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IVF@海外

IVF@海外 ⑨

訪問してくれた方、どうもありがとうございます。

12月に入って、子供達は、レゴのアドベントカレンダーを毎日、楽しみにしながら、開けてます。これからクリスマス迄の間、なんだかワクワクしますね。

それでは⑧からの続きに、参りましょう。

その後、Cクリニックの、Webページをじっくり見ました。ドクターの顔写真と、自己紹介の欄に目を通しました。J男と私は、なんと言いますか、直感で、「ドクターLにしよう!」、と同時に口にしてました。ドクターLは、女性不妊だけでは無く、男性不妊も、専門としているらしく、希望の光を私達に与えてくれる様な気がしました。

あれよ、あれよと、事は、進み、2週間後位に、予約が取れたと、思います。私もJ男も、有給を一日とりました。仕事が終わった後、急いで、夕方便の飛行機に乗りました。

その夜は、ホテルに1泊して、翌日、ドクターLの元へ、受診に伺いました。

ドクターLは、我々の、緊張を解す様に、笑顔で挨拶をしてくれました。小柄で、優しそうな雰囲気が、感じられましたが、優しいだけでは無く、知性が秀でている、そんな印象を受けました。

既に、今までの、検査結果にも目を通して下さり、話は、サクサクと、進みました。

ドクターLは、「IVF(体外受精)をしましょう。その中でも、顕微鏡下で、精子を直接卵子の細胞に入れるICSI(顕微受精)でいきましょう。」と言われました。

私もJ男も、ICSIなんて言葉、聞いた事も無かったので、何がなんだかさっぱりでした。ドクターLは、分かりやすく私達に、説明してくれました。

私は事前に、不妊治療とワードをー入れて検索してましたから、てっきり、インターネットで見た、卵管造影をしたり、通水をしたり、子宮鏡をしたり、タイミング療法などが始まるのかと、思っていました。

それがいきなり、不妊治療の最後の砦に初めからチャレンジするなんて、本当に驚きました。まあ、言い換えれば、私達には、それしか道が無かったのだと思います。

ドクターLは、私の血液検査のホルモン値など、全く問題が無いから、諸々の検査は、時間の無駄だと言われました。「不妊治療で大事な事は、今日という日が人生の中で一番若い。一番若い今、スタートを切るのが、成功に導く一番の近道だ」と、おっしゃいました。

その後、今度はJ男を診察しました。「精液検査結果が、余り思わしく無いけど、大丈夫。自然妊娠だと、精子が運動性に欠けると、受精は難しい。しかし、ICSIは、そんな精子の中から、一番良いのを厳選して、直接卵子に注入するから、可能性が格段に上がる。」と言われました。その後、精巣の触診もしました。

すると「右側にしこりがあるけど、気が付いてたかな?痛みや違和感は無い?」と問われました。J男は全く気が付いていなければ、痛みも違和感も全く無かった様です。

「直ぐに超音波検査をした方が良いから、ファミリードクターに超音波の依頼をして貰って下さい。」とドクターLは言いました。

私は、と言うと、次、生理が来たらこちらのクリニックに電話する様に言われました。それから、今後必要になる自己注射を貰って診察を終えました。

ドクターLのクリニックを後にして、J男は直ぐに、ファミリードクターKのクリニックに、電話しました。精巣の超音波検査の依頼を、検査機関にファックスして貰う様に、依頼しました。その後、検査機関に、超音波依頼が、ファックスで届いてるかの確認の電話をして、翌々日に超音波の予約が取れました。

これから一体どうなるのか、不安な気持ちを抱えて、また遥々、飛行機に乗って家路に向かいました。

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