因果関係…という言葉を耳にする事はあるだろう。原因と結果の関係性の事ではあるが、この宇宙には根本の原因と現れ出でるべき結果がある。遺伝子だ。



ありとあらゆる環境や社会的条件付けがあるが、そういった各々の制約を潜り抜けて、個々の持っている遺伝子のエナジーを発揮しなければならない。「しなければならない」と「べき」調で敢えて表現したが、しなければどういった報いが来るのだろうか。



それは即座に来るのだ。今この瞬間に自分が嫌だと感じる事…ボーッとしてしまって無意識になって今この瞬間を失ってしまう事、おしっこを漏らしてしまう事、所有している物質(スマートフォンであったりお金であったり)を失ってしまう事、他人から暴力を受ける事、転ぶ事…。



それが何の由縁もなく起こるという事ではない。七身体の論理をこのブログで紹介した事がある。原初のエナジーである空体、次いで想念体という表現をしているが、この想念体がこの宇宙を、この惑星を突き動かしている。それは人間のみならず、微生物や野生生物、あるいは無機物のプラスチックまでこのエナジーを根源に稼働している。



私が表記する「因果関係」とは、ラメッシ・バルセカールの記事で紹介したような「肉体精神機構」、いわば「ロボット」が100%の性能を発揮しなかった場合に起こる報いの事を指している。この性能を発揮しなかった場合、例えば私であれば文章をちまちま書く事であったり、フルフィルメント瞑想のマントラの伝授をしたり、母親にご飯を作って貰ってそのご飯を食べたり(未だ実家暮らしなので)…といった表現を敢えてする事によって実家暮らしの31歳ほどの年齢の人間の罪悪感を取り除いたりと、まあいわばそういった「仕事」「責務」をこなさないと上記のような報いを受けるという事だ。



度々このブログで「意識的である事」とか「観照している事」とか「今この瞬間に醒めている事」が重要であるという記述をしているが、それだけではなく、自分の肉体がどんな才に恵まれ、どんな環境で生きてきて、どんな環境で今生きているのかをしっかり鑑みて、その上で「意識して生きる」という事が重要だという事を発見したので記事にさせて頂いた。