環状星雲M57を大きく撮れたけど 2022/7/2 土

　GPV天気予報ではスッキリしない空のはずが思いがけずきれいに晴れ渡りました。
急いで庭に出て撮影開始。目標天体はこと座の環状星雲M57。5.7秒を31枚、計178秒をスタックしてます。元画像は左右反転していたので補正しました。
　大きく撮れたことは撮れたけどあり得ないミス　をしてます。鏡筒にキャップするの忘れたままダークフレームをキャプチャーして適用してます。ダークフレーム完了適用直後に真っ黒い画面になるのでおかしいなと思ってましたし、他の天体も撮ったけど明るい恒星が三日月みたいな形に欠けたりして・・この時点ですぐに気づくべきでした。それでもまあ何とか見られる画像にはなりました。見たかった色も出てます。

　大きな収穫はプレートソルビングを成功させるコツが分かってきたこと。ビニングを２にする他、肉眼で見えないような暗く小さな恒星も見えるように露光時間やヒストグラムを調整することでした。左右逆転していても大丈夫なんですね。

　ガーネットスターやはくちょう座のサドル付近の星雲も撮れたけどダークフレームミスの影響が大きくてぱっとしない出来になってました(T_T)

使用機材

鏡筒　SkyWatcher MAK90
カメラ　PlayerOne Neptune-C II
経緯台　SkyWatcher AZ-GTi
フィルター　SIGHTRON QBP III
フォーカルレデューサー Astrostreet GSO 0.5X
パソコン　Lenovo IdeaPad Slim550i

使用ソフト
SharpCap
Synscan Pro

Stellarium

Astap
ASCOM プラットフォーム

DeepSkyStacker(Fitsファイル変換に使用)
キヤノンDPP
Googleフォト

撮影情報

#ディベイヤーモード

Debayer Preview=Force RGGB

#ビニングモード

Binning Mode=Average

#ビニング

Binning=1

#モード

Colour Space=RAW16

#キャプチャエリア

Capture Area=2712x1538

#出力形式

Output Format=FITS files (*.fits)

#温度

Temperature=26.6000003814697

#オフセット

Offset=97

#フレームレート

Frame Rate Limit=Maximum

#アナログゲイン

Analogue Gain=400

#露出時間

Exposure=5.744s

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