販キットのものは約1か月間
- 手作りのものは約1週間
とかなり長持ちします。(ただし、あくまで目安)
もともとクッキーは日持ちするのであまり心配いりません。でも、卵白いりのアイシングや、デコレーションの生クリームなどはカビの心配があるので食べるのは×。
「お菓子の家」を食べるつもりなら、作るタイミングや保存方法に気をつけてくださいね。
クリスマスの「お菓子の家」の栄養価って?
カナダで売ってる市販キットの成分表を参考にのせます。
▽1箱分のカロリーは120calx15=1,800cal。糖分は210g
ほぼ成人女性の1日分の必要カロリーがこの1箱に入っています。
▽ピーナッツに斜線がはいったマークは、「ピーナッツや木の実類を扱わない施設で製造」したという意味。
ナッツアレルギーのお子さんでも安心して触れたり食べたりできます。
クリスマスの「お菓子の家」の味は?
上の写真のように、アイシングとキャンディをたっっっぷり使うので、本当に砂糖の味しかしません。
ジンジャークッキー自体はまだ食べられるんですが、美味しくはないです。(非常食という感じ)スパイスの風味が苦手な人は受け付けないんじゃないかな。
また、組み立て用につくられたクッキーなので、簡単にはくだけないくらい硬いです。
歯が弱い方や歯を治療中の方は無理して食べない方がいいかも。
歯の治療といえば、私カナダで奥歯を1本抜いたんです。カナダでの抜歯について興味ある方、よろしければお読みください。
お手軽!日本で買える「お菓子の家」キット
お手軽で時短に役立つ「お菓子の家」キットを紹介します。
お菓子メーカーの「お菓子の家」キット
お菓子やさんの「お菓子の家」キット
そのほかの「お菓子の家」キット
☆無印良品⇒ 生地からつくる ヘクセンハウス / 組み立てる ヘクセンハウス(店舗販売のみ)
☆イケア⇒ VINTERSAGA ジンジャーブレッド ハウス(店舗販売のみ)
☆DEAN & DELUCA⇒ジンジャーブレッドハウスキット
まとめ
クリスマス気分を盛り上げ、なにより子ども達がよろこぶ「お菓子の家」。
事前に食べるか、食べないかを決めておくと、作るタイミングや保存方法に悩まずに済みそうです。
お砂糖たっぷりなので、糖分が気になる人は観て楽しむだけにしといた方が無難ですね。