NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第1話、第2話で描かれたのが、八重姫との恋愛騒動。

この八重姫との恋愛で千鶴丸が生まれて殺されたというのは創作話だったということらしいです。

この騒動は、『曽我物語』という史料にしか書かれておらず、『曽我物語』そのものが事実を書いたものではないということらしいです。

元々、曽我兄弟による仇討ちの話だったのが、後に頼朝挙兵の話が追加されたようです。

口伝を記録したのだし、史実を記録するつもりはなかったということですね。

鎌倉時代の歴史書として信頼されているのが、慈円が書いた『愚管抄』です。

身内の貴族を批判するなど、かなり客観的に記述しているようです。

もう一つの歴史書として有名なのが、『吾妻鏡』です。

これは、鎌倉幕府が幕府公認で出された歴史書なので、一長一短ありますね。

つまり、鎌倉幕府に甘いということ。

あとは、『鎌倉年代記』という歴史書があり、『吾妻鏡』を補完するようなもののようです。

 

 

 

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