【2023年最新】クラブの選び方・比較・一覧まとめ【初心者でもわかる一口馬主】

近年一口馬主のクラブの活躍が著しいことやウマ娘と言ったゲームも流行り、新たに一口馬主を始めた方も多いかと思います。

しかし、一口馬主を始めるときに、みなさんはどうやってクラブを選びますか?

競馬好きなら誰しもが憧れる馬主ライフ。一口馬主なら収入の低いサラリーマンであっても馬主ライフを楽しむことができます。

ただ、前提として知っておきたいのは一口馬主は金持ちの道楽であって、お金のかかる遊び・趣味だと思った方がいいです。アーモンドアイやジェンティルドンナなど賞金を稼ぐ馬は稀です。

基本は、自分の予算と一口馬主に何を求めるかでクラブを決めるのが一番だと思います。

お金をかけてでも一発大当たりを狙いに行くか、馬主ライフを楽しみたいだけなのかで全く変わってくる。

今回は、どのクラブを選んだらいいか?!近年、クラブも多くなり、個人的にもまとめておきたく、さらに第2クラブも今後検討したいため、目的別に書いてみました。

出資馬の選び方については、下記にまとめています。参考になれば幸いです。

一口馬主クラブ一覧まとめ

クラブのまとめとして一覧にしております。

クラブ名名義募集口数募集頭数入会金一口価格月会費一口あたりの維持費募集時期サイト
サンデーサラブレッドクラブ有限会社サンデーレーシング40口約80頭32,400円30万円~400万円3,240円実費:約15,000円(入厩時)6月ごろhttps://www.sundaytc.co.jp/
社台サラブレッドクラブ有限会社社台レースホース40口約80頭32,400円25万円~325万円3,240円実費:約15,000円(入厩時)6月ごろhttps://www.shadaitc.co.jp/
G1サラブレッドクラブ株式会社G1レーシング40口約50頭32,400円30万円~250万円1,620円実費:約15,000円(入厩時)6月ごろhttps://www.g1tc.co.jp/
グリーンファーム愛馬会株式会社グリーンファーム200 口約20頭19,440円4万円~15万円3,240円実費:約3,000円(入厩時)8月ごろhttp://www.greenfarm.co.jp/
ターファイトクラブ有限会社ターフ・スポート100口/200 口約20頭10,000 円4万円~15万円正会員:3,240円(年払い割引有)
家族会員:1,080円(年払い:割引有)
6,000円(100口募集)
3,000円(200口募集)
8月ごろ https://www.turfight.com/
ユニオンオーナーズクラブ株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン100口/200口/300口/500口約40頭19,440円3万円~15万円1,200円(500口)~6000円(100口)6,000円(100口募集)
3,000円(200口募集)
2,000円(300口募集)
1,200円(500口募集)
6月ごろhttps://www.union-oc.co.jp/
サラブレッドクラブライオンライオンレースホース株式会社
400~1000 口
約20頭
21,000 円
1.5万円~40万円
3,150 円
約3,000円
(200口募集)
約1,500円
(400口募集)
10月ごろhttp://www.tc-lion.com/
ラフィアンターフマンクラブ 株式会社サラブレッドクラブラフィアン50口/100口約80頭20,000円8万円~90万円3,000円
※ウインレーシングクラブに入会している場合は支払免除
約14,000円(50口募集)
約7,000円(100口募集)
9月ごろhttps://www.ruffian.co.jp/
ローレルクラブ 株式会社ローレルレーシング
200口/400口
約15頭10,800円3万円~10万円3,240円3,000円(200口募集)
1,500円(400口募集)
9月ごろhttp://www.laurelclub.com/
大樹レーシングクラブ 有限会社大樹ファ-ム200口/400口約10頭10,000円5.5万円~10万円2,700円3,000円(200口募集)
1,500円(400口募集)
8月ごろhttps://www.taiki-rc.com/
キャロットクラブ 有限会社キャロットファーム400 口約80頭21,600円3万円~30万円3,240円約1,500円(入厩時)一次募集:9月ごろhttps://carrotclub.net/
シルクホースクラブ 有限会社シルクレーシング500 口約70頭
10,800円
2.4万円~30万円3,240円約1,200円(入厩時)一次募集:7月ごろhttps://www.silkhorseclub.jp/
ロードサラブレッドオーナーズ 株式会社ロードホースクラブ500 口約30頭10,800円1.3万円~17.5万円2,700円1,200円(引退時差額精算)一次募集:7月ごろhttps://www.lord-to.co.jp/
ノルマンディーオーナーズクラブ株式会社ノルマンディーサラブレッドレーシング40口/400口
約40頭
10,800円2万円~7.2万円(400口の場合)
40万円~60万円(40口の場合)
1,080円実費:約1,500円(400口・入厩時)
実費:約15,000円(40口・入厩時)
一次募集:10月ごろhttps://www.normandyoc.com/
ワラウカド株式会社フクキタル500口約6頭10,800円2.4万円~18万円2,160円
1,400円
一次募集:8月ごろhttps://www.waraukado.club/
東京サラブレッドクラブ 株式会社東京ホースレーシング
400口
約30頭10,800円3万円~25万円3,024円1,500円一次募集:7月ごろhttps://www.tokyo-tc.com/
友駿ホースクラブ愛馬会 株式会社友駿ホ-スクラブ500口約12頭10,000円1.6万円~3.6万円3,672円約1,200円(入厩時)一次募集:当歳12月ごろhttp://www.yusyun-hc.co.jp/
ウインレーシングクラブ株式会社ウイン400口約40頭20,000円3万円~15万円3,000円1,500円一次募集:6月ごろhttps://www.win-rc.co.jp/
京都サラブレッドクラブ 株式会社京都ホースレーシング500 口約15頭0円1万円~4万円
0円~5,000 円
約2,000円一次募集:12月ごろhttps://kyoto-tc.jp/
インゼルサラブレッドクラブインゼルレーシング50口
500口 Insel Fun Fund
約20頭50口・500口/11,000円
Insel Fun Fund /3,300円
3万円~250万円50口/2,980円
500口/1,980円
Insel Fun Fund/800円
※原則年1回、まとめて9,600円(12ヶ月分)
約2,000円~15,000円前後一次募集:10月ごろhttps://inseltc.com/
一口馬主クラブ一覧

予算50万〜|一口馬主で一攫千金を狙いたい方向けクラブ

予算50万~でお金に余裕があって重賞が狙える可能性があるいい馬とめぐり合うならサンデー・社台・G1の3つ。一攫千金を狙うなら、口数の少ないところがいいでしょう。
特にサンデー・社台はG1狙えるレベルの馬に出資出来る可能性もあるのでかなり夢がある。
高額な馬だから走ることが約束されている訳じゃない世界bのため、お遊びとはいかない金額を払うので、入会するにはかなりの覚悟が必要だ。逆に訳なく入れる人が羨ましい…

サンデーサラブレッドクラブ

サンデーサラブレッドクラブ

Sunday Thoroughbred Club

活躍馬のラインナップを見て頂くだけでこのクラブの凄さが十二分にわかるのではないでしょうか。中にはあの馬がクラブ馬だったなんてという馬もいると思います。

40口クラブなので一口価格が高額になりますが、その分良い馬を引ければ回収率も大きいです。

例えばジェンティルドンナは一口価格85万円ですが、17億2,602万円を獲得したので一口当たり4,315万円の払い戻しとなります。家一軒を買えてしまう金額ですね。。まさに馬主としての夢です。

ただし、その分競争率も激しく、40口中30口は出資実績により決まります。中には個人馬主の方もクラブ会員になっているため、趣味で一口馬主を嗜もうと考えている程度では太刀打ちできないかと思います。

10口は完全抽選ですので、そこに期待をかけるのも良いでしょう。

上述のように自分の出資したい馬に出資できる確率はかなり低いかもしれませんが、お金に余裕があり抽選も楽しみの一つとして考えられるのであれば、まず第一に入会を考えてみるクラブだと思います。

こんな方におすすめ

個人馬主並みの資金力があり、大きな夢を狙いたい

活躍馬ラインナップ

ドゥラメンテ / ジェンティルドンナ / オルフェーヴル / ブエナビスタ / ヴァーミリアン / リアルスティール / ドリームジャーニー / ローズキングダム / デルタブルース / ルーラーシップ / クロノジェネシス / ラッキーライラック / フィエールマン

出資方法やクラブの詳しい特徴については別途関連記事をご覧ください

社台サラブレットクラブ

社台サラブレットクラブ

Shadai Thoroughbred Club

社台サラブレッドクラブもサンデーと同じく、社台系のクラブです。こちらは社台ファームから提供される馬がメインです。近年ノーザンファームに差を付けられていますが、それでも常に2位は保っています。

活躍馬を見ても皆さん知っている馬名が多いですね。

ちなみにサンデーサラブレッドクラブと社台グループとして提携しているため、どちらかの会員になれば両方の馬に出資することができます。

両方のクラブ合わせて100頭以上の募集馬の中から選ぶことができるため、自分の気に入った馬を見つけられる可能性が広がりますね。

こんな方におすすめ

個人馬主並みの資金力があり、大きな夢を狙いたい

活躍馬ラインナップ

ソウルスターリング / ステイゴールド / タイムパラドックス / ハーツクライ / イスラボニータ / ネオユニヴァース / ローエングリン / ダンスインザムード / リミットレスビッド / バブルガムフェロー / ジェニュイン

G1サラブレッドクラブ

G1サラブレッドクラブ

G1 Thoroughbred Club

GIサラブレッドクラブも社台グループの1つです。こちらはノーザンファーム、社台ファーム、白老ファーム、追分ファームから万遍なく募集馬が提供されています。

また、会費の安さが特徴でサンデーサラブレッドクラブや社台サラブレッドクラブの半額で。年間にすると2万円近くの差になるので会費込みで回収率を考えるならこのあたりもポイントです。

競争率も低く、入会しても気になる馬に出資できる確率は高いかと思います。

こんな方におすすめ

40口のクラブにすぐにでも入会したい方

活躍馬ラインナップ

サングレーザー / ペルシアンナイト / ソルヴェイグ / アルバートドック / ケイティープライド / スカイディグニティ / イースターパレード / リスヴェリアート / ケツァルテナンゴ / メドウヒルズ / ノースショアビーチ / ゴールデンムーン

予算10万〜|楽しみたいけど重賞馬も狙いたい人におすすめ

予算10万~で、趣味的な要素が強く、大方の人はこの部類に出資する方が多いのではないでしょうか。

予算も10万以内でも優良な競走馬も多いため、初心者にはおすすめかもしれません。

特に近年の、キャロットクラブとシルクホースクラブの活躍ぶりをみると、夢も広がりますね。

筆者もキャロットクラブに出資しており、年に1頭~2頭の出資ですが、レシステンシアやメートルダールなど重賞馬に出資できており、大変満足しています。

グリーンファーム愛馬会

グリーンファーム愛馬会

Green Farm

募集馬の約7割が社台ファームからの提供です。比較的手ごろな価格が多く、満口になる馬も少なくのでゆっくりと出資馬を吟味することができます。

大舞台で活躍するような馬はあまり多くないですが、募集価格が安いこともあり重賞戦線で活躍する馬に出資できれば高回収率を達成できます。

こんな方におすすめ

・社台ファーム生産の馬に出資したい

・じっくり吟味しながら出資したい

活躍馬ラインナップ

レインボーフラッグ / ゴールドマウンテン / マキシマムドパリ / セレクトグリーン / ブラボーグリーン / クィーンスプマンテ / グリーンプラネット / グリーンブリッツ / アースサウンド / パワーストラグル

ターファイトクラブ

ターファイトクラブ

Turfight Club

日高の牧場が出資し合って経営しているクラブです。基本的には200口募集が多いですが、目玉馬として1億円近くする良血馬も募集されることがあります。

生産牧場の方と直接話ができる機会も特徴です。

牝馬ながら皐月賞に出走して競馬界を盛り上げたファンディーナは有名ですね。

早期割引が充実しており、最大12%割引が適用できればとてもお得に出資できます。

こんな方におすすめ

・高額馬から安価な馬まで様々な馬から選びたい

・生産牧場と直接話したい方

活躍馬ラインナップ

インカンテーション / ファンディーナ / サイレンスボーイ / サウンドオブハート / ローマンエンパイア / ビーナスライン / クロッサンドラ / ホワイトピルグリム / ターフジーニアス / オトコノユウジョウ / アンノルーチェ /

ユニオンオーナーズクラブ

ユニオンオーナーズクラブ

Union Owners Club

200口募集がメインですが、このほか100口、300口、500口募集があり、高額馬ほど口数が多く一口価格のバランスを取っているようです。

活躍馬を見て頂くとわかる通り、2018年の皐月賞馬エポカドーロがこのクラブ所属です。

このエポカドーロは比較的良血馬のため4,500万円という募集総額。500口で一口9万円という価格でした。

3歳秋の時点で3億円近く賞金を獲得しているため、このような馬に出資できれば夢がありますね。

今勢いのあるクラブと言えるでしょう。

こんな方におすすめ

・近年の活躍馬の勢いに乗りたい

・ 高額馬から安価な馬まで様々な馬から選びたい

活躍馬ラインナップ

・エポカドーロ / サンビスタ / マンハッタンスカイ / サマーウインド / ルーブルアクト / イカルスドリーム / メガミゲラン / マジェスティハーツ /

サラブレッドクラブライオン

サラブレッドクラブライオン

セリや庭先(牧場との直取引)で募集馬を買い付けるバイヤー系のクラブです。そのため種牡馬に偏りがなく、リーディング種牡馬からあまり見ない種牡馬まで幅広いラインナップの産駒が揃っています。

最大10%の割引制度もあり、お得に出資することができます。

代表活躍馬であるドリームバレンチノのような馬に出資できれば、1口10万円の出資で約250万円の払い戻しも夢ではありません。

こんな方におすすめ

・幅広い種牡馬から選びたい

活躍馬ラインナップ

ドリームバレンチノ / ドリームパスポート / トップコマンダー / ドリームセーリング / ドリームゼニス / ミスティックエイジ / スパークホーク / ドリームバスケット / ドリームノクターン /

ラフィアンターフマンクラブ

ラフィアンターフマンクラブ

Ruffian Turfman Club

”マイネル軍団”で有名なラフィアンターフマンクラブです。

主にビッグレッドファームで生産された馬かセリで落札した馬が募集されます。

クラブ設立者は日本一の相馬眼の持ち主ともいわれる岡田繁幸氏です。

現在は長男の岡田紘和氏が代表を務めています。

小口募集クラブで紹介しているウインレーシングクラブはこのクラブと同じビッグレットファームグループですので、いずれかのクラブに入っていればもう一方の会費の支払いは免除されます。

こんな方におすすめ

・岡田繁幸氏が好き方やマイネル軍団が好き方

活躍馬ラインナップ

マイネルキッツ / マイネルブリッジ / マイネルセレクト / マイネルラクリマ / マイネルラヴ / マイネルモルゲン / マイネルスケルツィ / マイネルマックス / マイネイサベル

ローレルクラブ

ローレルクラブ

Laurel Club

新冠地方を中心とした生産牧場で運営されるクラブです。

代表活躍馬であるローレルゲレイロが有名ですね。一口5万円で一口賞金246万円という一口馬主の回収率ランキング5位に君臨する馬です。

平均募集価格が約1500万円程度と非常に安価な馬が多く、中口募集の中では比較的気軽に出資することができます。

こんな方におすすめ

・安値でホームランを狙いたい

活躍馬ラインナップ

ローレルゲレイロ / カネツフルーヴ / カネツクロス / ローレルロイス / ローレルブレット / ムーンエクスプレス / ローレルベローチェ / キルシュブリューテ / オーシャンフリート

大樹レーシングクラブ

大樹レーシングクラブ

Taiki Racing Club

アメリカに生産拠点を持っているクラブです。

種牡馬としても活躍しているタイキシャトルは有名ですね。募集頭数は少ないですが、近年のデビュー率が高いため、必ずデビューしたい方などはおすすめかもです。募集金額も安いですしね。

キャンペーンを多く実施しているので、そのタイミングで出資・入会できればコスパは良さそうです。

こんな方におすすめ

・コスパ良く出資したい

・必ずデビューして応援したい方

活躍馬ラインナップ

タイキシャトル / タイキブリザード / タイキトレジャー / タイキマーシャル / タイキシャーロック / タイキブライドル / アンコイルド / タイキヘラクレス / タイキフォーチュン / タイキポーラ

キャロットクラブ

生産者リーディングで近年独走中のノーザンファームから有力馬が続々と送り込まれています。

新種牡馬として活躍しているエピファネイアもキャロットクラブ。

良血馬が多く一口価格は高めになりますが、勝ち上がり率も高く、クラシックまでたどり着ける馬もほぼ毎年出ています。

ただ、ここ数年は各馬大抽選会といった様相です。また2021年の募集は1次募集ですべて万口となる盛況ぶりです。

ただ、既存会員の場合は最優先希望枠が存在し、2年続けて最優先希望枠で落選した場合はかなり有利な立場で出資できます。

そういったときに人気馬に複数口出資するというのも手ですね。

出資方法やクラブの詳しい特徴については別途関連記事をご覧ください。

こんな方におすすめ

・2,3年に1回は最優先制度を活用して最上位人気になるような馬に出資したい

・社台ファーム・ノーザンファーム生産の馬に出資したい

活躍馬ラインナップ

サートゥルナーリア / レイデオロ / ステファノス / ネオリアリズム / クリソライト / リスグラシュー / エピファネイア / リアルインパクト / トゥザグローリー / マリアライト / ハープスター / ランフォルセ / ブルーメンブラット / ルージュバック / ハットトリック / ディアデラノビア

シルクホースクラブ

シルクホースクラブ

Silk Horse Club

こちらもノーザンファームから有力馬が提供されているシルクホースクラブです。

2018年度はアーモンドアイの牝馬三冠達成、牡馬では有馬記念を勝利したブラストワンピースとキャロット以上の活躍を見せています。

募集口数はキャロットの400口より100口多い500口です。

出資のしやすさですが、実績枠が300口のため、人気馬の場合は毎年相当出資をしていないとこの枠で出資をすることは困難だと思われます。

残りの200口は全員で抽選となりますが、最優先枠が設けられており、最優先希望で申し込んだ場合はその中から優先して抽選が実施されます。

一般枠での申し込みは最優先で埋まってない残口内での抽選となるので、人気馬の場合は抽選の土俵にすら立てず、今後の会員数の増加を考えると年に複数馬出資するのは中々厳しい状況になってくるのではないかなと思われます。

こんな方におすすめ

・毎年多頭数・複数口出資できる資金力があり、実績枠で好きな馬に出資したい

・社台ファーム・ノーザンファーム生産の馬に出資したい

活躍馬ラインナップ

アーモンドアイ / ブラストワンピース / ラストインパクト / シルクフェイマス / シルクジャスティス / シルクメビウス / シルクフォーチュン / シルクネクサス / シルクプリマドンナ / グランシルク / ローブティサージュ / シルクアーネスト

ロードサラブレッドオーナーズ

ロードサラブレッドオーナーズ

Lord Thoroughbred Owners

ロードカナロアの活躍は記憶に新しいですね。2018年度はそのロードカナロア産駒であるアーモンドアイが三冠を獲得しました。(残念ながら募集されたのはこちらのクラブではなく、上でご紹介したシルクホースクラブでしたが…)

しかし、やはり自クラブ出身のロードカナロアの産駒は多数募集されているので活躍馬が輩出されるのも時間の問題でしょう。

月会費がキャロットやシルク等に比べて約500円安いのは会員目線の嬉しいポイントですね。

こんな方におすすめ

・会費をできるだけ抑えたい

 ワラウカドとノルマンディーより高めであるが、キャロットやシルクより安い。活躍馬も出すことがあ

 るため、ねらい目かもしれません。 

活躍馬ラインナップ

ロードクエスト / ロードヴァンドール / ロードカナロア / レディパステル / ロードプリヴェイル / ロードフラッグ / キャトルフィーユ / レディアルバローザ / レディルージュ / ロードクロノス / ロードプラチナム /

ノルマンディーオーナーズクラブ

ノルマンディーオーナーズクラブ

Normandy Owners Club

月会費が1,080円というのが大きなポイントですね。他のクラブと掛け持ちがしやすいためサブクラブとしても人気です。

クラブ馬の平均募集金額は他のクラブと比較して安く、募集馬の中には1,000万円を下回るような非常に安価な馬も多くいます。

そういった馬でもレースを使うに毎に、勝ち上がる馬が多いイメージです。

安価な馬の場合は2勝程度すれば元を取れるため、ケガをせず堅実に長く走ってくれそうな馬を選ぶのがポイントです。

中には昨年の京都新聞杯(GII)を勝利したプラチナムバレットのような重賞馬もいます。(この馬は総額2,400万円でした。)

クラブの代表はラフィアンターフマンクラブの設立者の岡田繁幸氏の弟である岡田牧雄氏。

牧雄氏も繁幸氏と同様相馬眼に優れており、サラブレッドセールで安価かつ走りそうな馬を購入しクラブで募集しています。

また、ノルマンディーにはスターズファンドというものがあり、クラブが選んだ3頭をチームとして1/10000口の少額出資ができます。スターズファンドによる出資では口取りや馬への命名はできませんが、年間7000円程度から始めることができるため愛馬を持つという感覚を経験してみたい初心者の方には特におすすめです。

こんな方におすすめ

・会費をできるだけ抑えたい

 ワラウカドとノルマンディーは両方入っても合計3,240円となり、他の一口クラブの会費と同じであり、 

 掛け持ちも可能ですね。

活躍馬ラインナップ

プラチナムバレット / ブラゾンドゥリス / ルールソヴァール / ディバインコード /

ワラウカド

ワラウカド

Waraukado

ワラウカドは2017年に誕生した新クラブです。

パカパカファームが母体となっており、その創業兼代表者であるハリー・スウィーニィ氏がクラブの代表も務めています。

パカパカファームはダービー馬のディープブリランテが出たことで有名ですね。

このクラブではそのディープブリランテの全弟であるディープインラブが初年度で募集され話題になりました。

まだ誕生したばかりで募集は年10頭にも満たない数ですが、池江厩舎、矢作厩舎、国枝厩舎、友道厩舎、藤沢和雄厩舎などランキング上位の有力厩舎に続々と預託しています。

こういうのはハリー氏の人脈や、もちろん馬の出来も影響していることでしょう。

今後に期待がかかる注目のクラブです。

こんな方におすすめ

・会費をできるだけ抑えたい

 ワラウカドとノルマンディーは両方入っても合計3,240円となり、他の一口クラブの会費と同じであり、 

 掛け持ちも可能ですね。

活躍馬ラインナップ

ルヴォルグ、ディープインラヴ

東京サラブレッドクラブ

東京サラブレッドクラブ

Tokyo Thoroughbred Club

社台ファームとノーザンファーム生産馬が多くの割合を占めています。

そのため育成力はキャロットやシルクにも負けず劣らず、レッドの冠名が付いたGI馬が数多く輩出されています。

社台・ノーザン生産馬の活躍でこちらのクラブも年々抽選が激しくなっていますが、それでもキャロットやシルクと比べればまだ緩く、比較的希望の馬に出資しやすい状況です。

もちろん非社台の馬も募集されるので様々なタイプの中から出資馬を検討できるのはメリットですね。

こんな方におすすめ

・キャロットやシルクの大抽選会は避けたい、ある程度希望の馬に出資したい

 キャロットや東京サラブレッドクラブには母馬出資者優先制度があり、既存会員が優遇されているた 

 め、希望の馬に出資したい場合はおすすめ

活躍馬ラインナップ

レッドファルクス / レッドアヴァンセ / レッドゲルニカ / レッドラウダ / レッドジェノヴァ / レッドディザイア / レッドスパーダ / レッドアリオン / イタリアンレッド / レッドリヴェール / レッドオーヴァル / レッドレイヴン / レッドデイヴィス / ロールオブザダイス / ユーワファルコン

友駿ホースクラブ愛馬会

友駿ホースクラブ愛馬会

Yushun Horse Club

1968年に日本で最初に創立された老舗の会員制クラブです。一貫してシチーの冠名が付けられています。

安価な募集馬が多い中、タップダンスシチーやエスポワールシチーなど10億円を稼ぎ出す馬を輩出しています。

エスポワールシチーは一口価格2.4万円で一口賞金204.6万円です。

これは歴代全クラブの回収率ランキング1位の数字です。一口馬主としては夢のような馬ですね。

歴史のあるクラブですし、少額で楽しめるため初めてのクラブとしてもおすすめです。

こんな方におすすめ

・伝統ある一口馬主クラブに入会したい

 長年一口馬主を続けてこられたベテランの会員が多いイメージなので、そのような方とイベント等で交流したい方にはおすすめ

活躍馬ラインナップ

タップダンスシチー / エスポワールシチー / サンフォードシチー / グランドシチー / キョウトシチー / クラウンシチー / オペラシチー / クラリティシチー / パピヨンシチー / イングランドシチー

ウインレーシングクラブ

ウインレーシングクラブ

Win Racing Club

GIのタイトルこそ取れませんでしたが、オルフェーヴルと壮絶なライバル対決を繰り広げたウインバリアシオンはこのクラブの所属馬です。

このクラブはコスモヴューファームの生産馬が多く募集されていますが、この牧場の代表者がラフィアンターフマンクラブの創設者である岡田繁幸氏です。

そのラフィアンターフマンクラブはこのクラブと同じビッグレットファームグループですので、いずれかのクラブに入っていればもう一つの会費の支払いは免除されます。

産駒はビッグレットファームで繋養されている種牡馬の仔が多く、新種牡馬のゴールドシップ産駒が2017年産として多く募集されています。

こんな方におすすめ

・岡田繁幸氏が代表を務めるコスモヴューファームの馬に出資したい

・ラフィアンと掛け持ちできる

活躍馬ラインナップ

ウインブライト / ウインガニオン / ウインムート / ウインテンダネス / ウインフェニックス / ウインバリアシオン / ウインマーベラス / ウインラディウス / ウインブレイズ / ウインプリメーラ / ウインクリューガー / ウインフルブルーム / ウインデュエル / ウインジェネラーレ / ウイングランツ

京都サラブレッドクラブ(旧ニューワールドレーシング)

京都サラブレッドクラブ

Kyoto Thoroughbred Club

2017年12月に募集を開始したハナズゴールの馬主であるマイケル・タバート氏が立ち上げた一口馬主クラブ。

ロンブー淳さんが出資したことも話題になりました。

ただ、経営がうまくいかず、2020年2月10日に京都サラブレッドクラブと改称して、代表にはセカンドテーブルの馬主でもある山上和良氏を迎え、再出発しました。引き続きクラブ法人の代表には、マイケル・タバート氏が務めます。

こんな方におすすめ

・ダートと芝の短距離を狙って出走回数を多めに取るため、馬主気分を多く味わいたい方

・入会金や会費を抑えたい方

活躍馬ラインナップ

ラシェーラ / ミモザゴール

インゼルサラブレッドクラブ(2021.9新規参入)

2021.9.8に新規参入したインゼルサラブレッド クラブです。

キーファーズ一口馬主クラブ ということで、個人的にも気になってました!筆者もさっそく2021年から加入しています。

出来立てほやほやのクラブということもあり、今後の発展に期待を寄せている方が多いでしょう。

インゼルサラブレッドクラブ自身の巧みなブランディングと、キーファーズの松島氏が武豊騎手と凱旋門賞の制覇の夢を追い掛けている姿が、競馬ファン全体に良い印象を与えている効果もあるでしょう。

また、TwitterやInstagram、YouTubeなど、SNSなどでの情報発信の頻度も高く、愛馬の近況を知る機会が多いのも満足度に繋がっているようです。

さらに、注目なのはクールモアの生産馬がいることでしょうか。クールモア生産馬に出資する機会は中々ないですからね。

こんな方におすすめ

・ノーザンファームや社台ファーム生産馬はもちろん、クールモア生産馬にも出資できる

・武豊に乗ってほしい方

予算1万〜|夢見る仲間との交流メインにしたいクラブ

YGGオーナーズクラブ

YGGオーナーズクラブ

YGG Owners Club

2018年にブルーインベスターズからYGGオーナーズクラブとして生まれ変わりました。

ブルーインベスターズ時代の活躍馬の中ではブルーコンコルドが有名ですね。

ダート路線で大活躍し、総額2,500万円の馬ながら10億円弱を稼いだスターホースです。

ブルーインベスターズ時代は400口募集でしたが、YGGオーナーズクラブでは1000口募集とより少額で出資できるようになりました。

もちろん複数口出資もできるので、以前より出資の自由度が上がりました。

また一般的な月会費+維持費を支払う形をこのクラブではベーシック会員と呼び、これとは別にライト会員というものが存在します。

ライト会員は初回に出資金+手数料(会費含む)+1年分の維持費を支払い、翌年以降は年に1度、11月に1年分のの維持費をまとめて支払うというという形式になりました。0円募集馬の存在も面白い試みです。

こんな方におすすめ

・月々の支払いを少なく抑えたい

活躍馬ラインナップ

サンタナブルー /ブルーコンコルド / カリブソング / ブルーショットガン / オギティファニー / ブルーフランカー / ブルーコマンダー / ブルースターキング / ラフレッシュブルー / ユジェニックブルー / ブルーデインヒル

広尾サラブレッド倶楽部

広尾サラブレッド倶楽部

Hiroo Thoroughbred Club

広尾サラブレッド倶楽部は、YGGオーナーズクラブよりさらに細分化され最大2,000口の募集です。

割引やキャンペーンも多数実施しており、中でも「対象馬4口まで無料」が非常にお得ですのでこれを目当てに入会するのもありです。

また、50口以上でポイント還元され年会費が実質無料となります。

50口というと多いように感じますが、2000口÷50口=40口クラブの1頭に出資するのと同じ計算になります。

ですので厳選した1頭に50口一気に出資するという方法もありかもしれませんね。

50口は厳しいという方でも、20口で会費が実質1,000円、10口でも実質1,500円となるので他のクラブと比較しても非常にお得です。

例えば1頭につき2口ずつ毎年5頭出資すれば20口のグレードが維持できるので、40口クラブや400口クラブは予算的に厳しいという方には非常におすすめのクラブです。

こんな方におすすめ

・コスパ重視で複数口、もしくは多数の馬に出資したい

活躍馬ラインナップ

ディメンシオン / グランソヴァール / カナロアガール / ハナズレジェンド / ブリッツェン / オフィサー / スターリーヘヴン / マカハ / ペルフェット / ファストロック / ダンスウイザード / フェイムロバリー / プラチナメーン / フェザンレーヴ

DMMバヌーシー

DMMバヌーシー

DMM banusy

DMM.com証券が2017年に始めた一口馬主サービスが「バヌーシー」です。

現在広尾TCと同じく、1/2000口募集で月々の会費+維持費となっています。

DMMバヌーシーの特徴としては、セールで購入された馬が多く、中には生産者リーディング独走中のノーザンファーム生産馬にも出資できるためそのような馬に出資したい場合にはおすすめです。

また、YouTubeのDMMバヌーシー公式チャンネルでは各募集馬のPV、近況動画、調教師のインタビュー動画などが、ドキュメンタリー番組さながらの美しい映像で見ることができます。

馬主席への招待、騎手や調教師、タレントを招いた豪華な祝賀会、口取り写真への参加など会員サービスも充実しています。

こんな方におすすめ

・ノーザンファーム生産馬に出資したい

・良血馬に出資したい

活躍馬ラインナップ

ラヴズオンリーユー、キタノコマンドール

クラブの募集スケジュールまとめ

下記の一覧でも募集時期をまとめていますが、募集開始時期だけをまとめています。

6月募集開始

・社台サラブレッドクラブ(40口)
・サンデーサラブレッドクラブ(40口)
・G1サラブレッドクラブ(40口)

7月募集開始

・ラフィアンターフマンクラブ(100口)
・東京サラブレッドクラブ(400口)
・シルクホースクラブ(500口)
・広尾サラブレッド倶楽部(2000口)
・ターファイトクラブ(400口)

8月募集開始

・ウインレーシングクラブ(400口)
・DMMバヌーシー(2000口)
・大樹レーシングクラブ(400口)
・YGGオーナーズ(400口)
・グリーンファーム愛馬会(400口)

9月募集開始

・キャロットクラブ(400口)
・ワラウカド(400口)
・京都サラブレッドクラブ(400口)
・ローレルクラブ(400口)
・サラブレッドクラブライオン(10月)(400口)
・インゼルサラブレッドクラブ(10月)(50口、500口) ←新規(2021年より)
・ユニオンオーナーズクラブ(10月)(400口)
・ノルマンディーオーナーズクラブ(10月)(400口)
・ロードサラブレッドオーナーズ(11月)(400口)
・友駿ホースクラブ(11月)(400口)

≪重要≫入会するクラブが決まったら初応募の「票読み」が大事です

さて、気になるクラブはあったでしょうか?

気になったクラブがあれば資料請求してみて、実際に欲しいなって思える馬に応募おこう。

本当に狙いに行くなら票読みも大切な要素です。応募の抽選はクラブによって様々ですが、既存会員が優先的に決められるので、いきなりいい馬に応募しても当たる可能性はかなり低いです。特に人気のあるクラブなら撃沈するのがほとんどです。。

各クラブは募集中にどの馬にどのくらい票が集まっているか常に情報発信してくれる。これを確認しておかないと無謀なチャレンジになってしまいます。

長く楽しむからこそ、思い立ったら早めに行動する方が絶対にいいです。ただし、本当に欲しい馬はそれなりのお金と時間を賭けないといけません。

それでも興味のある人は一口馬主ライフを楽しむことができます。

一緒にクラブ楽しみましょう!

関連記事です。今年の検討記事で私の出資馬の選び方も記載しています。

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