kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

うちの猫話。

私のブログで、度々話題にあげる我が家の猫は、元オスの「こてつ」です。

 

が、我が家には先輩猫として「ひめ」という白猫がおります。

 

繰り返しますが、私の名付けではありません。

 

 

この子は、保護猫と言えるのかもしれませんが、野良経験があるわけではなく、いわゆる「捨てられた」猫です。

 

元の飼い主から、直接、愛護団体の方に引き渡されたそうです。

 

 

出生までのことはわかりませんが、もともと、美容のお店の看板猫として過ごしていたという経歴を持つ、女の子です。

 

招き猫だったのかはわかりませんが、ともかくお店の猫を増やしたらしく、「ひめ」は他の猫とうまく折り合えず、ひめが追い出される、という結果になったようです。

 

 

そんな自分の猫生を知ってか知らずか、いわゆる配偶者との出会いは「里親探し」のイベントで、ひめさん一世一代の「ごろにゃん」を演じ、いわゆる配偶者のハートをゲットしたと。

 

 

ひめは「ツンデレ」さんで、他の猫と折り合えなかった過去も含めて、飼うなら多頭飼いはやめたほうがよい、と、ボランティアの方に忠告されておりました。

 

いわゆる配偶者はそんな言いつけを守るわけもなく、今は「こてつ」もいる。

 

けして仲が良いというわけではないですが、なんだかんだ折り合ってやっている(というより、こてつが鈍感)ので、ひめの以前の環境は、よほど本人にとって苦痛だったのでしょう。

 

 

そんな経歴のせいか、変なクセがひとつあり、化粧品とか、薬っぽい匂いが好きなようです。

 

いわゆる配偶者が化粧をしたり、また、帰宅後に化粧を落とすのに洗面所にいると、どこからともなく「スッ」と現れ、足元で待機。

 

居間に戻ってくつろぎ始めると、膝に登ってひたすら顔を舐めようとしています。

 

他にも、薬っぽい匂いが好きなようで、漢方薬みたいな匂いにも寄ってきます。

 

 

いずれにせよ、体に良くないかもしれないので、極力、舐めさせないようにはしていますが、その執着はなかなかのものです。

 

 

とはいえ、多くの場合、こてつが配偶者の足元に陣取っており、あんまり近寄りたくないひめは、それを見るとなかなか近寄れない。

鈍感で空気を読まないこてつは「遊ぶぞねーちゃん!」と言わんばかりに飛びかかったりしてますので、まぁ賑やかです。

 

 

配偶者が洗面所に消える。

 

こてつがストーカーのようについていく。

 

ひめが、匂いにつられて引き寄せられていく。

 

どこかで「シャーッ」という威嚇が聞こえる。

 

ひめ、こてつの順で、全力疾走で居間に飛び込んでくる。

 

寝っ転がっている私が踏まれる(2回)。

 

 

それでも、たぶん、以前のお店にいるより、ひめは幸せなんだと思う。

 

一世一代のパフォーマンスで得た生活。

 

楽しんでほしい。