ひきこもり特有の「とある現象」 | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

高校中退後、ひきこもりを経験し20代後半で介護士になりました。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

ひきこもっていると起こる、

とある現象があります。

 

これは私の体験談ですが、

似たような経験をしたひきこもりの人も

多いのではないでしょうか。

 

 

ニュースを見ると暗い話ばかり、

ネットには凄惨な事件や、

絶望的な未来予測が、

至るところに転がっている。

 

刺激的で衝撃的なことほど

記憶に残ります。

 

ましてや、何か傷を抱えた結果

ひきこもる人が大半なので、

イヤなニュースが普段より響いてきます。

 
テレビの絵
 

なので、世の中は

暗くて怖くて絶望的なものだと

勘違いしてしまうのです。

 

そんな世の中、

ただひきこもっているだけの、

無力で経験値も低い自分。

 

地獄みたいな世界で、

自分が生きていけるビションが見えず、

怖くて、怖くて堪らなくなります。

 

人は恐怖を克服しようと思った時、

恐怖の対象を分析しようと試みます。

 

分析するためには、

多くの似たケースが必要なので、

自分から

暗いニュースを探してしまうのです。

 

そしてどんどん、

世間を見る目が歪んでいきます。

 

運良く恐怖の克服方法を見つけても、

安心なんかできません。

 

人生は地獄みたいなものだ。

そう思い込んでいるので、

次は別の恐怖を分析していきます。

 

しかし、恐怖を突き詰めていくと、

絶対に克服できないものに

ぶつかります。

 

克服できなければ、

自己効力感が下がり、

更に小さなことにも怯えます。

 

「こんな時はどうしよう…」

「あんな時はどうしよう…」

 
たくさんのはてなマーク

 

本人は現状を変えたくて、

良くしたくて、

行っていることなのですが、

状況は悪くなるばかりです。

 

こうなると、

恐怖を探す→負の感情が強くなる。

このくり返しです。

 

不安、恐怖、無力感、猜疑心、

敵意、害意、憎悪、焦燥、

終わりなき負の感情に支配される、

まるで無限地獄です。

 

世の中すべてが怖く、

悪く見えてしまう、

無限地獄のような現象は、

厄介なことに、

外に出ても良くなりません。

 

恐怖と無力感を持ったままの外出。

途中で逃げ帰ることが大半です。

 

何とか外出の目的を達成しても、

外のあらゆる人や物に怯えつつ、

なんとか耐えて外から戻る。

 

そうして得られたものは、

少しの達成感と大きな疲労感、

それに、

しんどかったという記憶です。

 

辛い記憶は恐怖の源になります。

その記憶は外の世界に対する、

恐怖を増幅させるでしょう。

 

ではどうするか?

本来は『気にしない』ことが

一番です。

 
希望のイメージ

 

ただ、これが難しい。

それができれば苦労はしません。

 

運動で無になれる時間を多く作る。

自己肯定感を

高めるトレーニングをする。

心療内科などの専門家に相談する。

環境を大きく変えてみる…

 

気にしない方法は人によって違うし、

正解なんてきっとありません。

 

ただ、私が見た現実として、一言。

「世の中のほとんどのことは、

何とかなる。」

 

何とかならないことは、

事前に対策を考えていたとしても、

大概はどうしようもありません。

 

それに、

この無限地獄現象に陥った人は、

今まで散々悩み、考えてきたはずです。

 

なので、ここからの人生

『何も考えない』

くらいの気持ちで生きた方が

丁度良いのではないでしょうか。

 

人生怖くて溜まらないのは、

人生を諦めていない証拠です。

決して臆病なわけではありません。

 

恐怖で一步を踏み出せないのは、

多くのものと戦った証拠です。

決して無力なわけではありません。

 

少しずつ自分を赦して行きましょう。

 

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サムネイル
 

駄文失礼致しました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!