少年ジャンプ+は
やっぱり積み重ねてきた底力というのか
これが少年漫画雑誌の雄の力と言うべきなのか、

もちろん基本は世の中の過半数～大多数の人が
「面白い」と思う作品を出してくるものの、

それとは真逆に割とニッチな需要になるはずの

『苦手だったり嫌いだと言う人が多数かもしれないけれど
　世の中のごく少数の誰かの心には超絶グッとくる』

を的確に突いてくる作品も出てくるあたりが
やっぱり凄いと思うのです。
「タコピーの原罪」なんて割とそれの最たるものだと思うわー…

雑誌やコミックの形では販路や利益の関係で躊躇していたことに
ネット配信という形でチャレンジできるようになったというのは
やっぱりとても大きいことなんじゃないかなと思うのですわー…



というわけで。

「ゴダイゴダイゴ」「タコピーの原罪」「ゴリラ女子高生」に続けて
my推し作品もう一本できちゃった
あ、「ヘタリア」は別格です。元から大好きなので。

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​◆ソウイチロウ「サラダ・ヴァイキング」
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※【以下、画像・解説は公式より】



​​​​<隔週土曜更新>
地球の命を喰らい尽くすために宇宙からやってきた最強の狩猟生命体・レオ。
そんな最強の怪物は、調査の最中に１人の少女と出会う。　　　　　　　　　
捕食対象である彼女が勧めてきたのは、　　　　　　　　　　　　　　　　　
地を這い、言葉も持たぬ下等な存在＜野菜＞であった——。　　　　　　　　
そして、宇宙からやってきた怪物は理解する“この星の緑は美味い”と。　　　


​少年ジャンプ+​にて​「サラダ・ヴァイキング」​
第1話～第5話（現在最新話）まで無料公開中です。
（2022.01.18現在の情報です）

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サムネイル画像といい、
初っ端からの「宇宙人の侵略による地球の危機」という内容といい
どこかで見たようなシリアスでハードなアクション作品かと思って
さてどんなもんかなと思いつつ読んでみたら

この​​そうじゃなかった感​​が素晴らしい！



それになにより

・ナツキちゃんが本当にかわいくて肉感あって美味しそう！（※ダメです）
・野菜の旨さに目覚めるレオが単純にアホ可愛い
・豆腐の旨さに目覚める上に「お兄ちゃん」呼びにキュンとするシドも可愛い
・爺ちゃんがすんげぇカッコイイ

んですわー…



そして私自身、出身地がかなり過疎っているところなので
アサヒやその仲間の「バカ共」がつるんでる気持ちも
わからんでもないというのがまたグッとくるポイントなのかもしれん…

あとアサヒはナツキちゃんに気がありそうな行動をとる割に
そういった感が薄めなのは何か理由があるのでしょうかねー

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ついでにちょっとだけ考察。



ずっと肉食を続けていた宇宙人であるはずのレオもシドも
野菜や豆腐を口にしたとたん一気に菜食に目覚めているわけですが
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これはもしかして実は元々彼らが「雑食」だったというフラグ？

豆腐はともかくとして（タンパク質だし）
肉食生物が本来食べないはずの野菜を「美味い」と感じるためには
「飢えている」以上に何かの要因があるのではないかと思うのですがいかに。

特にレオは飢えていた状態からの野菜食でしたが
肉食に躊躇ないシドの方はそこまで飢えている様子でもなさそうでしたし


そうなってくると


第5話でレオとシドが心配している「女王」という存在は
もしかしたら何かこの要因に迫る情報を持っているのかもしれないと思っております。

今後の展開がまた楽しみな作品が出てきましたねー。嬉しい