田舎のフリーランスが開業1年目にやったことを大公開します!

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

更新が1日過ぎてしまいましたが、10月1日にフリーランス開業1年を迎えました。

そしてなんの因果か、先日、「フリーランス開業1年目にやったこと」というテーマで、地元・高松市の創業支援機関でお話をさせていただく機会もいただきました。僕でいいのか? と思いつつですが(笑)。

当日お話しきれなかったこともあるので、今回、改めてブログにまとめてみたいと思います。僕と同じように、これから地方で開業されるフリーランスの方のお役に立てばうれしいです。

ぜひ、最後までお楽しみください!

目次

開業1年目、移住・Uターンならではの苦悩

まず僕の場合、若干特殊なのですが、クラウドソーシングを中心に仕事を獲得しているWeb系フリーランスでもなければ(以前やってはいました)、ずっと暮らしていた地元で独立した、というわけでもありません。

昨今、結構増えてきたようですが都会から地方にUターンして、起業をしたタイプです。知り合いにも移住起業をされた方が何人かいますが、この場合、地場に人脈がないので普通に起業するより大変です。

知らない地方の市場に、後発で入り込んでいくのは想像以上に難しい。起業当時は、仕事なんて、もっと簡単に舞い込んでくると思っていましたが、世の中都合のいいことなんてないですね。

戦略的に起業に取り組むことが大事だと肌で感じました。

ここからお話するのは、移住・Uターンならではの苦悩をヒシヒシと感じてきた僕が、あの手この手で取り組んできたことになります(苦笑)。

自分の起業ロールモデルを見つけた

昨今の情報化社会は便利なもので、自分の目指す働き方や方向性を実現している人が、SNSを探せば見つかるものです。僕の場合はまず、情報収集をして「起業のロールモデル」になる人を探しました。

そうすると、いらっしゃるものですね。僕よりずっとド田舎でマーケティングコンサルタントをしながら、地場〜全国にクライアントを持たれている方が。

自分よりずっと先を行く人の成功事例をたどっていくのが、間違いのない起業のロードマップだと思います。その方の場合はコンサルタントだけあって相談サービスを行っていたので、リアルでお会いできる機会を作りました。

ロールモデルになる人の職種にもよりますが、SNS上でコミュニケーションをして信頼を構築→メールやダイレクトメールで面会をお願いする。セミナーに参加する。商品・サービスを購入するなど、いろんな接点の作り方があります。

いずれにしても大事なのは、こちらから情報提供をして欲しいとお願いをするわけだから、まずは信頼構築に徹することです。そういう意味では、相手の商品・サービスを利用して自分が「クライアント」になるのがもっとも手っ取り早いですね。

起業なんてそもそも経験のないこと。そのうえ資金も時間も投入するのに、自己流でやってしまっては成功確率を著しく落としてしまうことになります。

一念発起してチャレンジする起業を、失敗させたくはないですよね? ロールモデル見つけて、成功事例を愚直にたどっていくことをオススメします。

情報発信を怠らなかった

情報発信が苦手な方には酷な物言いかもしれませんが、この情報化社会で発信をしないことは、それだけで不利になります。集客をしていくためにも、まず第一歩として自分の認知を高めていく必要があります。

起業当時、大きな仕事もなかったので、ひたすらブログとnoteを毎日更新し続けました。これがすぐ、集客や売上につながるのか? といえばそんなことはないです。

このように言うと情報発信をしていない方に「だったら、意味がない」などといわれるのですが、やって当たり前。やって初めて認知獲得の土俵に立てる、ということです。

2ヶ月、3ヶ月、5ヶ月と毎日発信して、やっと“凄み”のようなものが生まれてくるんですね。そして誰も知らない自分から「この人なら仕事をお願いして大丈夫かも」「この人と仕事をしてみたい」という信頼に変わっていくんです。

お客様が自分に抱く不安が信頼に変わっていくのに、近道はないと思います。だからこそ、当然のごとく情報発信を続けて、自分が提供できること・自分の考え方・自分の活動・目指すあり方を伝えることが大事。

苦手だから情報発信をやらないというのでは、そもそも起業を自分ごととして考えられていないのかもしれません。何も行動をしていないのに、誰かが自分を引き上げてくれることなんて、まずないですから。

実感もしていますが、やるのとやらないのとでは大きな差がつきますので、情報発信には必ず取り組んでいただきたいですね。なに、発信のテーマを決めてしまえば、決めた通りに行動せざるを得なくなりますから(笑)。

人との接点をとにかく増やした

先にも書きましたが、僕の場合お客様を探そうにも誰に当たればいいのかさえ分からない状況だったので、まずは人との繋がりを増やすことを心がけました。

地元の自治体が開催している創業塾・起業塾に行けば、同じく起業を志す人と出会うことができます。異業種交流会に行けばいろいろな職業の人と接点を持つことができるし、SNSを接点の入口にしてリアルで会うこともできます。

地域のお店の人と、イチお客さんの立場から仲良くなるのもいいと思います。仕事外の繋がりから、「実は困っていることがあって」というように仕事が生まれることもありますから。

起業初期の認知も信用がない状態で、「楽そうだから」という理由でネット・SNS集客に注力する人がいますが、まず上手くいかないと思っていいです。できないことはないですがコストが見合わないはずです。

それより、手間も時間もかかっても少数のリアルの繋がりを作っていった方が、信用が生まれやすい。信用が生まれれば紹介も増えていきます。

お客様になる・ならないは考えず、損得勘定抜きで出会いを増やすこと。

そのように行動量を増やしていくと、後述するように、自分ができないことを補ってくれる「仲間」との出会いが生まれていきます。

余談ですが損得勘定で人と付き合う人ほど、最初はいいですが後で痛い目を見たり結果的に信頼を損ったりすることになります。僕もこの目で見てきましたが。注意してくださいね。

仲間を作ってできることを増やした

起業当時の僕は提供できるサービスがあまりに限られていました。マーケティングサポート事業をしたいけれど、あるのは知識だけ。そのほかにできるのは、書くことだけ。

Web制作の仕事も取りたかったものの、自分自身にはデザインのスキルもコーディングのスキルもないので、物理的に対応できません。それが今では、大手を振って「Web制作業」と名乗っています。

それは、自分ができないことを補ってくれる仲間ができたから。僕自身もまた、仲間ができないことを補い合えるようなパートナーシップを作ることができました。

仲間を作る=自分の事業を拡張していくこと、と考えればいいと思います。たった一人で、マイペースに仕事をしながら事業を大きくしていくのはかなりハードルが高いです。それができる人を、世の中では天才と呼ぶのでしょう。

でも、僕も含めて多くの人が凡人です。多くのことを、一人ではこなすことができません。一人でやろうとすると、時間だっていくらあっても足りません。

仲間ができれば新しいことにチャレンジするにも不安や恐れがずいぶん軽減されますし、挑戦をする過程で新たなスキルも身に付いてきます。

起業のフェーズにもよりますが、「お金集めより仲間集め」が大事なステージが必ずあるものです。そうはいっても当座の生活費も必要ですから、

  • 自分が成果を出しやすいこと(短期的取り組み・お金になりやすい)
  • やっていきたいこと(長期的取り組み・そのために仲間が必要)

この2つを切り分けて行動していくと、徐々にバランスが変わっていって「やりたい大きな仕事」に変わっていくと思います。

自分で「主催」した

最低限、自分の認知が高まったフェーズでオススメなのが、自分で主催をすることです。何をするのかというと、なんでもいいです(笑)。

セミナーでも、イベントでも、お茶会でも、交流会でも。ネットでもリアルでもいいと思います。

僕の場合はセミナーと異業種交流会を不定期ですが開催しています。最初は知り合いに声をかけて小規模で始め、情報発信やリアル活動で人脈が増えていくなかで、「セミナーをやらせて欲しい」と外部にお願いするようにもなりました。

主催者は集客に苦労するしプレッシャーもかかりますが、やる価値は大いにあります。主催者だけが唯一、参加者すべてと自然に接点を持つことができますし、セミナーならやればやるほど「先生ブランディング」が確立されていきます。

そうすると「あの人のイベント、良かったよ」などと紹介が増え、自分でお願いしていた外部参加がいつの間にか招致という形に変わっていったり。

何より、主催しようとする人なんて100人いて良くて数人です。多くの人が「自分は主催向きじゃない」などと言い訳を避けます。だから、やるだけで目立つことができる。

自分のことを知ってもらうのに、手段を選んでいる余裕なんかないと思います。特に、この主催活動は自分の認知を広める意味でも仕事を獲得するうえでも手応えを得られたことなので、実践してみていただきたいです。

まとめ

開業1年目の活動は、本当にあの手この手だと思います。僕と同じくらいの起業歴の人とも多く会ってきましたが、手段を選り好みして上手くいっている人を見たことがありません。

また最後にお伝えしたいのが、「作業ではなく活動をする」ということです。

お客様はもちろん大事ですし、淡々と仕事をこなすことも必要です。けれども、それ以前に、周りをワクワクする活動をしている人間のもとへ、人は集まります。

誰だって、面白い事業をしていたり、楽しそうにエネルギッシュに活動をしている人のところへ行きたいものです。応援したいものです。ですから、活動を楽しむ余裕、というのが必要なんじゃないかと思います。

あなたのこれからの活動、今取り組んでいる活動に、ワクワクはあるでしょうか?

まとめ

  • 起業の成功確率を高めるために、自分のロールモデルを見つける
  • 仲間を作って自分のできることを増やし、事業を拡張していく
  • 自ら主催をすることで圧倒的に認知が高まり、ブランディングにもつながる

今回、書いたことは僕のロールモデルに当たる人がすべて取り組んできたことです。僕はある意味、それをなぞってきただけ(笑)。それでも、起業2年目に向けて大きな弾みがつき、いろいろなプロジェクトが動いています。

起業は楽しくてなんぼ! ですね。もし、「これから起業をするつもりだけれど、どうすればいいか分からない」というお悩みがあれば、無料相談までお気軽に。ご一緒に、今後の課題に見通しをつけていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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