今回の発掘は、日吉神社の跡地だとか。

おそらく神社は高貴な身分の方を祀ったことを示しているので、重要な発見がなされる可能性があるので期待大です。

 

国指定特別史跡の吉野ケ里遺跡(佐賀県吉野ケ里町、神埼市)で、10年ぶりの発掘調査が3日始まった。未調査だった日吉神社跡地が対象で、8日まで発掘現場を特別公開。以前から「謎のエリア」と注目されており、初日から多くの考古学ファンが訪れた。

 神社跡地は弥生時代中期の王が埋葬されたとみられる北墳丘墓の近くで、今回発掘するエリアの北側でも貝輪を着けた身分の高い女性の人骨が出土している。

 この日は記念式典もあり、県教育委員会の担当者として発掘調査に22年間携わった七田忠昭さん(70)が講演。約600メートルに及ぶ甕棺墓(かめかんぼ)列の延長線上に神社跡地があることなどを説明し、「特別な身分の方(に関する物)が出る可能性が高い。現場は公開されているので、重大な発見に立ち会えるかもしれない」と期待感を語った。