動物大好き(≧∇≦)/
仲良くしてください
↓↓↓(エイッ!!って押してね)
↑↑↑
ランキングに参加してます。
よろしくお願い致します
こんにちは。「れい」です。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
動物たちに出会うたびに
動物の声が聞こえたらと、思うことありますよね
映画や本でも、色々な動物たちからのメッセージが、
その作者を通して聞くことができます。
動物ってそんなふうに思っているんだと、
わんちゃん、ねこちゃんの考え方を知ることができる
ひとつのエピソードとして出会いを楽しんでいます。
本当に、人と同じだね
と思えるくらい動物には感情があります。
喜び、悲しみ、恐怖、怒り、優しさ、励まし、慰めなど、
たくさんの感情があり、その感情が愛おしくも感じます
「怖い!」 が頂点に達したら、
相手を攻撃します
入院中の動物たちが、まさにそうでした。
治療をしている獣医さんは、
「体調を回復させたい」一心で、動物が痛い治療でも、
飼い主さんのお家へ元気に帰ってもらうために、
体調を整える治療をします
私達、動物病院のスタッフは、
先生が看てあげられないときや、
体調の変化に気づいたり、
励ましの声をかけたりしています
でも、動物たちはその行為がわかりません。
(たぶんです)
飼い主から離されて、こんな狭いところへ入れられ
白い服を来ている人は、痛いことしてくるし
自分たちは(動物たち)病気で体が思うように動かない
イライラして、攻撃的になってしまうのは仕方のないことです
(でも、動物の一撃はめちゃくちゃ怖いです
「一度噛まれて痛い思いをすると、こんなもんかと思って噛まれる怖さが減るよ」と、よく先輩に言われていました。
「1回噛まれてみたらわかるよって。意外に大丈夫だからって」っておっしゃいますけど、噛まれた後の処置がめちゃくちゃ痛いじゃないですか
教えてくれた先輩は痛すぎて、軽く気が遠くなったそうです
でも、噛まれてみて、本当に肝が座った感じです。
※ここのエピソードは今度、記事にしてみたいと思います。
「いつ噛まれてもいいや。あとでの処置が痛いけどね」という感じで受け入れました
ごめんなさい。話がズレましたね)
そんな「動物病院のあるある」を経験していくと、
言葉が通じれば、動物たちに余計なストレスを感じさせないで
済むのでは?と思うときもあります
(だからといって、その要求を受け入れてあげられるわけではないのですがごめんね)
動物たちもそんな気の張っている状態なので、
回復する時間が長引き、入院期間が伸びることもあります。
あまり、動物たちを見に行かないようにしたり、
こっそりと覗いてみたり。
(すぐに気づかれちゃいます)
スタッフたちは体調が気になるため、
動物たちとの距離を図りつつ対処します。
反対に、あるわんちゃんは、あれだけの手術の後なのに、
よく食べるし、排泄もしっかりするし
立ち上がって、尻尾振っているし
なによりも顔つきが良いです
これだけ元気ならば、もう帰れそう
と思えるくらい、ケロッとしている子もいます。
(さすがに、お腹を切ったりしているので、しばらくは入院です)
そんなふうに、みんな個性があり、
いろんな子たちに関わってくいくことで
相手の性格や行動を理解して、
お世話できていることが、とても楽しいのです
(さらに、甘えられたら、もうメロメロです。おやつあげたいっ。てすが、病気で来院しているので、あげませんし、そこは最善を尽くします)
もう、毎日が学びであり、動物たちのお師匠さんがたくさん来てくれます。
(? 師匠? ちょっと、言葉がおかしいですね)
そんな動物病院での日常で
動物の声が聞こえてる?と気づいたのは、
動物病院へ診察を受けに来てくれた柴の子(男の子)が
定期的に通っていただいているときでした。
耳の炎症が原因で、すごく耳の処置で暴れる子でした。
触られるだけで痛みが走るので触られることが嫌なんです
でも、嫌がって暴れても処置をしないわけにもいかず、
その子は頑張れる子なので、二人のスタッフが支えても暴れていました
そのときは、私はトリミングを終え、
掃除をしていたと思います。
その道具を片付ける帰りに。
その状況に遭遇しました
処置中の柴の子を見て
「痛いよね
でも、ここは頑張って治療しないと。
もう少しの辛抱だから、頑張ってね」と心で声をかけつつ、
「でも、腰から抜けようと必死だから、
だぶん、腰触れるだけで、諦めてくれるだろう」と思い、
そっと腰に触れてみました。
腰に手を当てただけで、ピタッと大人しくなり、
処置も少しだけ嫌がりながらも、治療を受け入れてくれました。
それ以上のアクション(さすったり、ポンポンと叩いたり)は必要ないと判断して、
終わるまで、私も動かずに
ただ、「大丈夫だよ。もう少しだ。頑張って」と、声をかけて
頑張っている柴の子を応援していました。
飼い主さんは目を見開いて
「すごい! 大人しくなったよ!」とびっくりした表情で
手を添えている私を見ていました
私は処置をされている柴の子から感じたことは、
二人のスタッフに結構しっかりと抑えられているので、
力は要らないなと、瞬時に感じたのです。
とにかく、柴の子は逃げたくてしかたがない
唯一、お尻からなら逃げられる!
そう思ったから、一番抜けられそうな、
お尻から逃げようと必死になっていると思いました。
そして、手を添えてみたのです。
柴の子は終わったあとは、逃げるように診察台から飼い主さんに抱かれて床へ降りて頭をブルブルと振っていました。
「よく頑張りました!!」とみんなに褒められるなか
診察室から出たい、一心で出口の扉に行こうと必死です
そのときのことは、
すごく不思議と冷静にみていました。
頭では、わんちゃんの感情を全身の動きで感じて、
柴の子はどう行動を起こそうとしているのか、
何をしようと思っているのかが、なんとなく思いついて、
「こうしたら落ち着くような気がする」
そして、ふと、手が出てしまう
こんなふうに無意識に動いてしまう状況は、
お家にいるわんちゃん、ねこちゃんにも、
飼い主さんがふと触れる瞬間と似ているように思います
病院だから、ではなく、
お家にいるときと同じように、こちらもよくリラックスして、
よく観察してみていると、
「なんとなく、そうなのかな?」と思い行動する。
そうすると、落ち着いてくれたり、喜んだり、
そうでなかったりといろいろとありますが
動物たちは、こちらが落ち着いていると、
合わせてくれているような。
動物たちの全体を見て感じて、落ち着いて把握する。
「私の気持ちに気づいて」と言われているように感じます
そのときの状況にもよりますが、
動物病院の方って、そういうところが身についてくるのだと思います。
動物とは会話をしないかわりに、
相手の動きや習性を知っているから、
日々、動物たちから教わり、経験しながら、
培っているのだと思います。
飼い主さんも動物業界の方も、
経験の差はあれど、感覚的には似ているんだなと思っています
トリマーの仕事をしていますが、
動物病院では、動物看護もトリマーも
一緒に学べる機会をいただけていたことが
とても私を成長させてくれました
そして、素晴らしいお師匠さんたち(動物たち)に感謝です
動物の声って、誰もが聞けて、
家族の方が1番に思い合っていると思います。
一緒にいれること、そばにいてくれることが、何よりも嬉しい
この年末の時期は、お仕事が忙しかったり、家族の用事が入ったりと、
何かとお忙しくなりますが、お体に気をつけて、
お家に帰ったら、わんちゃん、ねこちゃんや
かわいい我が子に癒やされつつも一緒の時間を楽しんでほしいと思います。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました