映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

弁護士ビリー・マクブライド シーズン1(Amazonオリジナルドラマ)

弁護士ビリー・マクブライド シーズン1(Amazonオリジナルドラマ)

ドラマ情報

  • 2016年制作
  • 製作国:アメリ
  • 原題:Goliath Season1
  • 全8エピソード

スタッフ・キャスト

監督

ローレンス・トリリング
アリク・サカロフ

出演

ビリー・ボブ・ソーントン/ビリー
マリア・ベロ/ミシェル
ウィリアム・ハート/ドナルド
オリヴィア・サールビー/ルーシー
タニア・レイモンド/ブリタニー
ニナ・アリアンダ/パティ

あらすじ

かつて腕の立つ弁護士であったビリー・マクブライドは仕事に疲れ果て、今は法廷よりも酒場にいる時間の方が多くなっている。ある日、彼は嫌々ではあるが不法死亡の案件を引き受ける。訴訟の相手は彼自身が設立した有名法律事務所とその依頼人である巨大企業だ。ビリーは寄せ集めの仲間たちと共に、隠された大きな陰謀を明らかにしていく。ゴリアテのような巨大な敵を相手にビリーたちは生死を賭けた裁判に挑む。

  • エピソード1:55分【無謀な挑戦】仕事に対する意欲をなくした弁護士は、自分が以前いた法律事務所の最大の顧客に対して不法死亡訴訟を起こすことに同意し、再起のチャンスを得る。
  • エピソード2:55分【プライドと偏見ビリーは何としてでも不法死亡で裁判を起こそうと必死になる。
  • エピソード3:55分【24時間の猶予】判事は、翌日までに確固たる証拠を提出できなければ、請求を棄却するとビリーに宣告する。
  • エピソード4:55分【ドナルド】証拠開示手続きにより驚くべき新証拠が明らかになり、ビリーのこれまでの作戦が台なしになる恐れが出てくる。
  • エピソード5:56分【驚くべき発見】証言録取が始まり、次々と新たな秘密が暴き出され、この裁判に関与する全員が破滅に向かうような状況に。
  • エピソード6:56分【くすぶる炎】ビリーは入手した物的証拠と証人の信頼性を守るために奔走する。
  • エピソード7:59分【ビリーの決断】四方八方から危険が迫り、ビリーは陪審審理に進むか、運に任せて休廷するかの決断を迫られる。
  • エピソード8:59分【評決】法廷で元パートナーや友人たちとの闘いは最終段階を迎え、終結する。

観ようと思ったきっかけ

アマプラで「オピオイド危機のドキュメンタリー作品あるかな?」って検索したらこのドラマのシーズン4がオピオイド危機を扱っているみたいなので見てみようとなった

ネタバレ感想

アマゾンプライムオリジナルドラマなのでアマプラでしか見れないドラマですね。
『悪徳巨大企業に立ち向かう人たち』の設定が大好物なのでこのドラマ、大変面白く楽しめました。

このドラマの悪徳巨大企業は政府と取引している爆弾などを作っている軍需企業と、世界TOP3に入る大手弁護士事務所。
その2大企業と戦う主人公と寄せ集めの仲間たち。ラストの判決は胸熱でした。

シーズン1の内容は2年前に起きたボーンズ・テックの社員ラーソンが船を爆発して死亡した事件を追う話。

ラーソンは自殺ではなく、会社が違法で作っていた爆弾燃料を海に流していたため。海に流したのは国からの抜き打ち調査がはいったから。それを隠蔽するため自殺として片づけた。
それを調べるためにビリーたちは行動すが、相手が巨大企業なので男を使って脅したり挙句はラーソンの姉の原告人のレイチェルがひき殺されちゃう。
その男も邪魔だと企業が判断して殺されるし。その遺体をビリーの車のトランクの中に入れたりとやりたい放題。全部、ドナルドのせいなんですけど。

裁判は陪審員制度。結果はビリー側の勝利。賠償金5000万円と事件の真相。ビリー、ボーンズ・テックのCEOがベラベラ真相を話している内容を携帯で録音してFBIにそれを渡す。ボーンズ・テック、FBIの捜査が入りCEO捕まる。
スッキリする結末で良かった。企業側が勝つ胸くそ展開でもよかったけど、今回レイチェルが殺されてるのでね。


登場人物
ビリー・マクブライド・・・主人公。大手弁護士事務所クーパーマン・マクブライドの共同創業者で優秀な弁護士。今は昼間から酒を飲む落ちぶれた男。パティに強引に誘われ今回の事件を弁護することに。
弁護士を辞めたのは昔ソニーと言う殺人容疑者を弁護し保釈したら別件で強盗殺人を起こしたせい。それからミシェルと離婚で酒浸り。

ドナルド・クーパーマン・・・大手弁護士事務所クーパーマン・マクブライドの共同創業者。右半分が火傷の痕があるが、その火傷の原因は明らかにならず。ビリーをめっちゃ恨んでる。それも確信的には明らかにならず。火傷を隠すためか部屋がいつも暗いし、監視カメラをみてニヤニヤしてる。火傷のせいかのか元々の性格のせいなのかわからないけど、基本なんか気持ち悪い雰囲気。
エピソード4のドナルドが超絶気持ち悪い。パワハラセクハラクソ野郎じゃないか。文字通りの全裸待機でドン引き。わざと火災報知器鳴らしてルーシーをおびき寄せるなんて。ビリーから召喚された証言中に脳卒中になる。

ミシェル・・・ビリーの元奥さん。大手弁護士事務所クーパーマン・マクブライドの弁護士。多分このドラマの中で一番の常識人だと思う。ドナルドが脳卒中になったためドナルドの後任になる。


パティ
・・・ビリーに友人(レイチェル)の弟が死亡した事件を担当してほしいと頼む。そこからビリーのバディ的なポジションになった弁護士。不動産の仕事もする。おしゃべり。


ブリタニー
・・・以前にビリーに弁護してもらったことがある娼婦。今回の事件のお手伝いをするが、キャリーに丸め込まれ被告側の証人になる。それからビリーとは険悪な仲に。


キャリー
・・・大手弁護士事務所クーパーマン・マクブライドの弁護士。超やり手でミシェルと友人以上の関係。今回の事件の弁護をすることに。裁判に負けクビになる。


ルーシー
・・・大手弁護士事務所クーパーマン・マクブライドの弁護士。26歳。吃音もちだけど優秀。兄が戦死したことが理由でこの事件の弁護担当になり、ドナルドと男女の仲になるが、結局利用されてクビになる。


デニス
・・・ビリーとミシェルの娘。高校二年生の17歳。ビリーとは別居しているが仲は良い。ビリーと車に乗ってたら買収された警官にスタンガンを撃たれる。


マーヴァ
・・・ブリタニーが連れてきた秘書。ふとっちょおばさんで優秀。

まとめ

舞台がカリフォルニアでビリーが住んでるモーテルが海沿いなので風景が観光地っぽくて好き。

ビリー役のビリー・ボブ・ソーントンのヨレヨレ具合が最高に良い。。元大手弁護士事務所の有能弁護士なので落ちぶれてもやはりどこか品があるのはイケ枯れジジイって感じでカッコいい。
ドナルド役は先日亡くなったウィリアム・ハート。まだこの頃は痩せてもいなく元気そうな感じ。
ミシェル役はマリア・ベロ。久しぶりに見た気がする。今でもおキレイ。

ビリーとドナルドの因縁はこのままシーズン2以降も持ち越すのだろうか。回想シーンもなく二人の仲違いの話はふんわりとしか語られてないので引っ張ることは出来るだろうけど、どうなんでしょうね。

キャラ的にビリーの仲間のパティとブリタニーとマーヴァが好きなのでシーズン2以降もレギュラーとして参加してほしい。ビリーとパティの相性がいいんだか悪いんだかわからない凸凹感が好きなのよ。

星:★★★★★

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