「育児家事リスト」が便利。得られる3つの利点

行動

こんにちは、たくぞう(@taku_kosodateda)です。

このブログでは、「お金と家庭にゆとりを」をテーマに、経験談とお役立ち情報を発信しています。

今回は、「育児家事リスト」についてお話します

「育児家事を手伝いたい」と思っているパパさん。でも、一体何を手伝えばママが楽になるか分かりますか?

・手伝いたいけど何をしたら良いかわからない

・育児家事の中身を整理したことがない

・妻は家で何をやっている?

こんな疑問を持っている方には、育児家事リストがオススメです。

実体験として、“育児・家事”と聞いた時、パパがイメージしているものとママが実際にやっているものとにはかなり差があります

また、同じ育児家事でも、パパとママでやるときのストレスの感じ方が違います。

「育児家事リスト」を作ると、どんな仕事があって、何を手伝うのが効果的かが見えてきます。

では、いってみましょう!

コレが作った育児家事リスト

わが家で作った育児家事リストを紹介します。

※ストレス度は”妻目線”です

もっと詳細な一覧を想像したかもしれませんが、実際はこのレベルで十分です。

細く作りすぎない理由も後述します。

育児家事リストの3つの利点

この育児家事リストを作る利点を3つ説明します。

簡単に言うと、パパの育児家事を促進する材料になります。

1.やるべき行動が見える化できる

パパが家のことをなかなかできない原因は、全体像が分からないことが大きいです。

いつ、何をしをしているか、の全体感がイメージできるとパパは動きやすくなります。また、「これができればよい」というゴール設定にもなります。

「名もなき家事」の存在に注意

僕の育児家事リストを見ると、意外と項目が少ないことに気づくと思います。しかし実際には、リストの家事に付随する「名もなき家事」がたくさん存在しいています。

“洗濯”に付随する名もなき家事
  • 家中のタオルを集める
  • 乾燥する前に一部の服を取り出す
  • 服とは別に、寝具を週2回位洗う
  • 洗濯機のゴミ取り
  • 洗濯槽クリーナー
  • 洗剤・柔軟剤の買い足し

リストの項目だけを見て、「ママの仕事は少ない」と判断はしないでください

仕事が少ないかは、リストの育児家事を“実際にパパがやってみて”感じれば良いです。

2.パパの課題が見える

リストを見た時「これは何をすれば良い?」と思ったものがパパの課題です。

リストの項目は、普段はパパの役割でなくても、いざという時は最低限パパができる必要があります

子どもが産まれると、1日の中でママが消化しきれない家事が出てきます。やりたくてもできない、できる心身の状態ではない…理由はさまざまです。

「自分の仕事は洗濯だから、キッチン周りは知らない」ではなく、いざという時は最低限の育児家事をこなして、状況に応じたママのサポートができる体制にしましょう。家庭が安定すると子育て環境の充実に繋がります。

Point

“やる、やらない”の分担は夫婦で決めればよい

・分担関係なく、いざという時“できる”パパの最低ライン

3.解決する優先度が分かる

リストで重要な役割を持つのが「頻度」「ストレス度」です。

高頻度・高ストレスをパパがカバー

・頻度が多いものをパパがやると、ママの体の負担が減る

・ストレスが多いものをパパがやると、ママの心の負担が減る

・頻度が多いものを効率化すると、夫婦の体の負担が減る

・ストレスが多いものを効率化すると、夫婦の心の負担が減る

高頻度、高ストレスのものに対して対策を考えることで、パパが手伝う費用対効果が上がります。

例えば、ママが”排水溝などのゴミ(汚いと感じるもの)にストレスを感じる“の場合。

パパがそれを手伝えば、ママのストレスはグッと下がり、気持ちの余裕が変わります。

家事の量としてはほんの一部ですが、ママにとっては負担が大きく減って感じます。

機械化で楽にする

パパ自信が家事をするもの大切ですが、機械化も検討材料です。

育児は機械による効率化が難しく、パパママ頼りです。その分家事に機械を導入して楽にしましょう。

洗濯乾燥機、食洗機、ロボット掃除機など、導入していない方はぜひ検討しましょう。

機械化のメリット
  • 自分の時間が空く
  • 機械操作だけなので、パパが家事に取り組むハードルが下がる
  • 仕上がりのレベルが均一なので、“パパだから上手くできない”がない

便利家電は「レンタル」から始めましょう

家電のデメリットが、初期投資が高額であることです。グレードによって何万円も差があります

「せっかく買ったのにイメージと違う」ということがないように、まずはレンタルでお試するのがオススメです。わが家もレンタルからスタートしました。

育児家事リストを作る際の注意点

作るときのポイントと注意点です。ここを抑えれば、より効果が出るはずです。

夫婦で一緒につくる

リストの項目は夫婦で出し合うことをオススメします。

詳細な家事リストは検索すればたくさん出てきますが、使用する必要はありません。

・他人が用意したリストと自分の家庭は違う

・リスト作りが夫婦で同じ目的を向く行動になる

リストを作るということは、“パパがママに声をかける”ということです。育児家事への興味を示すことになります。

「育児家事を手伝いたい」

「何をやっているか・何が大変か知りたい」

パパがこんなことを伝えたら、ママとしても嬉しいのではないかなと思います。

細かくしすぎない

自分の行動を促進するのが目的です。家事の辞書を作りたい訳ではありません。

細かすぎると項目が増えて大変に感じるので、逆効果になりかねません。

完璧でないと心配?

・リストを細く作らないと、抜け漏れがありそう…。

・やった後、妻にダメ出しされるのも嫌だし…。

僕の経験として、こんな心配はするだけムダでした。

家庭のためになるのはパパが“行動すること”であり、項目出しに時間を掛けることではありません。早く行動して、できてないところを修正した方が効率的です。

妻に言われることも、“指摘”ではなく”アドバイス”だと思っています。

最初は”ダメ出し”みたいに聞こえるかもしれませんが、プラスに捉えましょう。

「名もなき家事」はリストに必要?

実際の家事には「名もなき家事」が存在します。

ご覧の通り僕のリストには名もなき家事は入っていません。しかし、不便もありませんでした。

・名もなき家事を書いても、それだけを実施することはほぼない

・普通の家事をやると、結果的に名もなき家事をやることになる

リストに完璧を求める必要はありません。

まずはシンプルなリストで行動しましょう。

行動を習慣化させながら、必要な項目や名もなき家事を付け足す方が気持ちも楽です。

大変さをアピールするものではない

誰でも“自分は相手よりも大変だ”と思っています。

夫の主張

・仕事が大変。育児家事なんてそんなにできない

・リストの項目はそんなに多くない。本当に大変なの?

妻の主張

・私は24時間365日休みがない

・リストに掛けない”名もなき家事”がたくさんある

・あなたは仕事だけしていれば良いから楽

こんなことお互いに言い始めても、何も進みません。

目的はパパが育児家事で何をサポートするかを考え、行動することです。どちらが大変かを決める場ではありません。

リストを作る際は、何を手伝えるかに注目して話しましょう。

もちろんパパさんも仕事が忙しいというのは分かります。育児家事をサポートするために自分の時間をコントロールすることも考えましょう。

僕は朝型生活にして育児家事の時間をつくりました

すぐ行動する

リスト化したら行動あるのみです。

行動は早いに越したことはありません。むしろ、リストを作って行動しないのはマイナスイメージになります。

まずは”食器洗いだけ”、”洗濯の取り込みだけ”で構いません。小さく始めるのが継続のコツです。やりながら分からないことを聞き、できる幅を広げていきましょう。

ママに聞けるのは“心に余裕がある時”です。つまり“子どもが産まれる前”または“子育てが落ち着いた時”です。

“子どもが産まれた直後(=ママが一番大変な時)”に「家事どうやるの」と聞くのはママのストレスが高くなるのでオススメできません。

子どもが産まれる前の事前準備が大切です。

まとめ

育児家事リストはパパが行動するきっかけになります。

リスト自体のメリット

・育児家事の全体像が分かる

・パパができない家事(覚えること)が分かる

・どの家事に取り組むか(優先度)が分かる

そして、育児家事リストを作り行動をすることで、家庭が充実します

リストを作る行動のメリット

・育児家事を手伝うという主張になる

・夫婦でリストを作ることで、一緒の目的に向かえる

・行動、修正でコミュニケーションが生まれる

注意のポイントもるので抑えておきましょう

・細かくしすぎない

・夫婦どちらが大変かを決めない

30分〜1時間もあればリストはできますので、一度夫婦で話してみてはいかがでしょうか。やって損なしです。

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