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8/15は終戦の日です。
介護士という仕事柄、戦争を経験された高齢者の方と接することが多く、介助中やふとした時に戦争体験を話して下さる利用者様もおられます。
武勇伝のように戦争体験を語る人、古い記憶として淡々と語る人、恐怖を分かち合うように語る人……。
その話し方は様々です。
話しの内容も疎開した話や食糧に困った話、空爆の話や徴兵検査の話など様々で、戦時中の痛み苦しみが伝わる話が多いです。
内容も話し方も様々ですが、皆さんが共通して言われるのは「戦争は絶対にしたらあかん」ということ。
リアルなエピソードと共に言われる戦争反対は特に心に響きます。
そんな貴重な話も戦後79年ともなると戦争経験者の方が少なくなり、聞ける機会も減っていきます。
戦争に行っていた経験があるご存命の方は90代以上になっておられるはずです。
また、ご存命の方でも認知症の進行や疾患等により戦争体験を語ることが難しくなるケースもあります。
私が介護士として働き出した頃、約10年前でも「戦後に生まれた」という利用者様がおられました。
そして最近はそういう利用者様や「戦時中に生まれたけど幼すぎて記憶にはない」という利用者様がかなり増えました。
もっと前、私が小学生の時には「自分のおじいちゃん、おばあちゃんに戦争の体験談を聞いてみましょう」という宿題が出るほど戦争経験者は身近におられました。
戦争経験者が少ない=長い間戦火に見舞われていない という証なので、平和を喜ぶべきかもしれません。
その一方で今後も平和な世の中が続くように、私が聞いた話を子どもや孫に語り継ぎたいと思います。
※ブログ更新休止中ですがタイムリーな話なので記事を上げました。
今後の更新は未定です。
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