持ち球の変遷

1月 09, 2022

プロフィール

 

 若いときからずいぶんと持ち球が変わりました。

始めた頃はスライサー

プロフィール で書きましたように、25歳からゴルフを始めたのですが、飛距離を伸ばすためにトレーニングする で書いたように生まれつき非力で、最初の3年くらいはドライバーを振ることができませんでした。

非力なので、自然と、スイング改造を試みる で書いたようなシャフトが垂直になるくらいのオーバースイングになり、そうなると、ドライバーのような長いクラブは、重くてなかなか振り下ろすことができませんでした。

無理に振り下ろそうとすると、体が回って開くので、極端なアウトサイドイン軌道でヘッドが下りてくることになり、結果、大スライス!

当時は、ドライバーを使うのを諦めて、ロフト16°のスプーンでティーショットしていました。

スプーンほうが短いので、ドライバーより軽く感じられるのと、ロフトがあるので、多少アウトサイドインでも真っ直ぐ飛ぶので、ドライバーをバッグから抜いて、それを使っていました。

会社のコンペなども、それで参加していました。

スライサーからストレートフェードに

ドライバー代わりにスプーンを使っていたのですが、 曲がらないものの飛距離は200ヤード弱。少々曲がるリスクを負っても、もう少し飛距離が欲しいなと思うようになりました。

また、そのスプーンは初心者用なのか、ややフックフェースで、構えるとフェースがやや左に向きます。それが気持ち悪くなってきました。

そこで、出来るだけ軽くて、多少、アウトサイドインの軌道で入って来ても、スピンで曲がりを小さくしてくれる、スプーンに近いドライバーは無いかと探しました。

そして、PRGRのType-252、当時、「銀チタン」と呼ばれていたドライバーに出会いました。

ヘッドの大きさは250ccでしたが、当時は大きくても300ccという時代だったので、違和感はありません。

このクラブの、ロフト12°、シャフトM-37という最弱セッティングを選択しました。M-37というのは、ヘッドスピード37m/sの人向けということで、RとAの間くらいのイメージでしょうか。

ワッグルすると、ヘッドがプラプラと揺れているのが分かるくらいのシャフトの柔らかさでした。

テレビのCMでは、「ベリーイージー」がキャッチコピーでしたが、まさにストレートボールを打つのが簡単なクラブでした。

ストレートフェースで構え易く、しかも、妙に軽いので、振り遅れることが無くなりました。

飛距離はスプーンから10ヤード程度伸びたくらいでしたが、目標に向かって真っすぐに飛び出し、落ち始めると、ほんの少し右に切れるという、ストレートフェードともいえる球筋になったのです。

ゴルフ用品店のテスターでこのクラブで振った時のクラブヘッドの軌道を見てみると、やはりアウトサイドインになっていて、ロフトによるバックスピンが、軌道によるスライス回転を緩和してくれて、ストレートな打ち出しになっていたものと思います。

このころは比較的ドライバーは安定していたように思います。しかし、当時はドローボールは飛ぶので最強と言われていた時代だったので、飛距離の出ない自分もドローの方がいいなとは思っていました。

いつのまにかドロー&チーピンに

40歳の半ばくらいになると、スイングはそのままにもかかわらず、ボールが左に曲がるようになってきたのです。

オーバースイングは変わっていませんし、敢えてインサイドアウトに振ろうとかしていたわけでもないですが、9番アイアンでもボールが左に曲がります。

ドライバーで打つと、調子いいときは、ボールがやや右に飛び出して、落ち際で左に戻ってくる、いわゆるドローボールになります。若いときにあこがれていた球筋になります。

しかし、それ以上に多いのが、左に急激に曲がるいわゆるチーピンです。

明らかにスイングの軌道がインサイドアウトになっています。

非力ゆえのシャフトが垂直になるくらいのオーバースイングは変わっていませんでしたが、おそらく、歳で体を回すスピードが落ちてきたために体の開きが少なくなってきて、アウトサイドイン軌道がインサイドアウト軌道にズレきたためと思っています。

かなりの頻度で出るチーピンは、インサイドアウト軌道で、かつ、フェースがシャットに入るためと考え、ヘッドが返りにくくなるようにドライバーのシャフトを固めにすることにしました。

ちょうどそのころ、250ccのヘッドはすでに時代遅れで小さすぎて、仲間内のコンペなどで笑われていたので、ドライバーを買い替えることにしたのです。それが、今使っている使用しているドライバーについて で書いたドライバーになります。

ドライバーを変えてもチーピンはかなりの頻度で出ますけどね。

スイング改造後もドロー&チーピン

一昨年のコロナ禍から、コースのラウンドを止めて、スイング改造した話はスイング改造を試みる で書きました。シャフトが垂直になるようなオーバースイングを修正しましたが、球筋は変わらず、ドロー&チーピンです。

若いときはドローボールにあこがれましたが、ドローを打っても飛距離が変わるわけでもなく、安定性ならば圧倒的に若いときのストレートフェードの時代のほうが良かったです。

持ち球の変遷をまとめると、

初心者のとき  スライサー
若いとき   ストレートフェード
40代半ば以降 ドロー&チーピン
50代スイング改造後 ドロー&チーピン

となります。

真っ直ぐなボールを打つために、スイング軌道をストレートトゥストレートにするのは、プロでも持ち球ストレートという人は少ないことから、非常に困難なことだと思っています。

そのため、スイング軌道はいじらず、とにかくチーピンが出るのを少しでも防ぐように練習しています。

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