PS+からダウンロードして、オーディンスフィアを楽しんでいる。

 

 

一見するとメトロイドヴァニア風だけれど、探索要素はほとんどなく、横スクロールのハクスラ系アクションゲームだと思う。

 

わらわら湧いてくる敵を倒す爽快感がある。

 

方向キーと組み合わせたボタン操作で簡単に必殺技が出るので、必殺技で敵をまとめて一掃するのが気持ちが良い。

 

人気があるのもよくわかる。

 

その分、難点が目につく。

 

まず、プレイ時間が長い。

 

現在2人目のコルネリウス編まで終えたけど、それでも16時間かかっている。

 

あと3人残っているので、それだけで25時間ぐらいは残っていると思う。

 

毎日20分ほどのプレイでは、クリアするのにどれぐらいの日数を要するのか。

 

ボリュームを一つの指標としている層もいるとは思うので、仕方がないのかもしれないけれど。

 

ただ、ボリューム不足とゲームの面白さは違うと思うんだけれどなぁ。

 

ストーリーは、正直、全く面白みがない。

 

そこに期待していないんだけれど、セリフを喋るドラマ場面がけっこう長い。

 

ここはもう少し短くして欲しかった。

 

どうも制作会社のヴァニラウェアは「十三機兵防衛圏」もそうだったけれど、大人からみた子供はこういう感じだろう、というのを表現していて、いやそれはあなたの妄想でしょ、というのを感じる。

 

心の機微や変化がわかりにくく、あれなんでそう思うようになったの、というのを訥々と感じる。

 

敵だった者を愛するようになるという難しいストーリーにチャレンジしているけれど、あまり上手くいっていない。

 

スキルについては、使うもの・使わないものがハッキリとしている。

 

このスキルを使わないと特定のボスを倒せないというようなシステムではないので、好きなスキルをひたすら使っている。

 

ゲームを進めていくうちにスキルが開放されるけれど、開放されたスキルを使ってみようとは思わない。

 

アイテムもあんまり使う場面がないけれど、せっかく持っているから使おうか、という程度。

 

こういった難点があるけれど、基本のアクション部分が楽しいので、少しずつ進めている。

 

グラフィックはキレイだし、操作性も良いので、そういった部分ではストレスなく楽しめる。

 

===

 

ここからは、ボリュームについて少し。

 

映画だと約2時間で1800円、小説だと200頁で4時間ぐらいで読めて2000円ほど。

 

これらの比率から、4000円程度のゲームに求めるボリュームは10時間ぐらいなのではと思ってしまう。

 

7000円のゲームでも20時間ぐらいで良いのではないだろうか。

 

ただ、これも作品によっては異なるかな。

 

ゼルダやゴッドオブウォーのような大作であれば、20時間は短いと感じるかもしれないし。

 

この辺は難しい。

 

ただ、メインストーリーは20時間程度にして、もっと遊びたい人のためにやりこみ要素を増やしていただければありがたい。