日本ハム新庄剛志BIGBOSSに学ぶコーチング

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日本ハム新庄剛志BIGBOSSに学ぶコーチング

 

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先日日ハムの新監督としてあの、新庄剛志氏が就任しました。

会見では冒頭からユーモアあふれる人柄が滲み出ていました。

特に一番電撃の走った第一声

「優勝なんか一切目指しません!」

なに!?

こう思ったのは筆者だけではないはずです。

ただ話には続きがあります。

このあと新庄監督はこう続けています。

 

「高い目標を掲げすぎても選手はうまくいかない。

一日1日地味な練習を積み重ねてシーズンを迎えて、何気ない試合、1日を過ごして勝ちました。そこから勝った勝った勝ったを積み重ねて、途中でその目標が見えてきた時に、よし優勝するぞ!となったときの方が選手の気合いが違うでしょう。」

 

チームのトップに立つ人が公の場でこのような発信をするということは、とても革新的な事でしょう。

やはりプロやアスリートというものは競技力の向上=勝利至上主義という観点は切っても切り離せない一面はあります。

私自身も学生をコーチしている経験の中での話です。

スポーツ特待生という肩書きでチームに所属している子も多数います。それでいて感じることは、「やはり勝たなければいけない」ということです。

もちろん「競技を楽しませたい。」「ワクワクした気持ちでやらせたい。」「競技を好きでいてもらいたい。」その気持ちを持ってコーチングしています。

しかし、勝ちを求めていくとそこには、競争があり、厳しさがあり、辛さがあり。苦しさがあり・・・というのがやはり従来の考え方としてあるのではないでしょうか。

私も勝利を得るためには楽しさだけではなし得ないと思っていますし、実際そういう積み重ねで結果も残した経験があります。

そんな中で考えるのは、

コーチから厳しさ、苦しさを求めることと、選手自身がそこに厳しさや苦しさを見出し乗り越えることは全く似て非なるものであるということです。

新庄監督の言葉はそんな気づきを改めて考えさせてくれました。

また会見では

「監督というものの存在」

についても話をしています。

「一般的なイメージは硬い」「自分は監督像を変えていく」「BIGBOSSと呼ばせたい」

間違いなく今までこんな思考の監督はいませんでしたよね。

部下を持つ人、コーチングに携わる人・・・

今後のビッグボスの動向には注目です。そしてたくさんの学びを与えてくれそうな方ですね。

「夢はでっかく根は太く」

会見時に思った言葉のようです。

やはり新庄選手の根っこは努力なんだと感じさせてくれる言葉でした。

さまざまなところにアンテナを張っていれば学びと気づきはたくさんありますね。

BIGBOSS・・・応援しています!

もっとコーチングについて学びたい方にはオススメの本をまとめています。

 

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