シベニクは、クロアチアのアドリア海沿岸にある小さな町です。クロアチア観光の定番とは言いにくい小さな町ですが、私たちはすっかり気に入ってしまいました。今回は、私たちが感じたシベニクの魅力をお伝えします。
シベニクとは
シベニクは、アドリア海沿岸の小さな都市です。クルカ国立公園やコルナティ国立公園へのアクセスも良く、アクティビティの拠点にもなります。
また、シベニクは、ザダールとスプリトの中間に位置します。このことから、都市間の移動途中に立ち寄る人が多いようです。ですが、私は最低でも一泊することをお勧めします。
オーシャンビューの宿が格安
シベニクに宿泊することをお勧めする理由の一つは、オーシャンビューの宿が格安だということです。もちろん、ホテルを探すとかなりの値段がします。ですから、Booking.comで民泊を探すのがおすすめです。
クロアチアのいろいろな都市を巡りましたが、沿岸の都市でも、オーシャンビューの宿を探すのがかなり難しかったです。ですから、美しいアドリア海を眺めながら、静かにのんびり朝ご飯を食べる、というのは、かなり贅沢な体験でした。
また、バルコニーでビールを飲みながら眺める夕日も、とても美しかったです。クロアチア観光の合間にのんびり一息つきたい、という場合、シベニクは最適の都市だと思います。
旧市街が美しい
また、シベニクの旧市街は、入り組んだ迷路のようでした。なんと、グーグルマップにも、正確な道は記されていません。また、山間の都市なので、階段も多くあります。
ですから、この道はどこに続くんだろう?この先には何があるんだろう?なんて、思いながら探索するだけでも、あっという間に半日がたってしまいました。
さらに、シベニクはあまり観光地化されていません。もちろん、旧市街の中心地には土産物店などがありますが、さほど数も多くなく、のんびりとした雰囲気です。
また、旧市街の中心地を少し外れると、地元の人々が住んでいるエリアになります。実際に生活がある古い街並みは、観光地化された都市とは全く違う味わいがありました。
アクティビティの拠点にも
さらに、シベニクはアクティビティの拠点にもなります。シベニクからは、クルカ国立公園と、コルナティ国立公園へのアクセスが良好です。
クルカ国立公園
クルカ国立公園は、ザダールからバスで行くのが主流です。しかしシベニクからなら、ボートで行くことができます。残念ながら、私たちは業者の手違いで陸路になってしまいましたが。
ただし、クルカ国立公園自体は、プリトビチェ国立公園よりも小さく、迫力も控えめで、正直さほどおすすめではありません。ですが、プリトビチェ国立公園に行く予定がなく、それでもクロアチアの湖を楽しみたい、という場合にはおすすめです。
コルナティ国立公園の島巡り
さらに、コルナティ国立公園の島巡りも楽しかったです。実は、私たちはクルカ国立公園へのツアーを予約していたのですが、業者の手違いで島巡りツアーに入れられてしまいました。気づいた時にはコルナティ島。そこから引き返してクルカに行くことも提案されましたが、せっかくなので島巡りを楽しみました。
コルナティ国立公園の島は、どれも石灰岩質でゴツゴツとしています。その島々を、ジェットボートで巡ります。ほとんどの島は無人島だったり、定期船がなかったりと、かなり秘境感がありました。また、これらの島は、ヨーロッパの富裕層がクルージングでめぐる場所のようで、ヨットやボートをいくつか見かけました。
それぞれの島でシュノーケリングをしたり、ちょっとしたハイキングをしたりしました。また、カフェがある場合はビールを飲んでのんびり、なんて楽しみ方もあります。予定外のツアー参加でしたが、かなり満足度が高かったです。
シベニクは一泊二日がおすすめ
以上のことから、私は、シベニクに一泊二日することをお勧めします。
具体的には、朝、他の都市から到着。シベニク発のアクティビティに参加します。その後、夕方涼しくなってから、旧市街を巡ります。二日目は、朝涼しいうちに旧市街を巡り、掘るにはほかの都市に移動する、というものです。
ただし、時間が限られる旅行の中では、一泊二日はあまり現実的ではないかもしれません。それでも、夏のクロアチアはかなり暑く、シベニクも例外ではありません。ですから、移動途中に立ち寄って日中に観光、というのは、かなり体力を削がれるのではないかと思います。
それなら、やはり私は、シベニクに一泊二日をお勧めします。
シベニク以外は?
それでは、シベニク以外にはどのような都市があるのでしょうか?クロアチアの各都市の特徴をまとめました。
クロアチア旅行のすべての記事はこちらです。