翁犬ブログ

老犬ラブラドールの日々

フライパンについて書いてみる

テフロンフライパン&鉄フライパンについて考察してみました。

 

<目次>

フライパンについて

多くの方が、テフロンのフライパンを使われているかと思います。こびりつきにくいですし、油も少量で良かったりしますし、確かに便利です。けれど、長く使っていると加工が剥げてきて駄目になりますよね。で、買い替えに・・・。そんなテフロン加工のフライパンと、手入れなどが面倒と言われている鉄フライパンについて書いてみたいと思います。

そもそもテフロンって?

ポリテトラフルオロエチレン(PTFE フッ素樹脂)の一種で、化学メーカー、デュポン社の商標です。

テフロンは他の物質と極めて反応しづらいため、安定していてよく滑る樹脂となっており、耐薬品性、耐熱性、耐腐食性、低摩擦係数といった特徴を持ちます。このような性質から主に焦げ付きを防ぐために、フライパンや鍋などに多く採用されています。

テフロンには毒性があると聞いたことが・・・

テフロン樹脂は、約260°Cに達すると劣化し始め、約350°C以上になると分解し、人体に有害なガスを発生させると言われています。しかし、フライパンを350度以上に熱するようなことは基本的にはないため、その毒性についてはあまり気にしなくて大丈夫なようです。

ただ、コーティングの劣化という点から、多くのメーカーにおいて、テフロンのフライパンは中火以下で使うことを推奨する注意書きがあります。(※自分もかなり長い間このことを知りませんでした。)

テフロンの何がよろしくないかって

長く使っていると、コーティングが剥がれてそこが焦げ付くんで、買い替えないといけなくなることです。一生物のテフロンフライパンというのは、料理をほとんどしないとかじゃない限り、ほぼ存在しないかと・・・。自分も昔はテフロンフライパンを使っていたのですが、数年に一度買い替える時に、なんかメーカーの消費戦略にまんまと乗せられている気がしていました。

そこである時、「一生物のフライパンが欲しい!」と思いたち、寿命の来ていたテフロンのフライパンを捨てました。で、新しく買ったのが鉄のフライパンです。

 

↑こんな感じのやつです。

鉄のフライパンはどうなのか?

買ってすぐに使えないのが、まず面倒だったりします。(※商品によっては使えるものもあります。)サビ防止に塗られている塗装を、数十分火にかけて焼き切らないといけないのです。この作業がが昨今のセンサー付きコンロだと、やっている途中でコンロの火が弱くなったりして、うまくいかないのです。これはかなり最悪です。が、十分に注意をしながら、カセットコンロなど、火が勝手に弱まらないものを使えばなんとかなります。

なお自分は、カセットガスバーナーを持っていましたのでそれでやりました。


ちなみに、この空焼きの作業は、初回だけやれば大丈夫です。(※錆びさせたり、焦げを放置しまくって焦げぐせがついてしまったりした時は、再度この空焼きで再生作業をしなければいけないこともあります。)

更に、焦げ付き防止のために調理前に油返しという作業をしたり、洗浄後錆びないように油を塗る必要が毎回あります。また、時に焦げ付かせてしまったらフライパンの再生作業をしないといけなかったりと、結構マメに面倒を見ないといけないので、テフロンのフライパンに比べると扱いは断然めんどくさいです。

料理器具を愛着を持って使いたい、また、手入れの作業なども料理の一環として楽しいと思えるような方でなければ、正直おすすめすることはできないかと思います。

しかしながら鉄フライパンは

一生物なので、フライパンを育てていくという楽しみがあります。慣れてきてフライパンに愛着が湧いてくると、手入れもさほど面倒というわけではなく、前記のようにむしろそれが一種の趣味的なものにもなりますし、油がなじんでいい黒色になったフライパンは、焦げ付きも少なくなります。また、フライパンの鉄成分が料理につくので、貧血防止の効果もあったりします。更には素材が鉄なので熱効率が良く、餃子などをカリフワに焼くのもお手の物だったりします。

ちゃんと面倒を見れば、長く使えば使うほどいい感じになっていきますし、よほどのことがない限り、破損などもありませんので、本当に一生物として使えます。ちなみに自分の鉄フライパン&鉄中華鍋は、もう15年以上使っていますし、今後も手入れさえちゃんとすれば、次世代まで使えです。

そんな訳で

買い替えてもいいから、楽に焦げ付きなく簡単調理を楽しみたいという方は、テフロンフライパン一択かと思います。

が、一生物が欲しい方や、料理器具にこだわりがあったり、また、調理法にも凝りたいという方であれば、迷わず鉄フライパンをお勧めします。

以前記事にしましたが、自分の場合は鋳鉄製の、極厚スキレットがついたダッチオーブンも愛用しています。これで餃子焼くと鉄鍋餃子みたいなカリフワ仕上がりになりますし、また、ステーキも美味しく焼けます。自分にとっては鉄フライパン、最高です。

okinainu.hatenablog.jp

 

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