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テリーとリアンです
前回は『【ペットの医療費】愛犬を迎える前に想定してる?テリーとリアンが『無病息災』でも1年に○○万円かかったよ!』をご紹介いたしました。
が、当然年間決まった医療費だけで収まる訳はないですよね。風邪や下痢嘔吐、さらには怪我や散歩中に毛虫踏んでカユイカユイ…などなど。上げていけばキリがありません。
今回は医療費に関してもう少し深掘りしていきたいと思います!
この記事でわかること
- ペットを飼育するのにかかる費用
- 病気にかかるとかかる費用 などなど…
リアンくん胃腸炎の顛末記
タイミングよく?先日リアンくんが胃腸炎でてんやわんや事件が発生したので、今回はそれを例に『突発的に発生した医療費の一例』を、時系列に沿ってご紹介したいと思います。
あ、もちろんリアンくんはすでに回復し絶好調ですのでご心配なく。
7/28 症状(下痢・嘔吐)発生
この日はお昼から、最近リアンが始めた『ドッグダンス』の教室に行くことになっておりました。
しかし、普段はお皿まで食べようとするほど『ごはん命』なリアンにも関わらず、朝ごはんを食べない上に、しばらくすると下痢をするようになり…嘔吐するようになり…。
「これはおかしいぞ」と急遽『ドッグダンス』をキャンセル。病院へ連れていき、プルプル震えるリアンをなだめつつ診察室へ。
テキパキと検温やお腹の様子を触診する先生に現在の症状を伝えたところ、前日食べた『梨』が疑わしいという診断になりました。
内服薬を処方していただき、しばらく様子を見ることに。
7/29深夜 下痢が悪化…血便へ
内服薬を飲ませ、とりあえずは一安心…とはいきませんでした。食欲はあるだけにご飯を出せば完食するのですが、その度に下痢はますますひどくなり、午後3時ごろには便に血が混じるように!
動物病院へ電話し指示を仰ごうとするも、少し混み合っている時間だったようで折り返しの電話をいただくことになりました。
その間もリアンはフラフラと歩いたかと思えば、ドサっと横になりプルプル…。うんちはますます水に近くなり、血の量も多くなったように見えました。心配性なばあばは居ても立っても居られなくなり「何か他に問題があるんじゃない?」「ご飯は食べさせていいのかな?」と不安でしょうがない様子。
やっと折り返しの電話が来て「食欲があるのなら今まで通りご飯あげて大丈夫。何かあれば明日以降来院してください」とのこと。
普段より少し量を減らし晩御飯を食べさせ、食後は薬が効いてスヤスヤと寝ていたのですが…日付が変わったくらいから、またプルプルと震え血便をし…さらには食べたものを全て出すほどの嘔吐。
呼吸も苦しく見えたので、急遽横浜市の夜間救急動物病院『DVMsどうぶつ医療センター横浜』へ連れて行くことに。
そこでレントゲンと皮下補液をしてもらい、レントゲンを見る限りでは「胃や腸に問題はみられず食べ物が詰まったりもしていない」「現状は吐いたりうんちしたり出来ているので良いが、それらが出来なくなると腸閉塞などの心配が出るので要注意」と言われました。
安心して良いのか不安が増しただけなのかよく分かりませんでしたが…病院に来る前よりはリアンの様子が穏やかになっていたのだけが安心材料となりました。
7/30 親びん緊急帰宅
この日は親びんは出勤のため不在。ばあばがつきっきりで看病してくれました。しかし、リアンの体調はよくならず…。午後4時過ぎにはお昼までに食べた物を全て吐き出し、相変わらず血便。
逐一ラインで報告が来るのですが、一人で見ているばあばは「1人で見てるってそんな冷静にはいられない」と気が気ではなく、不安に押しつぶされそうな状況まで追い詰められていた様子。
さすがにその状況のまま一晩過ごさせるのは良くないと思い、休憩時間をもらい一時帰宅。まだかかりつけ医の診察時間内だったので見てもらうことにしました。
結局は現状できることはなく、リアンの回復力に期待するしかありません。
7/31 血液検査で炎症反応…
翌日も体調変わらずのリアン。寝ていても呼吸は荒く落ち着かない様子でウロウロ…。少し歩いては座りプルプル…の繰り返し。
お昼過ぎに再び動物病院へ通院することにしました。
さすがにここまで回復傾向が見られないのは不安なので、血液検査をしてみることに…。結果は白血球の数値が高く、炎症マーカーのCRPも高めの数値だったので「腸内の隔壁に炎症があるのではないか?」という診断に。
手作りワンコご飯より胃腸に優しい病院食をいただき、夜ご飯から切り替えることにしました。
これで良くなっておくれよリアンくん。
8/2 改善傾向が見られぬまま…
8/1はこれまでよりも良い睡眠を取れる時間が長く、形の良いうんちも何度か見られるなど…少し回復傾向が見え始めました気がしましたが…それも日中まで。
寝る頃になるとお腹が痛むようで、腰を曲げて痛みに耐えている様子やピクピクと痙攣する姿が見られたので、日付変わって朝一番で動物病院へ連れていきました。
改めてレントゲンと触診で胃腸の様子を見ていただき、腸内に排泄物が詰まっている様子はない。血液検査をしてみても前回同様炎症している兆候があり、改善しているとは言えませんでした。
再び皮下注射を打っていただき、翌日また通院することに。
8/3 超音波検査を実施
前日の皮下注射の効果か、落ち着いて寝ている時間がかなり多くなってきました。
もはや何度目かの通院でしょうか…。その都度付き添ってくれるテリーにも疲れの色が見え始めた頃、誤飲の可能性も考慮に入れ超音波検査を実施するも所見なし。
とは言え、少しずつではあるものの改善傾向が見られていることもあり、抗生剤の内服薬を飲ませる方向で様子を見て1週間後に再度通院することになりました。
8/11 結局原因は…不明
8/3に通院した翌日翌々日あたりから、抗生剤の効果か目に見えて復調の兆しが。徐々に散歩にも行けるようになり、形の良いうんちをするようになり、プルプルしたり腰を曲げて痛みに耐えることも無くなりました。
4~5日経過したあたりには、全回復とまではいかないまでも7割くらいは回復。テリーとワンプロする姿も見せてくれるように。
その頃にはテリーも肩の荷が降りたのか、心配そうにリアンの様子を伺うこともなく、マイペースにそれぞれの距離感を保っていました。
一応前回の通院から1週間後の8/11に再度通院。血液検査で炎症の数値が通常の値にまで回復したことをもって、リアンくん完全復活となりました!
まとめ
以上、約2週間にも及ぶリアンのゲーピー奮闘記。
結局なにがきっかけで胃腸炎になったのかは不明。食べ物から…とは考えにくく、何かストレスを受けることがあったのでは?と考えたところ、体調を崩す数日前に初めて足のつかないプールで水泳をしたので…ひょっとして?
とは言え、ゲーピーが治って何よりです。
この2週間で通院した回数は7回。気になるトータルの費用は…税込67,967円。約7万円弱の出費となりました。
これはもちろんリアンの体調と、心配性な親びん一家だからこその出費であることは否めませんが、これに迫る出費は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
以前親びんは…
「テリリアンをはじめ物言えぬ動物を飼育する以上、動物病院へ行くことが必然的に多くなります。」
「狂犬病などのワクチンや定期検診、突発的な通院や老後のケアなどお世話になることは意外に多く、その時にお金のために渋ることはしたくない…と願うのは親びんだけではないはず。」
「テリリアンが、健康に長生きしてもらうためには惜しまないで出資できるよう、自分に使うお金を貯めておくことの方にメリットを感じるようになったからです!」
と書きました。
今回の出費額をご覧になれば、あながち言い過ぎではないと思っていただけましたでしょうか。もちろん『無病息災』でいてもらうことを願っておりますが、いつなんとき病院に行くことになっても大丈夫だからねテリリアン。
みなさまのコメントお待ちしております!