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「少年革命家」ユーチューバー・ゆたぼんのニュースにはなぜアンチコメントが多いのか

「少年革命家」ユーチューバー・ゆたぼんのニュースにはなぜアンチコメントが多いのか

「少年革命家」ゆたぼんって知ってる?

知ってる!ネットニュースを席巻してるよね

このゆたぼん君ってなぜかアンチコメントが多いよねその理由について考えてみるよ

そうだね。なぜなんだろう…

2~3年前からメディアが取り上げるようになってきた少年革命家ゆたぼん。最初は不登校になっていることについて実況している少年という感じだったのですが、今は子供の自由や不登校の正当性を世間に訴えているという感じとなっています。

そして今、日本一周の旅に出ています。旅の様子がネットニュースに取り上げられているのを最近よく目にします。そのニュースの内容に対してコメントが寄せられているのですが、ほとんどが「アンチコメント」と呼ばれる否定的なコメントです。

今回は、なぜゆたぼん少年に対してアンチコメントが寄せられているのか、について調べてみようと思っています。

今回の記事でわかること

  • 少年革命家ゆたぼんって誰?
  • ゆたぼんが訴えていること
  • ゆたぼんが否定されている理由
  • 嫌われる人の共通点
  • 嫌われる人が嫌われ続ける理由
  • 好かれるにはどうすればいいのか?

まず初めに「革命少年家ゆたぼん」って誰?

知らない人のために今回のブログの中心人物である「ゆたぼん」さんについてご説明します。

✅ゆたぼん少年のご説明

  1. 年齢
  2. 居住地
  3. 何をしている人なのか

順番に説明しますね。

①年齢

2008年12月12日生まれの13歳(2022年11月現在)。もう少し(12月12日)で14歳になります。中学1年生(2022年11月現在)となります。

5人兄弟姉妹の長男として大阪府にて生まれます。

②居住地

生まれは大阪府。現在は沖縄県宜野湾市在住です。

③何をしている人なのか

現在、学校は行かずにYouTuberをしています。そして、今現在は親と一緒に「日本一周しながら登校の子やその親御さんたちと直接会ったり、いろんな人たちと会って学びながら、多くの人たちに元気と勇気を与える」という活動をしているようです。

親御さんもYouTuberや心理カウンセラーといった個人で活動している方なので、その影響で個人で活動できるような道を選んだのかもしれません。

将来の目標は子供だけが乗れるピースボートで世界中に友達を作り戦争をなくすことと答えているようです。素晴らしい目標ですね。

ゆたぼんはなぜ学校に行かないのか?

ゆたぼん少年は小学3年生の頃から現在(2022年11月現在で中学1年生)まで学校には通っていません。その理由は何なのでしょうか?

ゆたぼん少年が学校に通わない理由

  1. 一律に教育を受けていることに疑問を感じている
  2. 担任とのいざこざ
  3. 親の教育方針
  4. YouTubeにて収入を得ているから

順番に説明しますね。

①一律に教育を受けさせていることに疑問を感じている

こちらの記事「ゆたぼんの父、僕が息子を叱らない理由」にその理由が書かれています。記事によると、「なぜみんな同じように通い、教室に座っているんだろう」とふと疑問を感じたといいます。

確かに何か疑問を感じることってありますよね。なぜ校則に従わなくてはならないんだろう、なぜテストを受けなければならないんだろう。特に子供の頃というのは人生経験が少なく、更に脳の過敏性が高いのでいろいろなことに気が付いて疑問が発生します。学校に通うということに疑問を感じてそれを実行に移す。素晴らしい行動力だと思います。

②担任とのいざこざ

これは有名な話ですね。宿題をしていなかったことでの担任教師とトラブルが引き金で小学校に通わないことを決意したということです。直接の引き金になったと感じます。

宿題をやってこなかったことを咎められ、それによって学校に行くのが嫌になった…という経験は私にもあります。なのでゆたぼん君の気持ちもわかります。とはいえ、世の中には他にもたくさんの「我慢しなければならないこと」があります。よって、ある程度は忍耐力を付けた方がいいのかなと思います。

③親の教育方針

子供の生きる道はある程度「親の教育方針」によって左右されてしまいます。その理由は心身共に未熟だからです。経験も乏しいし、体や脳の発達も完成されていない。その状態で社会の荒波を進んで行け!と言われても、かなり難しいですし、ある意味虐待になってしまうことも考えられます。なので、学校に行かないというゆたぼんの大きすぎる決断を下す際に、親の影響が関わってくるのは必然となります。

子供がどの程度のダメージを追っているか、が休学させるかどうかの判断基準になると思います。個人的ですが、先生に宿題を咎められた程度であれば、私は学校という「何にも代えがたい素晴らしい教育の場」を放棄させるようなことはしないと思います。

④YouTubeにて収入を得ているから

勝手な予想になります。YouTubeにて収入を得ていると予想されます。収入が得られると収入を得ることができない学校に行く気が失せてしまうのは自然なことです。恐らく、私だったら失せてしまうでしょう。とはいえ、不登校になった当初は今ほどの収入は得られていなかったことが予想されるので、学校に行かないと判断した時は関係なかったと思います。徐々に収入が増えてきた時にそのように考えたのかな?という予想となります。もちろん、ご本人がどのように考えているかは分かりません。あくまでも個人的な感想です。

ちょっと横道にそれますが、学校に行く目的とは何なのか?

学校に行く目的

  1. 基本的な学力を得る
  2. 社会性を得る
  3. 社交性を得る
  4. 自分の適性を知る
  5. 人間の多様性を学ぶ
  6. 人生の選択肢を増やす
  7. 忍耐力を付ける

順番に説明しますね。

①基本的な学力を得る

生活する上で基本的な学力を得るというのがとても大事なことです。掛け算や文字の読み書き、社会の仕組み、人体の成り立ち、気候の変動、歴史などを知ることにより生活に困ることがないようにするというのが目的です。

更に、発展して専門的な勉強などをする場合にも基礎が大切になります。そうした意味で自分が発展をしていく時にも小中学校の学力は必須になるでしょう。

また、勉強には脳を鍛えるという意味もあります。脳科学・MRI脳画像診断の専門家である加藤俊徳氏によると「10歳までに基礎力が身についていないと、それ以降の “あと伸び” が難しくなる」といいます。これは10歳以降に頑張っても意味がないという言っているのではありません。子供の頃の勉強や体験の大切さを物語っています。

②社会性を得る

社会性とは責任感や協調性など、周りの人々と関わる場合の態度や行動の仕方のことをいいます。人間は自分の体験によって学習していくので、学校という場に長期間通うことによってはじめて社会性を得ることができます。

その社会性によって地域住民との関わりや会社での人付き合い、仕事でのお客さまと付き合いなどをスムーズに行っていくことができます。人間は自分ひとりで生きていくことはできません。また、好きな人、いい人だけと付き合って行けばいいということでもありません。

③社交性を得る

社交性とは「人間関係・人付き合いを好んで、自発的に人との関わりを持とうとする性質」をいいます。すなわち、単に社会生活を営むだけではなく、積極的に人と関わり、より良い人間関係を構築する能力のことをいいます。

社交性が高いと、何かを成しとげる際に仲間を一致団結させることができるので、物事を成しとげる確率が高くなるばかりか、相乗効果が得られるので、より素晴らしい結果を得ることができるといわれています。

この社交性を育むのにとてもいのが学校生活です。体育祭や文化祭、その他イベントなど皆で一致団結して行う作業などで得ることができます。

④自分の適性を知る

これはとても大事なことです。なぜなら適性を知ることによって自分のいい部分を伸ばすことや、苦手分野を克服することができるからです。自分自身の適性を知るにはたくさんの「勉強や体験」をすることが大事になります。勉強や体験をしないと何が得意で何が苦手かがハッキリしないからです。

そんなこと普通に生きていれば分かるよ、という方もいらっしゃると思いますが、それはたまたまラッキーだっただけ、もしくは勘違いの可能性も。より多くの勉強、体験をした方が確実です。

⑤人間の多様性を学ぶ

人間には多様性があります。人種も違えば体質も違う、そして性格や考えていることも違います。目の前にカップラーメンがあったとします。それを見て「美味しそう」と思う人もいれば「体に悪そう」と思う人もいます。更に「邪魔だな」や「いいデザインだ」「腹が減ってきた」など様々な違いがあります。

この意見を聞いて、自分が美味しいと思っているのに「体に悪そうとは何事だ!」と怒ったとします。果たしてこの怒りは正しいでしょうか?全く正しくありません。多様性を知っていれば怒りではなく「そのような意見があるのは当たり前」と取ることができます。

学校は人間には多様性があり、その多様性を認め合い、異なった人格や人種、意見を認めた上でどのようにしていけば皆が不快なく生活していくことができるのかを学ぶ場所として最高の場所です。

⑥人生の選択肢を増やす

消防士になりたい、弁護士になりたい、パン屋さんになりたい、大企業の社長になりたい、政治家になりたいなど人それぞれ夢があります。仕事は最高の暇つぶしといいますが、言ってみれば、人生は仕事を行い社会を支えていくことががだいご味と言っても過言ではありません。

この仕事を選ぶ上で大事なのが大学に行くこと。必ずしも必要ではありませんが、学歴が低いよりは高い方が選べる職種が多くなります。また、得られる収入も増える傾向があります。収入を多く得られれば、その資金を元手に更に多くのことができるようになります。

更に、高学歴になればなるほど人脈も広がります。人脈が広がればそれだけチャンスが多く転がり込むということになるので、選択肢が無限に増えていきます。

⑦忍耐力を付ける

忍耐力とは「困難や逆境などつらい状況でも耐え、目標に向かって努力し続ける力」です。人生は忍耐の連続。勉強はもちろん、仕事や人付き合い、家族との生活など全てにおいて我慢を強いられます。我慢せずに自分の思ったまま行動していたら集団生活を営むことはできません。

この大事な忍耐力を身に着けるのに役立つのが学校での集団生活です。学校って結構理不尽ですよね。校則を守らなければなりませんし、校長先生の話は長い、部活で先輩の言うことを聞かなければならない、宿題が面倒など、探せば数限りなくあります。でもこれって社会の縮図だと思いませんか?そうです。これから生きていく上での忍耐力を学校で学んでいるのです。なので、学校での理不尽は必要不可欠であるといえますね。

そろそろ本題。ゆたぼんのニュースにはなぜアンチコメントが多いのか

本題に入る前にゆたぼん関連のニュースめっちゃ多くないですか?私はよくヤフーニュースのコメントランキングを調べるのですが、今現在(2022年11月4日)50位以内に「5つ」ランクインしています。

こちらのニュースのタイトルを見るとわかりますが「否定的」なものばかりです。否定している、怒っている、反論があるのがわかりますよね。このように、自分のことを否定する人のことを否定することが炎上する理由だと思います。

誰しも否定されるとイライラし、逆に好かれると嬉しくなります。ゆたぼん少年が怒っているとすれば恐らく否定されていると捉えられることが多いのでしょう(ヤフコメの多くは否定的)。一方で嬉しく上機嫌であるなら肯定されていることが多いと読むことができます。

ネットニュースを読む限りは、先ほども申し上げましたがイライラして否定的なコメントが多いように取れますので、世間から否定されていると捉えているのだと思います。

答えは簡単ですね。世間を批判すれば嫌われる原因になる

先ほど否定されるとイライラすると申し上げましたが、更に、否定されるとその人のことを嫌いになります。同じように、世間を否定して怒りをぶつけていると、世間はゆたぼん少年のことを嫌いになり、結果、更に否定が強まり、堂々巡りでお互いの関係が悪化していきます。

この構図が炎上を招き、話題になるのでニュースサイトが取り上げて炎上するというメカニズムとなっています。ある意味、マスコミが焚きつけている部分もあるのでマスコミにも責任がありますね。

ただ、ゆたぼん少年が意図的に炎上させて認知度を高めている可能性もあります。もし意図的だとしたら間違っていると思います。一時的な炎上による視聴回数の増加(YouTubeにて)の多くは一過性です。長期に渡り視聴回数を伸ばし続けるにはアンチではなく真のファンを増やすことが重要になります。

そもそも最初から批判が多かったという問題の理由

先ほどはニュースの批判コメントに対して怒りの感情をぶつけているから、相手もゆたぼん少年を嫌いになって更に批判コメントが増えるというようなお話をしましたが、そもそも最初から批判が多かったという問題もありそうです。

なぜ批判が多かったのでしょうか。

✅当初からゆたぼんに批判が多い理由

  1. 学校に行かないのは許さんという感情
  2. 生意気な態度
  3. YouTubeの内容
  4. 世間の風潮に同調するという動き

①学校に行かないのは許さんという感情

これが一番大きいのかな…という印象を受けます。小学校に通うのは義務教育であり、何か理由がある場合を除き、親は子供を学校に通わせなければならないという義務があります。このようなルールが日本にあるので、「宿題を忘れて担任に怒られたこと」や「なぜみんな同じように通い、教室に座っているんだろう」という疑問を感じたからといって学校に通わずに元気いっぱいYouTubeをしている状況に対して肯定的になれないと思う人が多いようです。

あとは自分自身が学校が嫌だったのにも関わらず耐えて学校に通ったという経験があり、休みたかったけど休めなかったという無念に対するひがみなどもあるのかなと思います。

②生意気な態度

生意気と思えるのかどうかは個人の感想になりますが、大人からみたらそう見えなくもないのかなと思います。いい意味で自信家、悪い意味では生意気という風に捉えることもできます。

生意気とは「一人前あるいはその地位でもないのに、偉そうなあるいはさし出がましい態度やふるまい」をいいます。ま、学業を投げ出しておいて何言ってるの?と捉えると生意気ということになりますが、一方で勇気を出して「学校に行かないという人生もある」とアピールしているのは先駆者として尊敬できるという面もあります。どう取るかはその人次第です。

③YouTubeの内容

  • ロボットになるな
  • 不登校は不幸じゃない
  • コールデンウイーク終わっても学校に行くな
  • アンチは『不登校でも生きられる』と知れ
  • 生まれた町で不登校の子に元気と勇気を与えてきた

ゆたぼん少年がアップしている代表的な動画の種類になります。ゆたぼん少年は学校に行きたくない…と悩んでいる全国の少年に対して「辛いなら行かなくてもいいよ」と訴えています。この内容については全く否定しません。素晴らしいことだと思います。

ではなぜ批判が多くなっているのでしょうか。それは私にはわかりませんが、一つは稚拙な内容でしょう。未成年の少年なので稚拙なのは当たり前です。しかし、世間はそれを許してない感じがします。私自身はここは否定的にならなくてもいいと思います。

④世間の風潮に同調するという動き

人間は右へ倣えが好きな生き物です。あまり考えもせずに周囲が〇といえば〇となります。ゆたぼん少年を叩く人が多ければ多いほどあまり深く考えず、動画も見ずに叩くという方が多くなります。

ヤフーニュースのコメント欄をご覧ください。同調圧力がよく分かると思います。いいことでも悪いことでも一方通行です。記事の内容が褒める内容だったら褒めるコメントが多くなり、同じニュースの記事なのに否定的な内容だったら否定のコメントが多くなるという傾向があります。多くは信頼のおけるコメントですが、同調圧力によって善悪がゆがめられることがあることは覚えておくべきです。

さて、ゆたぼん少年に対しても同じであり、それが合っているのか間違っているのかしっかり俯瞰して少年の意見の善悪を判断しているのかはよくわかりません。

最後に、ネットニュースに取り上げられまくっているという状況と、本人の発言の稚拙さ(これは少年なのでしょうがない)との乖離もあると思います。この乖離が本人を否定するという状況を生み出してします。

ゆたぼんは批判されるべきなのか?

私個人としては「このような人間がいてもいい」と思いますが、ちょっと可哀そう…とも思います。

世間一般から見たらゆたぼん少年のような考え方があってもいいし、彼の活動(いじめなどで学校に行きたくないという人を救う)も素晴らしいと思います。しかし、一方で彼の近い友人だったとして彼を見た時、将来の彼を考えると「ちょっと心配だな」と思います。

今のようにYouTubeで活躍できていればいいのですが、もし活躍できてないとすれば、彼の将来はかなり狭いものになってしまいます。それでも学歴に関係ない職業は数多くありますのでどうにかなるように思えますが、しかし、教育を受けていないデメリットは数限りなくある(漢字が書けない、コミュニケーション能力が低いなど)ので、様々な障壁が出てくるだろうなという懸念があります。

即ち、世間一般的にみるとOKですが、彼の人生を考えると許容できない、となります。

とはいえ、人生はいろいろとあります。皆と一緒が正解ではありません。一般論で申し上げていますが、やる気さえあればあとから学力はいくらでもつけられますし、コミュニケーション能力も向上させることができます。よって、彼の人生なのだから好きなように生きさせてあげればよい、という結論となります。そして彼の行動によって救われる人も多くいる、これは間違いないことです。

大人になったら本当の実力を試される

今、ニュースに取り上げられていることの良し悪しはハッキリいってどうでもいいことです。大事なのはゆたぼん少年が大人になった時にビジネスを成功させられるかどうかです。

日本は資本主義国です。生活するためのお金は自分自身で稼がなければなりません。無収入の人のためになるボランティア活動を行うのは素晴らしいことですが、お金を稼ぐことができなけば生活することができません。

なので、ゆたぼん少年は大人になって独り立ちするに際して、自分自身の腕でお金を稼げるようになっていなければなりません。人はそのために教育を受けます。しかしゆたぼん少年はそれを受けていないので自分の実力でお金を稼げるようになるしかありません。なので普通の人よりも道は険しいといえます。

とはいえ、どんな道であれ険しいのは変わりありません。大学を卒業しても成功できないケースもあります。時代に翻弄されることもあります。

自ら険しい道を選んだゆたぼんを私は応援します。彼と彼の親御さんの反論はアンチからの声に対する怒りです。感情から出たものであり、彼らの世間一般の方に向けたものではありません。私は彼らのような意見があってもいいと思います。しかし、自分の子供に同じような道をたどって欲しいとは思いません。これを混同せず、彼らは彼ら、私は私、世間の反応は世間の反応として別々に捉えています。

ゆたぼんのお父さんに対して批判が集まっているがどうなのか?

ネットを見ているとゆたぼんではなくお父さん、お母さんが学校に行かせないのが悪いという意見が目立ちます。その根拠となっているのが「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」という法律です。

即ち、義務教育を受けさせていない親に責任があるということになります。

しかし、この法律、絶対に行かせなければならないというものではありません。

親は、子どもの学ぶ権利を保障するんじゃなくて、
じゃましていることになるから義務違反、ということになる。

ところが、今の不登校は、
親は学校へ行けるように手続きもし、条件も整えている。
だから、親の義務違反にはならない。

 フリースクール東京シューレ

上の引用を分かりやすく説明すると、親は子供が学校へ通う条件を整えていればいいということになります。それに従うかどうかは子供に委ねます。

✅ではゆたぼん少年の親御さんは義務違反になる?

私はならないと思います。↓こちらのお父さんのゆたぼんさんへのインタビュー動画をご覧ください。

お父さんはゆたぼんがどっちへ行ってもいいように対応していると話しています。即ち、ご両親はゆたぼん少年が登校するのを許容しているということになりますので、法律には違反していないということになります。

では、親としても姿勢はどうなのか?

これはいろいろなタイプがいらっしゃるので一概に何がいい、悪いと判断するのは難しいですね。暴力や虐待、無視など、明らかにおかしい…といった場合は親として間違っていると判断できますが、私が見る以上、親子の関係性は良好のようですし、特に変わったことはしていないように見えます。

学校に行かせないことに関しては、動画を見る限り「子供さんの意見を尊重している」ように見受けられます。「学校には行かない方がいいよ」あるいは「いかなることがあっても行け」というような極端な指導はないように感じます。よって、ここも問題がないということになります。

要するに、皆さんが否定しているのが「自分の思想に反するから」という個人的な否定なのだと判断します。学校に行かせないのはおかしいという個人的な判断の元で否定している、ということになります。これは個人的な意見としては間違っていませんが、ゆたぼんのお父さんの社会的な善悪の判断としては間違っています。

要するに、「自分の意見が全て正しい」というのが間違っており、社会的な善悪と混同してはならないということです。

※以上はあくまでもニュースやインタビューなどで公開されているものを元にした意見となります。本当の意見が異なる場合は違う見解となります。

話を戻し「嫌われる人の共通点」

忖度せずにハッキリ申し上げます。嫌われるのは理由があります。人間は自分が「合わないな…」と思ったら付き合いをやめます。人はドライな面があり、初対面で第一印象が悪ければそこで「好き嫌い」を決めることがあります。また、付き合って行くうちに好きになっていく、嫌いになっていくというように変化させていくこともあります。

以下、第一印象で嫌われる人と付き合って行くうちに嫌われていく人とを箇条書きで挙げていきます。

✅第一印象で嫌われる人

  • 不潔な人
  • 外見が気に入らない人
  • 不快な体臭の人
  • 悪趣味な服装や髪形をしている人
  • 暴力的な人
  • 自分の性格に合わない人(暗い、明るすぎる、うるさい、なれなれしいなど)
  • 不健康そうな人
  • 自分を批判する人
  • 年齢が離れすぎている人
  • 高圧的な話し方
  • 頭が悪い
  • 人の話を聞かない人
  • 常識がない
  • 仕事ができない
  • 虚言癖がある人

✅付き合って行くうちに嫌われていく人

  • 実は不潔だった
  • 金使いが荒い又はせこい
  • 暴力的な人、怒りの沸点が低い人、怒ると何するか分からない人
  • 店員さんや家族に横暴な人
  • 価値観が自分と異なる人
  • 性格が暗くいつも否定的で下向き
  • 常識がない人
  • 悪口や嘘をよく言う人
  • 相手に対する思いやりがなく自分勝手な人
  • 自分の都合でしか動かない人
  • 人によって態度が違う人
  • 自慢話が多い人
  • お礼が言えない人
  • 笑顔が少ない人
  • 責任感がゼロでいつも言っていることが違う
  • くだらない話ばかりしている
  • チームの輪を乱す
  • 私のことを嫌ってる人
  • 無口すぎる人、話を聞いてくれない人
  • 洋服のセンスが最悪

ここで考えていただきたいのはゆたぼん及びゆたぼんのお父さんを嫌いと思っていないかどうかです。ゆたぼんの顔や考えていることが幼いということ、ゆたぼんのお父さんの髪形、そしてアンチに対する攻撃的な態度など。もし、これらによってゆたぼん及びお父さんを色メガネで見ていて、肝腎の「嫌々学校に通っている子供たちを救う」という活動を否定しているのならば改めるべきだと思います。

人は外見で判断してしまうという傾向があります。いかにも泥棒という人がいたら警戒しますよね?その人が特に何もしていなくても疑い続け、普通の行動をしているのに否定してしまうということもあります。

嫌われる人が嫌われ続けてしまう理由

嫌われ続けてしまうのは「変わろうとしない」というのが一番の原因ですね。例えば体臭であれば、汗が出ないような薬品を使ったり、不潔にならないようにするなどの改善法があります(もちろんどうしようもない場合もありますので絶対に変えられる訳ではありません)。また、すぐにイライラして怒るのが原因の場合は、あまり怒らないようにしてチームワークを守るなど、嫌われる原因を改善することが嫌われないことに対して有効な手順ですが、それを改善しないと嫌われ続けてしまいます。

更に相殺できる魅力がないこともありますね。初対面の時に外見が嫌い…というレッテルを貼られたとしても、その後、性格がおもしろい、行動力があるなどのプラス面があると、初対面の時のデメリットを相殺してくれるので嫌い→普通に付き合えるとなりますが、相殺できる魅力に乏しい場合には嫌われ続けてしまうという状況が作り出されます。

人から好かれるにはどうすればいいのか?

人から好かれるには、先ほど挙げた嫌われてしまう事項を消していくこと(変えられるなら)にプラスして、好かれる人のまねをすることがありますね。以下、好かれる人の特徴を箇条書きします。

✅好かれる人の特徴

  • 笑顔が多い
  • 悪口やネガティブな発言をしない。相手を否定しない
  • 空気が読める人
  • 素直でリアクションがわかりやすい
  • 裏表がなく、人によって態度を変えない
  • 話を聞いてくれる
  • 私のことが好き
  • 人に感謝して関係を大切にする
  • 雰囲気が温和
  • 思考が前向き
  • 何を考えているかよく分かる
  • 誘いを断らない
  • 自信に満ちイキイキとしている
  • 清潔感があり、更にセンスがいい

無理して笑ったりして人から好かれる必要はありませんが、人と仲良くしてよりよいコミュニケーションを取りたいと願っているのならば、これら人から好かれることを意識してみてはいかがでしょうか。

ゆたぼん少年が好かれたい!と思っているのならば(YouTuberを生業としたいのならば好かれるのは必須)、アンチの意見にイライラして火に油を注ぐのではなく、その意見を取り入れて生かしていく方向に舵を取り、更に好かれるような行動を心がける必要がありそうです。

みんなが言いたいことは

学校には有り余るほどの素晴らしい効能効果がある、だからゆたぼんにも行ってほしい、また、ちょっと嫌なことがあったくらいで学校を放棄するような子供が増えてほしくない

ということだと思います。もちろんゆたぼんが言っている

学校で嫌なことがあって行きたくない。行くとこころが病んでいまう。下手したら自殺する人も出てくる

という場合にはゆたばんの言う通り、勇気をもって学校を休むことが大切になります。

この匙加減がとても難しいですが、その辺の判断も含めてうまくアナウンスして欲しい(お父さんも含めて)というのが世間の声だと思います。あまりにも一方的であり、更にゆたぼんが心の傷によって学校に行きたいくないのか、それとも単にわがままで行きたくないと言っているのかが分からないので皆が戸惑っています。

また、「単なるわがままでも行きたくなかったら行かなくてもいい」と思っているのならば、そのようにアナウンスして正々堂々と自分の声を大にしていけばいいと思います。教育にはある程度の多様性があってもいいと私も思います。ただ、「子供の脳は未熟であり間違った選択をする」ということも考えなければなりません。あまりにも自由化してしまうと、間違った選択をしてしまい、将来自分が苦労してしまう…ということにならないように、自由をどのように使っていけばいのか、その議論も大事になりそうです。

要するに、ゆたぼんの行動は「めちゃくちゃ難しく、国を動かすような大きなこと」なのです。お父さんが国会議員になろうとした意味はここなのかな?と思います。

さいごに

ゆたぼん少年の好き嫌いで済ませてしまいそうな今のゆたぼん狂騒曲ですが、日本の教育を揺るがすような大きな問題点であるといえます。

今現在のように、心身に不調を生じたら学校に行かなくてもいいというのが正解なのか、それとも特に心身に不具合は生じていなくても、行きたくないと思ったら行かなくてもよくて他の教育法を選択することができるようにした方がいいのかという違いについての問題定義となります。

一見、わがままと捉えられるような心身の不調がないと判断される場合でも、子供はうまく心情や不快症状を表現することができないので、行きたくないというのであれば救ってあげないとダメな時もあります。はたまた、単にさぼりで行きたくない…と言っている場合もあります。

このような様々な視点から判断しなければならないので、とても難しい問題であり、ゆたぼん少年云々ではなく、不登校を含め、教育の在り方なども考えて行かなくてはならないと思います。

現在、この問題を改善するために各学校にはスクールカウンセラーを置いていますが、そのスクールカウンセラーがちゃんと機能しているのどうかもハッキリさせなければなりません。

いずれにしても、ゆたぼん少年が学校の問題点に対して何かしらの刺激になり、子供たちが勉強しやすいように改善されればと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログには他にもいろいろな記事がございますのでぜひゆっくりしていってください。

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