実家の売却 売るタイミングはいつ? | それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

片道6時間の実家に暮らす母を近くに呼び寄せることになったのは、息子の小学校入学の一か月前。ドタバタの引越しから施設入所、物と思い出がいっぱいのまま空き家になった親の家の片付け。たった1人で270kmの道のりを何度も通い、家族の歴史と初めて向き合います。 

不動産屋さんの会社説明を

一通り聞いた後、続いて

家の中を一緒に見て回ります。

 

 

「いいですね~

これは売れますよ、売れます!

ここまで片付けられるの

大変でしたでしょう」 と不動産屋さん

 

 

 

(みんな最初はそう言うのよ w)

 

「二階はだいだい片付いたんですけど、

一階はまだものがいっぱいで、、」 と私

 

 

 

「みなさん片付け途中は、

ものでいっぱいですよ。

全然この状態でも『内見』は大丈夫です」

 

 

「えっ??内見?」

 

 

「だいたい いつ頃から売り出そうと

お考えですか?」
 


不動産屋さんに

実家の査定をお願いするのは今回が2回目。

 

 

でも、この時点で

「実家を売る」とはっきりと

決めていた訳ではありませんでした。

 

 

 

じゃあ、頼むなよー 笑

 

 

 

一回目の査定をお願いした時は、

片付けをしながら

 

「この家もし売ったら

いくら位になるんだろう」

 

と素朴な疑問がわいてきたからです。

 

 

ちょっと冷やかし気分 ^^;

 

 

自宅のハウスメーカーさんに

系列の不動産屋さんを紹介してもらいました。

 

 

散々な結果でしたけど (笑) ↓

 

 

そして今回の二回目の査定も

本腰入れて不動産屋さんを探した訳でもなく

 

 

リサイクルショップに不用品の

買い取りを依頼した際、

今回の不動産屋さんを紹介されたからでした。

 

 

そうなんです。 

 

 

「いつかは実家を売る」

 

と頭の隅にはありましたが

 

 

「今が家を売るときだ」

 

とはまだ考えてなかったのです。

 

 

 

そもそも

実家を片付け始めたきっかけも

「家を売ること」が目的ではありませんでした。

 

 

ただ、

 

「実家が空き家になったから」

 

「そこにたくさん『もの』があったから」

 

「見て見ぬふりしたかったけど

 私がしなくちゃ、誰もしないから」

 

でした。

 

 

詳しくはこちらで ↓

 

 

だいたい仏壇一つ手放すのにも

あんなに悩んで右往左往するのに w

 

 

「家を売る」

 

 

なんて簡単に決められる訳がありません。

 

 

ましてや、

実家の持ち主は今も「母」であり

私ではない。

 

 

5か月前の一回目の査定と

状況が変わっていたとすれば

 

 

実家の片付けが進んで、

「ゴール」が少し見えてきたこと

 

 

母の「公正証書遺言」が出来上がり

「実家を相続するのは私一人」

と決まったことでした。

 

 

公正証書遺言の話はこちらで ↓

 

 

実家を空き家のまま置いておくことは

リスクがたくさんあります。

 

 

まず、家を持っている限り

維持費がかかります。

 

 

空き家の維持費の話はこちら ↓

 

 

そして、置いておけば置いておくだけ

家は劣化し、資産価値が下がります。

 

 

庭の草木が伸びて

ご近所に迷惑をかけたり、

 

空き家とわかると

空き巣や放火の心配も

 

 

これらのリスクを総合的に考えると、

 

「誰も住む予定がないのなら、

一日でも早く売る」

 

というのが実家売却の

一番いいタイミングなのかもしれません。

(片付け途中に周りからも良くいわれました)

 

 

 

ただ、

 

「いつかまた母がここに帰ってきたいと

いうかもしれない」

 

「いつかすごく体調がよくなって

一緒に父の墓参りができるかもしれない」

 

という想いが私には消せずにいました。

 

 

実家を売却したお金がすぐ別のこと

(施設の入居金にあてるなど)

に使うアテがなかったというのも決断を

先延ばしにした要因の一つと思います。

 

 

「相続」の仕方だけをきちんと決めて、

いつでも売却できるよう

中身をほぼ空っぽにしておけば

 

相続後まで実家を

そのまま置いておくというのも

アリでしょ

 

この時はまだそんな気持ちでした。

 

 

 

大きな違いは、相続してからの売却は

登記簿謄本の名義変更が必要になるので、

若干面倒です。

 

たくさんの必要書類を揃えて、

司法書士さんに依頼して

その依頼費用、登録免許税も必要という

手間とお金がかかります。

(その他金額によって相続税、譲渡所得税、

住民税が発生するケースも)

 

 

相続前の売却も

実家の所有者である母が

自分の意志で

「売るかどうか」の判断できなくなると

その時点でできなくなります。

 

 

 

母が判断ができるうちに相談して

一日でも早く売るか

 

 

相続してから私が一人で売るか

 

 

 

我が家の実家売却のタイミングは、

気づけば二択でした。

聞きたいことを遠慮なく聞けて、

何でも話せる関係が作れるとイイね!

 

 

つづきます

 


今日の教訓・住む人がいない実家は一日でも早く売るか
 維持する場合は、相続人をきちんと決めておく

 

つづきます

 

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