こんにちは、むあです。
今回は、日生劇場で『カムフロムアウェイ』を観劇した感想をお話ししていきます。
9.11の同時多発テロの裏側で起きたカナダの小さな町の物語ですが、日本初演ということで期待していました。
12名の超豪華キャストが集結することでも話題のミュージカルなので、しっかり感想をレポートしていきたいと思います。
ブロードウェイミュージカル『カムフロムアウェイ』の感想
率直な感想としては、おそらくこのミュージカルは最低3回見ないといけない作品だと思いました。12名のキャストが100名近くの登場人物を演じわけ、場面がころころと切り替わるので、1回だけでは理解が追いつかないのが正直なところです。
ただ、物語が伝えようとするメッセージや9.11の同時多発テロの裏で実際に起きた物語であるということの重みが感じられ、100分間の観劇時間があっという間に過ぎていきました。
また、今回キャスティングされているのは、様々な舞台で主役やメインとなる役を演じてきたベテランばかりです。その方々でさえも「一度はじまったら最後まで息つく暇がない」とおっしゃるほど大変な舞台ということで、観劇できた喜びが大きかったので、迷っている方がいたらぜひおすすめしたいですね。
ブロードウェイミュージカル『カムフロムアウェイ』キャスト別の感想
12名おひとりずつ感想をお話したいのですが、今回は個人的に注目した3名の方を順不同にピックアップさせていただきます。
【カムフロムアウェイのキャスト別感想】柚希礼音さん
ビューラを演じたのが柚希礼音さんです。生で舞台を見させていただいたのは初めてでしたが、最初からものすごい量のセリフがあり、重要な役どころであることがわかりました。
柚希礼音さんは役の振り幅が素晴らしくて、母親のようにあたたかい人の役から非常識で自分勝手な人の役まで、同じ人が演じているとは思えないほどでした。
長年に渡り宝塚の男役をされていた方ではあるのですが、女性として様々な役を演じることにも長けている方なんだなと思いましたね。
【カムフロムアウェイのキャスト別感想】咲妃みゆさん
ジャニスを演じたのが咲妃みゆさんです。テレビ局の新人リポーターの役でフレッシュさがあり、ぴったりのお役でした。
咲妃みゆさんは森公美子さんと大胆なことをする場面があるんですよね。ネタバレになるので詳細は控えますが、私はそれを見て俳優としての覚悟が決まっている方なんだなと、心から感動してしまいました。
その他にも動物の鳴き声を担当されていたり、舞台に彩りを添える役が多く、楽しんで見させていただきましたね。
【カムフロムアウェイのキャスト別感想】橋本さとしさん
クロードを演じたのが橋本さとしさんです。町長のお役で明るくパワフルな雰囲気があり、中心的な存在でした。
橋本さとしさんは、少し前に『ムーラン・ルージュ』や『千と千尋の神隠し』などの作品でも魅力的な方だなと思っていたので、今回の作品も楽しみにしていました。
存在しているだけで安心感があり、舞台の柱となる方だなと思っているので、今後もいろんな舞台に足を運んでいきたいです。
まとめ:ミュージカル『カムフロムアウェイ』の感想!主要キャストに安蘭けい・柚希礼音
日本初演のブロードウェイミュージカル『カムフロムアウェイ』の感想をお話ししました。今までにない面白い作品に出会えたと思うので、再演も期待したいと思います。
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