【姉のひとりごと 3】母の入院から2020年末まで書き終えて

 昨年2020年までの記録を書き終えました。

 これから厳しいこと、批判されるようなことを綴るために一呼吸します。
 深呼吸……

 母の入院から2020年末まで追っていく中で、私の中で答えが出始めました。その答えも書こうと思っています。

 今、最大の後悔が私自身をグサグサにしています。
 でも、もう結果が出てしまった以上、今更どうしようもない。

 そして太郎くんのこの後の容態も結果もわかっている今の私は、この苦しみ、痛み、心配、不安、ぐちゃぐちゃな気持ちはもうないのだと、パソコンの画面から離れた瞬間に思うのです。

 それは悲しいことに、ほっとしてしまうのです。
 悲しいことに、よかったとも。

 太郎くんへ
 
 太郎くん、お姉ちゃん思うの。
 
 太郎くんは、こんなに苦しんでいることから解放されてよかったのだと。この闘病記を続ける中で強く思っているんだよ。

 お姉ちゃんは太郎くんを頑張らせるタイミングが遅かった。
 頑張らせるならこの年末だったんだよね。いや、太郎くんはあの日から頑張っていたんだってわかっているよ。
 なのに、これ以上に頑張らせてしまってごめんね。

 でも解放されてよかった。本当によかった。

 ここにいないのは悲しいけれど、寂しいけれど、本当によかったと思っているよ。

 助ける! 治す! ってお姉ちゃんが言い続けたから、太郎くんは最期の最期まで頑張ってくれた。それがもっと早かったら、ここまで頑張る必要はなかった。
 
 うん、そうだよね。
 お姉ちゃんはわかってる。
 太郎くんもここにずっといたかったってこと。だから頑張ったんだってこと。

 母から、私と喧嘩をするとよく言われる言葉があります。

「私の死に時を奪った」と、「太郎くんの死に時も奪った」と。

 その通りだと思います。私は余計なことをして命を救ってしまったし、苦しみを長引かせてしまった。でも、救いたいと思うのが家族。まだ一緒にいたいと思うのが家族です。

 批判も覚悟の上です。
 
 私のこのブログを始めた理由と目的のために、これからの私の行動、気持ち、怒りをありのままに綴っていきます。

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