今回読んだ本は「これからの会社員の教科書」です。
この本は、プロの会社員としての心得を教えてくれます。
仕事はつらくてつまらないものだと思っている人は多いのではないでしょうか。
でも「プロの会社員」としての心得を持って仕事をすると、仕事の見え方が変わります。
仕事を世界で最もおもしろいチームスポーツとして楽しめるようになるんです。
今回は、明日からすぐに実践できるプロの会社員の心得を3つ紹介します。
ゴールを把握する
仕事を振られたときは、必ずゴールを確認しましょう。
仕事を振られるとき、結構ふわっと振られることってありますよね。
そんなとき、よくわかっていないのに「わかりました」は言わないでください。
「何をどうするのか?」「誰のためのどういう仕事か?」こういった背景をちゃんと明確にしましょう。
これを確認しないと、求められているゴールと全然違うゴールに辿り着いてしまう可能性があります。
その仕事の本質を理解してから始めることが大事です。
また、併せて制約条件も必ず確認してください。
使える費用、納期、動員可能な人材などです。
逆に部下に仕事を振るときも、これらを必ず伝えるようにしましょう。
ゴールを把握せずに走り回って汗をかいているだけで、「仕事をした」と勘違いしている人にならないように気をつけてください。
上司にはクローズドクエスチョン
大前提として、仕事でわからないことが出てきたら、まず自分で調べましょう。
その上で自分一人で解決できないときは上司に質問をしましょう。
ポイントは、上司に質問をするときは、「クローズドクエスチョン」で質問をするということです。
クローズドクエスチョンとは、イエスかノーで答えられる質問のことです。
「どうすればいいですか?」ではなく「こうすればいいですか?」と聞きます。
これの良いところは2つです。
1つ目は、答えるのが楽なので上司に負担をかけないことです。
2つ目は、自分なりの「仮説」をたてるクセがつくことです。
クローズドクエスチョンで質問するためには、自分なりの仮説をたてる必要があります。
そうすることで、自分で考える力が付きます。
どうすればいいかを上司に聞いているだけだと、いつまでも考える力が付きません。
逆に部下には「オープンクエスチョン」で質問するようにしましょう。
「どう思う?」という聞き方にしないと、ただ「イエス」というしかなくなり、考える力が付かないからです。
クヨクヨしない
仕事でミスをしたとき、落ち込みますよね。
でもいつまでもクヨクヨしないようにしましょう。
なぜならそんなこと誰も求めていないからです。
求められているのは、切り替えて「どう挽回するか?」「同じ失敗を繰り返さないためにどうしたらいいか?」を考えて行動することです。
クヨクヨして寝れず、次の日のパフォーマンスが下がるなんていうのは最悪のパターンです。
起きたことはしょうがないと割り切って、今からできることを考え抜き行動する。
そうしていると落ち込んだ気持ちもどっかに飛んでいきます。
また、「部下を叱らない」ということも大切です。
叱ると部下は悪い出来事を伝えづらくなり、「バッドニュース」が入ってこなくなります。
なので叱らずに、これからどうするかを一緒に話し合うようにしましょう。
そうして、バッドニュースも言いやすい環境をつくることも上司の仕事です。
まとめ
今回は「プロの会社員の心得3選」を紹介させていただきました。
皆さんが仕事って楽しいかもと思える手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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