HSP

【体験談】今だからわかる!わたしが社交不安障害になった原因(接客業:仲居編)

わたし

はあ・・。また人や人の視線が怖くなってしまった。

わたし

恐怖で頭が真っ白。どうしよう、仕事が回せない・・。

わたしは約12年間社交不安障害を患っていました。主な症状は視線恐怖でした。現在は克服していて、無理のない自分に合った生活を心がけて過ごしています。

社交不安を患っていた当時は、自己肯定感がとても低く、自分のこともよく分かっていなかったので、無理をして自分に負荷をかけすぎていました。今振り返ると、自分が社交不安障害になってしまった原因がわかります。

今回はその原因をまとめていきたいと思います。

わたしは20代半ばに旅館の仲居として働いていました。症状が出て辛くなり、1年で仕事を退職してしまいました。当時の自分の心境や職場の環境などをふくめて、社交不安障害になってしまった原因を探っていきたいと思います。

なお今回の内容は専門家による診断ではなく、体験者として、わたしの考察をメインにお話をしています。不安障害になる人の心理や気質として共感できるものもあると思うので、参考にしてもらえると嬉しいです。

本編に入る前に、自己紹介をさせてください。

運営者の似顔絵

わたしは現在保育士として働いています。

幼い時から人間関係に悩み、社会人で社交不安障害・視線恐怖症を発症。克服までの12年間の道のりをつづった記事はこちらです。その当時は眠れないこと強迫観念・強迫行動にも悩まされていました。

現在は繊細で疲れやすい気質=HSPであることを認識して、無理のない生活を心がけて過ごしています。

自己紹介でも述べたようにわたしはHSPです。HSPとは刺激に敏感で繊細な気質を持って生まれた人のことをさします。

今回HSP目線で、解説している部分が多いので、HSPについて詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

徹底解説!わたしが社交不安障害になった原因11つ

ではここから、当時のことを振り返りながらわたしが社交不安障害になって原因をみていきたいと思います。

最初に結論を言いますと、その原因は以下の11つです。

【わたしが社交不安障害になった原因】

  1. いい子ちゃんを演じていた
  2. 劣等感が強い
  3. プレッシャーに弱い
  4. 人に見られて作業することが苦手
  5. みんなと仲良くなろうとしていた
  6. 怖い人が職場に多かった
  7. 症状を打ち明けた
  8. スタッフの入れ替わりが多い
  9. 完璧主義で無理をしていた

番外編

  1. 生活リズムの乱れ
  2. 住まいの環境が自分に合わなかった

それでは各項目を詳しく見ていきたいと思います。

原因① いい子ちゃんを演じていた

愛想笑いする人のイラスト

わたしは就職当時、いい子ちゃんを装っていました。

仲居は初めての経験した仕事でしたが、どこか自信がありました。それはいい子ちゃんという強い鎧を身にまとっていたからです。

そのヨロイのおかげで

先輩

仕事覚えるの早いわね

先輩

しっかりしてるね

など、ほしかった言葉をたくさんいただきました。

しかしいい子ちゃんのデメリットは、自己肯定感が低いということと、小さな失敗で挫折しやすいということです。

わたしも自分がミスをしてしまったことで、「使えない人」「実はできない人」という見方をさせたと思い込んでしまいました。いい子ちゃんキャラが崩壊してしまったことに焦りを感じてしまったのです。

ワンポイントアドバイス

いい子ちゃんは、他人の顔を伺い他人軸になりがち!「いい子ちゃんじゃなければ、受け入れてもらえない。」という思い込みももちやすい。

いい子ちゃんを演じなくても大丈夫です。自由に自分を表現していきましょう。日頃から自分のしたいことや意見をしっかりともち、自分軸を大切にしていきましょう。

【卒業しよう】いい子ちゃんをやめたいHSPさん必見。いい子ちゃんになる理由を知ればやめ方がわかるの記事でいい子ちゃんの卒業の仕方をお話しています。

原因② 劣等感が強い

両手で顔を覆い、落ち込んでいる人の写真

当時わたしは他人と自分を比べて劣等感にかられていました。例えば次のような人のことを羨んでいました。

  • みんなに人気がある人
  • 社交性がある人
  • お客さんに気に入られる人
  • 仕事を楽しんでいる人
  • プライベートが充実している人
  • 悩みがなさそうな人
  • 自分の意見がはっきり言える人
  • 若くて可愛い人
  • 自己肯定感が高い人

挙げたらきりがないですね。

当時のわたしは自分のことが大嫌いで、自分の存在意義も分からないほどでした。だから周りの人が羨ましくて仕方がありませんでした。

相手と比べては、落ち込んだり、自分を責めたりしていたので心はどんどん疲弊していきました。

ワンポイントアドバイス

わたしはまだ劣等感を感じてしまうことがあります。長い間劣等感と共に過ごしてきたので簡単に抜けきらないようです。

ですがこの劣等感を冷静に見つめることができ、手放す努力ができるようになりました。

それは自分を受け入れられるようになったからだと思います。弱さをもっている自分も苦手なことがある自分もありのままの自分だとわかったのです。

自分を正しく知ること」をぜひやってみてほしいと思います。

HSP気質でお悩みの方必見。ありのままの自分を受け入れて自分らしくいきていこうの記事で個性を受け入れる大切さについてまとめています。

原因③ プレッシャーに弱い

頭を抱えて悩んでいる人の写真

当時のわたしは仕事にプレッシャーを感じやすかったです。承認欲求も強かったので、きちんと仕事をこなそうという思いも強く、手を抜くということができませんでした。

わたしが務めていた旅館は老舗旅館だったこともあり、お客様からお心付け(チップ)をもらうこともしばしばありました。わたしはそれに見合うようなサービスを提供しなければと思い、それが強いプレッシャーとなってしまいました。またリピーターや常連客も多かったので、旅館の評価が自分のサービス次第で決まってしまうという思いに駆られてしまいました。

もちろんお客様を満足できるようなサービスを提供することが仲居の大切な仕事ではありましたが、必要以上にわたしはプレッシャーを感じてしまっていました。

原因④ 人に見られるのが苦手

視線を感じ怯える人のイラスト

HSPさん人の気配や視線を感じ取りやすく、人に見られながら作業を行うことが苦手です。周りの情報が気になってなかなか作業に集中できません。

仲居の仕事のひとつにお部屋食の提供がありました。お客様の前で食事の支度や鍋のセッティング、メニューの説明、下膳などを行なっていました。

緊張やプレッシャーを感じてしまうと、より人の目が気になってしまいました。これが「人に見られている」という恐怖に変わり、視線恐怖症につながっていきました。

原因⑤ みんなと仲良くなろうとしていた

当時のわたしは「みんなと仲良くなければいけない」と思い込んでいました。社交性があることを知ってもらうことで、みんなに認めてほしかったのだと思います。苦手なタイプな人にもわたしは自ら歩み寄るタイプでした。

仲居をしていたとき、このような同僚の女の子がいました。

  ・言葉遣いが荒く、破天荒

  ・遅刻や職場のルールを破ることが多かった

  ・気に入らない人に対して態度が厳しい

  ・疲れていたり嫌なことがあったりすると怒りやすい

  ・日常的に愚痴が多い

わたしにとっては刺激が強い存在でしたが、同い年だったこともあり、「仲良くしなきゃいけない」と思い込みんでいました。ご飯や遊びに誘われたら気が乗らなくてもOKの返事をすることもありました。

心のどこかで嫌われたら厄介なことになる・・。と感じ、その子の存在を恐れていたのかもしれません。

ワンポイントアドバイス

みんなと仲良くなる必要はありません。みんなと仲良くしてしまう人の中には、相手のことを嫌ったり、苦手意識をもつことに抵抗感がある人がいます。

そのことで悩んでいる方は「人を嫌いになってもいい」「苦手意識をもつことは当たり前」という意識をもつようにしていきましょう。

そして苦手だと思った相手には自ら近づいていかずに、程よい距離で関わっていくようにしましょう。

原因⑥ 怖い人が多い職場

威圧的な上司の写真

わたしの務めていた職場には怖い先輩やスタッフさんが何名かいました。

【仲居の先輩】

先輩の仲居さんは姉御肌が満載で、言葉遣いにキレがありました。 

先輩

おい!それ違うだろ?

先輩

~しろって言ってんじゃん。何度言われたら分かるの?

厳しい中にも愛があると思っていたので、へこたれてはダメだと自分にカツを入れながら働いていました。

人格を否定するような言葉をかけられたこともありました。しかしわたしは、どんな時にもどんな相手にでも「嫌われたくない」という思いが働き、ヘラヘラしていることが多かったです。

【板前さん】

板前さんの仕事場は独特の緊張感があります。それは親方と弟子たちの昔ながらの関係性があるからだと思います。親方は仲居にはあまり厳しくありませんでしたが、板前のスタッフにはとても厳しかったです。

怒鳴り声や弟子に手が上がることもしばしばでした。そのため調理場はいつも緊張感が漂っていました。

仲居は料理を調理場に何度も取りにいかなくてはいけません。料理を落としてしまったり、取り間違いがあったりすると板前さんたちに怒られることもあったため、わたしはいつもビクビクしていました。

ワンポイントアドバイス

HSPさんは人の怒った表情や声のトーンに敏感です。なので人に怒られることが苦手な方も多いです。その詳細は【心理分析】怒られるのが怖い。これって何かの病気なの?それ、HSPの気質が関係しているかもしれませんという記事にまとめています。

威圧的な性格の人は、気弱な人に対して攻撃的になることがあります。【対策あり】上司が怖くて萎縮してしまう。威圧的な上司との関わり方を伝授の記事の中でその時の対策をまとめています。

怖い上司がいたり、ピリついた雰囲気だったりする職場はHSPさんには合わないかもしれません。状況を自分の力で変えることは難しいので、必要に応じて転職という選択肢も視野に入れるといいでしょう。

原因⑦ 症状を打ち明けた

緊張して胸に手を当てている人の写真

自分が社交不安障害であることを社会人になり初めて職場の人に伝えました。当時のわたしは本当に限界を感じていました。朝起きた瞬間から恐怖を感じ、働いている最中も恐怖で体が動かない状態でした。

そんな時に自分の病気のことを周りに打ち明けました。

わたし

打ち明けることで恐怖が抜けるかもしれない。

わたし

わたしの全てを受け止めれもらえるかもしれない。

わたし

肩の荷が降りてリラックスして働けるかもしれない。

そう思ってカミングアウトすることを決意しました。

最初に伝えた相手はお世話になっていた先輩でした。わたしの病気のことを聞いた先輩は否定もせず、ただ話を聞いてくれました。そして理解もしてくれました。その時は先輩に対して感謝の思いと安心感が生まれ、清々しい気持ちになったことを覚えています

ですが恐怖感は再びやってきて、先輩に対する罪悪感と良くならないプレッシャーでまた追い込まれていきました。

ワンポイントアドバイス

自分の病気のことをカミングアウトするべきかどうかについては、その人の間柄や信頼度にもよると思います。

ただ「理解してくれるはずだ」という思いで告白をしても、理解してもらえないこともあるでしょう。【退職体験談】視線恐怖症を上司に告白したときの反応を公開。受け止めてくれる?軽くあしらわれる?の記事でも紹介していますが、わたしもそのような経験があります。

人は自分がよく分からない話や体験していないことに対して、最初は不信感や戸惑いを感じることが多いです。なので告白する際には一度冷静になって、伝えるべき相手かどうかをよく考えるようにしましょう。

原因⑧ スタッフの入れ替わりが多い職場

人混みの写真

HSPさん集団生活が苦手です。人が多ければ多いほど苦手な刺激に触れる機会や気を使う場面も増えていくので、疲れやすくなります。

またHSPさんは、ゆっくり物事を考えるため不特定多数の人と関わる環境も苦手です。とっさの対応や判断が増えるためです。

わたしが務めていた旅館は派遣で勤めている人が多いこともあり、入れ替わりが多かったです。3ヶ月ごとの契約なので、コロコロ人が変わっていきました。

所属感を得たかったわたしは新しく入ってきた子に対して「いい先輩」「優しい先輩」「面白い先輩」であろうと努力していました。それも無理をしていた原因の一つでした。

  

ワンポイントアドバイス

HSPさんは人間関係でストレスを感じやすいです。HSPさんは真面目な方が多いので、コミュニケーションや関係作りで無理してしまうことがあります。

【対策あり】HSPさんは職場の人間関係に疲れやすい。苦手なタイプの人間とは?その理由も解説の記事でも紹介していますが、HSPさんは人間関係におけるストレスを軽減するための工夫が必要です。

例えばひとりで作業する時間を作ったり、人との関わりが少ない職場を選んだりすることです。

自分の苦手とすることを自分が1番に受け入れ理解し、自分を守っていくことが大切です。

原因⑨ 完璧主義的思考

これまでの原因を振り返ると、いたる所で自分の「完璧主義」な一面が自分自身を苦しめています。

例えばこのような時です。

  • いい子ちゃん→いい子ちゃんでいるために完璧を目指そう
  • 劣等感が強い→完璧じゃないからみんなより自分は劣っている
  • プレッシャーの弱い→プレッシャーに負けない完璧な心を手に入れたい
  • 人に見られることが苦手→人の目なんか気にならない完璧な人間になりたい
  • みんなと仲良くなろうとしていた→完璧な人生は友だちが多い
  • 怖い人が多い職場→ビビらない完璧な心がほしい
  • 人の入れ替わりが多い→どんな状況、どんな人間に対しても完璧に対応したい

完璧を目指そうと頑張るのですが、手が届かずさらに自分を追い詰めていました。

ワンポイントアドバイス

完璧主義な人は「こうあるべき」という思考が強いです自分にも相手にも厳しくなり、心がどんどん疲弊していきます。

完璧主義な人は自分の弱さや苦手なことを受け入れられていない人が多いです。「自分はこんなんじゃない」「自分はもっとできるはずだ」と、自分の気質や能力を越えようとして無理をします。

完璧主義な人は真面目な人が多いので、妥協や手を抜くことが苦手だと思いますが、

  • 常に100点を目指してしまう人は60点くらいを。
  • 物事を白か黒で判断してしまう人はグレーな部分を。

受け入れる勇気をもつようにしていきましょう。

徹底解説!わたしが社交不安障害になった原因 番外編

ここからは少し視点を変えた情報をお届けします。

現在わたしはHSPだと自覚して過ごしています。何度かお伝えしたように、HSPは繊細で刺激に敏感なため疲れやすいです。

そのため日頃から自分の疲れを癒す環境を整えることが大切です。わたしも自分の疲れにきちんと目を向けて、自分をいたわりながら過ごすようになりました。

当時のわたしはそんなことを考える余裕もありませんでした。自分を大切にするという意識は全くなかったのです。仲居時代の生活はHSPのわたしにとったら悪条件であったと感じています。

社交不安障害になった主な原因は承認欲求や劣等感などの心理的な問題や職場の人間関係のストレスであったと感じています。

しかし生活リズムの乱れや自分の疲れをきちんとケアできない環境もメンタルを崩した原因のひとつであったと今になっては思います。

ここでは当時の生活を振り返りながら、その原因をみていきたいと思います。

原因① 睡眠不足・栄養不足

気持ちよく眠る人の写真

HSPさんはとても疲れやすいため、睡眠時間の確保がとても大切です。

しかし仲居の仕事は朝が早く、終わる時間が遅いため、きちんと睡眠時間が確保できませんでした。職場によって異なると思いますが、わたしの職場は朝は6時出勤で、仕事が終わるのが22時頃でした。(その分、中抜けの休憩時間が長いです。そこで昼寝をすることができます。)

帰ってゆっくり体を休められる時間がなく、疲れが取れない状態であったことを覚えています。

終わる時間が遅ければ夜ご飯も遅くなります。当時は自炊ができる余裕はほとんどなく、コンビニ食で済ませることが多かったです。不健康な食生活になっていました。

ワンポイントアドバイス

【これって病気?】「眠くなりやすい」HSPさん必見。脳と心が疲れやすい気質から読み解くの記事でHSPさんの疲れやすさをさらに詳しくまとめています。

寝不足はHSPさんには大敵です。夜更かしせずに、早めの就寝を心がけましょう。

また疲れにくい体作りをするために栄養バランスのとれた食事も大切です。食べることでエネルギーを生むため、疲れやすいHSPさんは食事をしっかりととりましょう。

わたしも食事の大切さを学んでからは、栄養バランスのとれた食生活を心がけるようになりました。

私のツイッター(@annkomochidesu)で朝食のメニューと栄養の豆知識を投稿していますので、興味のある方はご覧になってみてください。

原因② 住まいの環境

寝室の写真

HSPさんにとって体を休める住まいの環境も大切です。HSPさんは刺激に敏感であるため、家にいて騒音や異臭などの刺激がある場合、強いストレスを感じてしまいます。

また身体を休める環境が整っていなければ、日中の疲れを癒すことができなくなり、疲れがどんどんたまっていってしまいます。

仲居は住み込みで働いていました。会社が管理している寮で生活をしていました。わたしが借りていた寮は比較的に綺麗でしたが、壁が薄かったため音の刺激を受けやすかったです。

隣や上に住む人の生活音がよく聞こえてきて、気になってしまいました。

寮には職場の人たちもいるので、休日にも顔合わせることがありそれも小さなストレスでした。

またわたしの隣に住んでいたのは、わたしが怖いと思っていた先輩でした。

わたしは自分も音を立てないように気をつけていたので、日頃から神経を使って過ごしていました。

ワンポイントアドバイス

【体験談あり】疲れの取り方が知りたいHSPさん必見!まずは住まいの環境に目を向けようの記事で、住まい選びや家の中でできる工夫などについてまとめています。

今の住まいがほっとできる環境、しっかりと疲れを癒せる環境かを見直してみましょう。もしストレスを感じる原因があるのなら、できる対策を考えていきましょう。

まとめ

今回はわたしが旅館の仲居として働いていた時のことを思い出しながら、社交不安障害になった原因を振り返ってみてきました。

まとめ

【わたしが社交不安障害になった原因】

◎心理的な問題や職場の人間関係における原因9つ

  1. いい子ちゃんを演じていた
  2. 劣等感が強い
  3. プレッシャーに弱い
  4. 人に見られて作業することが苦手
  5. みんなと仲良くなろうとしていた
  6. 怖い人が職場に多かった
  7. 症状を打ち明けた
  8. スタッフの入れ替わりが多い
  9. 完璧主義で無理をしていた

◎自分の疲れをためていた原因2つ

  1. 生活リズムの乱れ
  2. 住まいの環境が自分に合わなかった

わたしは小さい頃から、いい子ちゃんを演じ、完璧を目指すようなタイプでした。30歳になりようやく自分というものがどういう人間かを理解できるようになりました。

それまでずっと自分のことがよく分からずに、劣等感や完璧主義な考え方を積み重ねて生きてきました。その思考の癖は執着し、簡単にゆるめることはできないということを実感してきました。

ただ時間をかけて手放していけることも体感しています。

HSPさんはもともと繊細なので、物事を深刻に注意深く考える方が多いです。その分、自分を追い詰めやすく精神的にも負担がかかりやすいと感じています。

実際にHSPのわたしは無理をしすぎて社交不安障害を発症しました。自分の経験から見えてきたHSPと不安障害とのつながりを不安障害とHSPの境界線を体験者の目線から解説の記事にまとめています。

HSPさんは自分の打たれ弱さも自分の個性のひとつとして、自分を大切にする行動を選択していってほしいと思います。

最後に+αで自己紹介

わたしはHSPであると伝えてきましたが、HSS型のHSPです。

HSS型とは楽しそうなことやワクワクすることが好きな刺激追求型の気質をあわせもった気質の人のことをさします。HSS型HSPについて詳しく知りたい方はこちら。

わたしが旅館の仲居の仕事を選んだ理由は、海外を一人旅したかったからです。仲居の仕事は住み込みだったので、一気にお金が貯めて海外旅行に行こうと思って就職をしました。

海外に対して刺激を感じることもHSS型も特徴といえます。その詳細は【HSS型HSPの特徴】海外に関心をもつ人が多い。HSSさんにとって海外は刺激の宝庫!の記事でまとめています。

ではこの辺で終わります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。