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F1イタリアGP 決勝 フェルスタッペン優勝 角田14位入賞ならず

F1イタリアGP決勝がモンツァサーキットで行われ、レッドブルのフェルスタッペンが優勝し、今期16戦中11勝目をあげた。

【スターティンググリッド】

気温28℃ 路面温度44℃ 晴れ ドライコンディション

決勝レースも、FP3から急遽体調不良のアルボン(ウィリアムズ)に代わりステアリングを握っているデフリースが出場。F1デビューレースとなる。

今回は、抜きやすいコースということで、PUを規定数以上の交換でグリッドダウンするドライバーが多く予選結果からスターティンググリッドが大きく変わっている。

ポールポジションは予選同様ルクレール(フェラーリ)、2位は予選6位のラッセル(メルセデス)、3位と4位はマクラーレンの2台、5位に予選9位のガスリー(アルファタウリ)・・・優勝候補のフェルスタッペン(レッドブル)は7番グリッド・・・角田(アルファタウリ)は最後尾20番グリッドからのスタートとなる。

スタートタイヤは、フロントローの2台のルクレール(フェラーリ)とラッセル(メルセデス)、7番グリッドのフェルスタッペン(レッドブル)、デフリース(ウィリアムズ)、オコン(アルピーヌ)がソフトタイヤ。その他のドライバーはミディアムタイヤを選択。

【レース展開 トップからの差】

スタートは大きなクラッシュも無くルクレール(フェラーリ)がトップでターン1を通過。

ポイントランキングトップを独走中のフェルスタッペン(レッドブル)は7番グリッドから次々と順位を上げ、2周目に3位、5周目には2位と驚異的な追い上げ。

12周目にベッテル(アストンマーティン)がマシントラブルでストップしバーチャルセーフティカー(VSC)となり、ルクレール(フェラーリ)はミディアムタイヤに交換。この時点で2ストップ作戦が発覚!レッドブルのフェルスタッペンはステイアウトしトップにポジションアップ。

26周目にトップ走行中のフェルスタッペン(レッドブル)がミディアムタイヤに交換。残り30周、1ストップ作戦で走り切る作戦。この時ルクレール(フェラーリ)がトップに躍り出るがもう一回タイヤ交換の予定。

34周目にルクレール(フェラーリ)が2回目のタイヤ交換で再びフェルスタッペン(レッドブル)がトップに。フェルスタッペンはこのまま逃げ切る予定。ルクレール(フェラーリ)はソフトタイヤでフェルスタッペン(レッドブル)を追い上げる作戦。ルクレール(フェラーリがピットアウトした時点でフェルスタッペン(レッドブル)との差は約19秒5。
ルクレール(フェラーリ)はペースを上げてフェルスタッペンを追い上げるが、差が縮まらず。

48周目、リカルド(マクラーレン)がマシントラブルでコース上にストップしセーフティカー先導となり、各車一斉にソフトタイヤに交換しセーフティカー後のスプリントレースに備えるが、マシンの撤去に時間がかかり、セーフティカー先導のままチェッカーフラッグ。

フェルスタッペン(レッドブル)が7番グリッドからポールポジションのルクレール(フェラーリ)を破って優勝!

3位のラッセル(メルセデス)は、フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて3位に後退。
今年のメルセデスのマシンでは、レッドブルとフェラーリのペースについていくことができず、後方はラッセルのペースについていくことができず、いつものように一人旅。バトルすることも無く3位フィニッシュ。

4位、5位は後方からのスタートで追い上げたサインツ(フェラーリ)とハミルトン(メルセデス)。6位はペレス(レッドブル)で、トップ6はやっぱり、この3チーム。

中断グループは、3位スタートのノリス(マクラーレン)はスタート失敗し出遅れて6位まで後退し、序盤はリカルド(マクラーレン)のDRSトレインで前を行くガスリー(アルファタウリ)をなかなか抜くことができず、一時は8位まで後退したが、18周目にアロンソ(アルピーヌ)を抜き、1ストップ作戦でソフトタイヤに交換後は、周回数を重ねたハードタイヤを履くドライバー達を次々とオーバーテイクしトップ6に次ぐ7位に浮上。そのまま8位以下のドライバーを引き離したところで、セーフティカー先導のチェッカーフラッグ。

今回目を引いたのは、FP3から登場したN.デフリース(ウィリアムズ)直線スピードが速いマシン特性を生かし、この高速コースモンツァでは戦闘力があり、前を行くガスリー(アルファタウリ)に肉薄。オーバーテイクはできなかったが、アルファロメオの周冠宇の猛追を振り切り見事にデビュー戦9位入賞。今回のドライバーオブザデイを獲得している。

最後尾スタートの角田(アルファタウリ)は、1周目に18位、9周目には14位までポジションアップ。前を行くオコン(アルピーヌ)を追い上げて追いついた頃にハードタイヤへ交換。ハードタイヤに交換後はペースが上がらずせっかく追いついたオコンのペースについていくことができず、最後にはシューマッハ(ハース)とマグネッセン(アルファロメオ)に抜かされたところでセーフティカーでレース終了となり、最終的に14位で期待されたポイントは獲得できなかった。

【ラップタイム 順位】

【結果】

フェルスタッペン(レッドブル)が優勝

ペレス(レッドブル)がファーステストラップ

デフリース(ウィリアムズ)がドライバーオブザデイを獲得した。

次回は、9月30日~10月2日のシンガポールGPです。

最悪次回のシンガポールGPでフェルスタッペンのワールドチャンピオンが決まるかもしれません。

その次は待ちに待った日本グランプリです!楽しみですね。

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