チェスおすすめ集

おすすめチェスセット選び方と紹介

今日のテーマはチェスセットです。
チェスやり始めたけど、どんなチェスセット買えばいい?という相談を割と聞くので、選ぶポイントを解説した後、私が持ってるチェスセットの紹介をします。

有名どころはどんな見た目の駒があるのかといった情報のほかに、選ぶ時のガイドラインになれば幸いです。

 

チェスセットどこで買えばいい?

結論を言えば、日本にはチェスセットを売っている場所が少ないので、大体がインターネット通販に頼ることになると私は思います。
しいて言うならおもちゃ屋さんにいくつか置いてありますが、あんまりおすすめしたくなるチェスセットは置いてないのが現状です。

本当にちょっとしたものでいいのでとりあえず欲しい!という場合は100円ショップ、100均、雑貨屋さん、ホームセンターに行きましょう。
おもちゃコーナーあたりに、折りたたむとスマホ大になる小さな折り畳み式マグネットチェスセットがあるところも多いです(ダイソーとか)。

そのあたりで満足できない場合通販の出番になります。

チェスセットを選ぶポイント

そんなもん白と黒しかないんでないの?と思われるかもしれませんが、透明なものや緑、紫などといったバリエーションがあるものもなくはないです。
こだわりがなければ白黒がいいと思います。

材質

スタンダードなものは木かプラスチックであたりでできていますが、変わったものだとガラスや大理石でできたものなどが存在します。
これは予算と相談することが多いですが、私のイメージでは木の方が良さそうに見えるものはそこそこ高価なものが多く、プラスチックは比較的低価格で大きくかっこいい駒が買えます。

使おうと思ってるチェス盤によってもどんな駒がいいかは変わりそうです。
最初からセットで売っていればそれを買えば間違いないですが、別個で売っていたら合うものを探すのは慣れないと難しいかもしれません。
基本的に木の駒には木のチェス盤が合いますし、ガラス製の駒だとガラスのチェス盤、プラスチックの駒だとビニール製のチェス盤マットを使用することも多いです。

材質は耐久性などにも直結する部分です。
私が聞いた中では、小さいお子さんが嚙んで木の駒に歯形がついたり、比較的丈夫なプラスチック製でも元気なお子さんがキングの駒を蹴っ飛ばして頭の十字架部分が折れたりといった出来事がありました。
小さいお子さんもしくは犬猫などの動物と一緒に暮らされている家庭で駒が破損する話を聞くので、もしリスクがあるなら壊れても大丈夫なように考える必要がありそうです。
壊れただけくらいなら大丈夫ですが、ケガしたら大変ですからね。

 

大きさ

先ほども申し上げましたが、本当にチェスセットならば何もこだわりがないという場合は、100円ショップやホームセンターのおもちゃコーナーに行けば安価に手に入ります。
しかし、ポーダブルチェスセットなのでものすごく小さいです。

もちろんそういうのは大会などの場では使うことができません。

大会などトーナメントで使用するものはキング、王様の高さ(身長)が3.75インチのものが標準サイズのようです。
3.75インチと言えば9.5cm(センチメートル)よりちょっと大きいくらいなので、実際手に取ってみると、思ったよりデカいという印象の人が多いと思います。

そんなでかいと感じることもないでしょー?と思うかもしれませんが、キングが10センチメートルあるチェス駒に合うチェス盤って一辺が50センチメートル超えます。
思ったより場所取るんですねー。

なのでこのあたりは何に使いたいかということを考えてそれにフィットするチェス駒、チェス盤を買う必要がありそうです。

重りやマグネットあるなし

大きめのチェス駒って倒れやすかったりするんです。

なので、もしそういうのが気になるならおもり入り(ウエイト入り)の物や、マグネット式でもうはり付くタイプを買うといいと思います。

もちろん重りがあるものとないものがあればある方が値段は高いです。
ただし、重りのあるものは古かったり行き届いてないものを買ってしまうと、重りが駒の内部の接着があまくなってて、振るとスプレー缶やマーカー振ったときみたいな感じに内部で重りが移動してカチカチ鳴るものがあります。

買ったところに言えば交換してもらえるのかもしれませんが、めんどくさいことがあるとは覚えておいた方がよいかもしれません。
私の運が悪いだけかもしれないですけど結構な割合でそういうの引きました。

 

スタイル

駒の見た目を大きく左右するものです。

圧倒的に人気なのはスタントンスタイルのチェス駒ですが、ポーランド製スタイルチェスセットもファンが多く、他には現存する最古のチェス駒ともいわれるルイス島スタイルのチェス駒レプリカや一風変わったセントジョージスタイルチェスセットなども売られているのを見ます。

と、言葉だけ並べられてもどんな見た目なのよ?と思われそうなので、それぞれとりあえず楽天のリンクを張っておきます。
それぞれのスタイルにもバリエーションの違いがいくつか多少あります。

見た目はやる気にも割と直結するので、画像があればよく見て判断するに越したことはないと私は思います。

スタントンスタイルのチェス駒
チェス界で最もポピュラーなスタイルのチェスセット。大会などの競技用の駒は大体がこのスタイルになります。
ただし、同じスタイルでも最も普及しているだけに細かいバリエーションが多いようで、同じスタイルの駒でも見た目が気に入るものあまり気に入らないものなどの差が出やすいです。
おすすめ度
良い点 それなりの大きさの物であれば大会でも使える。
多くの人がチェスの駒と聞いて想像するスタイルの駒。
悪い点 特にナイトにバリエーションの違いが多く、よく見ずに買うとあまり見た目が気に入らなかったということが起こり得る。
備考 迷ったり、どれを購入したらいいか分からなければこのスタイル一択。
キングに十字架のようなものが乗ってるのが目印。

 

ポーランド製チェス駒
チェスをやっていると目にすることがたまにあるけどなんて言うチェスセットだろう?と思ったり、気になったりする人も多いスタイルのチェスセットです。
一部でファンの人もいると割と聞きます。
おすすめ度
良い点 界隈にファンも多い。
他のチェスセットと比べ、チカチカせず多くの人にとって目に優しい色合い。
悪い点 新品はにおいがきつい駒らしい。
備考 通な人向け。
特徴的なクイーンの外見。

 

セントジョージスタイルのチェス駒
セントジョージスタイルは今のスタンダードであるスタントンスタイルの前の18世紀ごろに流行っていた駒のスタイルだそうです。
古風なイメージを作れそうに思えます。
おすすめ度
良い点 歴史を感じられる。
なかなか見ないのでレア感がある。
悪い点 特にキングとクイーンなど区別がつきづらいと感じる人が多い。
備考 マニア向け。
細長く、くびれの部分が全体的に多い印象の駒。

 

ルイス島スタイルのチェス駒
大英博物館にある、現存する世界最古と言われるチェス駒を模した駒スタイルです。
元々のは12世紀のものと思われるそうですね。
映画ハリー・ポッターの小道具でも登場したこともあり、オリジナルは博物館の中でも割と人気のある展示物だそうです。
おすすめ度
良い点 かなり歴史を感じられる。
インテリアとしてもよい。
悪い点 この駒自体に慣れていないとどれがどれか全く区別がつかない。人によってはチェスの駒と認識されない可能性もある。
備考 チェスの駒に見えづらいチェスの駒ということで逆にいいことがあるかもしれない。
実践や競技用ではなく装飾品として人気がある。

筆者が初めに買ったチェスセット

参考までに私が初めに買った本格的なチェスセットをご紹介します。

色は白黒、材質はできれば木で高ければ他のもあり、大きさはトーナメントでも使えるサイズ、重りはあった方がいいな程度、スタイルはスタントンで探しました。

今のところは満足してます。
しかしでかいし折りたたむわけにもいかんし持ち運びにくいなーとは思ってましたがポスター収納用ケース買って持ち運びしたら苦にならなくなりました。

持ち運ぶことを視野に入れるなら買っといたほうがいいと思います。

では、皆様のチェスライフがはかどることを祈っています。

 

ABOUT ME
くろーりん
チェスブロガー、くろーりん。 チェスのルールを知らなくても楽しい。 ルールを知ってるともっと楽しいブログを目指します。 チェス情報発信歴10年くらい。 チェスの強さはいまいちなので、雑学やTIPSなど「チェスって面白い」と思っていただけるブログ制作を心がけます。 (当ブログはリンクフリーです) Vtuberとしてyoutubeで配信もしているので、ここの下のyoutubeアイコンからぜひお越しください。

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