五稜郭公園の桜2024 2024/4/22 月

北アメリカ星雲をライブスタック 2022/6/28 火

 昨夜、午後8時半頃から日付が変わる頃まで庭で電視観望。まずは2倍バローレンズ付けてこと座の環状星雲をねらいましたがピント合わせと導入で難航、やっとリング状の星を見つけてライブスタック開始したけどナンカヘン。よ〜く見たらピン甘でリング状にぼやけた恒星を写してました。バローレンズ外して再度導入を試みるも上手く行かず、プレートソルビングも失敗続きの上にこと座が天頂近くまで昇ってしまったので続行を断念。ザンネン!
 気を取り直してアライメントをリセットしてAZ-GTiの電源を切ってやり直し。
 バローレンズは取り外し、昇ってきたはくちょう座デネブでワンスターアライメント、今度はプレートソルビングも成功。Stellariumから北アメリカ星雲導入を指示。画面上部に緑色の帯、おぉ!プレートソルビング成功!!
ASTAPの星図データは最も狭い画角に対応したH18にしてます。
北アメリカ星雲らしい姿がスクリーンの中央にうっすら見えています。ダークフレームをキャプチャー・適用してライブスタッキング開始しました。前回はキャプチャーしたダークフレームをどうやって適用するのか分かってませんでしたが、ダークフレームキャプチャのポップアップ画面の最下部にある「すぐに適用する・・」にチェックを入れると右端のカメラ制御パネルにある前処理のダーク減算にも自動的にチェックが入るようになっていました。保存してあるダークフレームを前処理の部分で選択することも可能であることが分かりました。
 ライブスタック中に見たままの画像を保存したのがこれ。この向きがホント。うっすらしか見えませんけど暗い場所でPC画面みていると結構はっきり見えるものです。こんな大きな星雲が黒い夜空にあるなんて不思議な気がします。

 16ビットfits画像で保存したものをPIPPでTiff画像に変換したものをキヤノンDPPでヒストグラム調整して更にGoogleフォトで編集したのがこれです。もっと広い画角で撮影すると右上にペリカン星雲とペアで写るらしいです。
鏡筒はSVBONY SV165
カメラはPlayerOne Neptune-C II
フィルターはSIGHTRON QBP III
アナログゲインは400、露光11秒を110枚シグマクリッピングでライブスタックしました。

撤収中に南西の空に流星が見えました。うしかい座流星群の流れ星かも?

 プレートソルビングの成功率がほんの少し良くなってきました。まず最初のワンスターアライメントをしっかりやっておくこと。それからビニング、露出時間、アナログゲインの設定がミソのようです。今回はやってないけどASTAPで星の検出のしきい値や恒星の数も吟味すると良いらしい。
 画面を見ながらのピント合わせは露出時間による遅延があるから急ぐと合焦点を通り越してしまうので大変。ビニングやプレビューで画像ブーストを活用して短い露出時間でフォーカスできるように考える必要があるみたい。


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