元彼女への執着を手放すためにすべきことは『連絡しない』こと

こんなお悩みにお答えします。

失恋から立ち直る期間は人それぞれで、一か月ぐらいで失恋から立ち直る人がいれば、何年も引きずる人もいます。

私の場合は完全に後者で、失恋した後は彼女への依存性が強いせいか何年も引きずります。

私は恋愛依存症と呼ばれるほど依存傾向が強く、この記事は特に恋愛に依存傾向がある人に大いに参考になると思います。


私は好きになるとその人のことしか考えられなくなり、その人の言動に一喜一憂させられます。

恋愛依存症じゃなくても恋愛と言われるものはそうゆうものなのかもしれません。

大人になればもう少し落ち着いた恋愛ができると思いましたが、そんなことはありませんでした。

私は28歳のときに、9つ下の女性と2年半お付き合いさせていただいていましたが、私が医学部再受験中ということもあって、将来の展望がつかめないことに彼女が不安を抱き、別れる結果となりました。

当然と言えば当然の結果ですが、私にとっては彼女から振られることはショックで仕方ありませんでした。

問題だったのが彼女との別れを認めることができず、一か月間ずっと彼女に執着してしまったことです。

彼女への執着を完全に断つ方法で一番結果的に良かったことが『連絡をしない』ということでした。

はっきり言ってしまえば、相手が別れを切り出した場合、どうあがいても復縁はできません。

相手への気持ちが冷めきっているから、「別れる」と言い出すのです。

彼女への執着を手放すためにもう一つしなければいけないことは、『復縁は完全に諦める』ことです。

いつか復縁して、元の関係に戻れると思っているだけで延々に彼女に執着する羽目になります。

話しが長くなりましたが、ここでは元彼女からの執着を手放す方法をさらに詳しくご説明します。

「別れた後に友達関係からやり直すこと」を絶対おススメしない理由

別れた後は友達関係からやり直した

別れた後も、連絡先が残ってるうちはお互いに連絡してしまいます。

別れた直後は、お互い友達からやり直そうということになりました。

正直言って、別れた後に友達に戻るなんて絶対に無理です。
一線を越えた相手と友達関係になれるわけがありません。

彼女の方も別れ後は「寂しいから」と言った理由で電話かけてくることがありました。
「だったら関係を戻そう」と粘りましたが、彼女は首を縦に振らず、女性は本当に意味不明です。

しかし、この中途半端な関係が一番よくありません。
こういった関係を続けているとどんどん彼女に対して粘着気質になっていきます。

彼女とよりを戻したいのだから当たり前です。

胸の苦しみを取るために、連絡を取り続ける

別れた後は、胸が苦しくて死にそうでした。これは誰でも同じでしょう。

それを取り除く唯一の方法が彼女と電話することでした。

自然と彼女から電話がかかってくるよりも私から電話する方が増えます。

別れた相手から何度も電話がかかってきて「つらい」「苦しい」と訴えられるといくら好きだった相手とは言え、向こうも萎えます。

電話をかければかけるほど、彼女は嫌がり嫌われる。自分は彼女に少しでも好かれようと、余計に電話してしまうという悪循環に陥りました。

嫌われないようにするには『電話しないこと』なのですが、冷静に考えられないばかりか、胸が苦しくなるので分かっていても電話をしないという選択肢を選ぶことができないのです。

お互い限界がきて、連絡をやめる結論に

最終的には彼女から「友達になれると思ったけれど、無理だった。もう連絡取り合わない方がいい。」と言われました。

私も衝動的に連絡とってしまうことが嫌で、何よりも電話すればするほど好きな相手から嫌われるのが一番堪えがたいことでした。

最後の理性を振り絞り「これで電話最後にする。連絡先もすべて消すから。」と伝えて完全に彼女と別れました。

甘いモノにしろ、たばこにしろ、やめた瞬間が一番辛いです。

このとき地獄のような苦しみを味わい最終的にうつ病になってしまいました。

実際復帰するのに１年以上かかっています。

断捨離をすると多少なりとも心の整理ができるようになります。

彼女からもらったもの、写真など思い出の品はすべて断捨離しましょう。残しておいても彼女のことを思い出してしまい未練が残るだけです。

未練があると余計辛くなる

今回の失恋の教訓は、『お互い未練があり、連絡を取り続けてしまえば余計に執着を生むということ』です。

執着が続けば続くほど、心が回復するのが遅くなります。

因みに前の彼女は年上だったので別れ方がうまい人でした。

別れた瞬間「これで終わりだから」と連絡先も全部変更して、完全にこちらから連絡取れなくなりました。

この時は酷く落ち込むこともなく、うつ病も発症せず、１カ月ほどで復活できています。

早く苦しみから解放される方法が、別れたらまったく連絡取らないというのは本当に辛いことですが、連絡を取れば取るほど自分を苦しませていることを忘れないようにしてください。

執着がさらなる執着を生み出します。

そもそも男女の「友情」には条件がある

男女の「友情」にはひとつ条件がある。その男が、もっと魅力的な女と性愛関係にあることだ。その関係が破綻し、ほかに性愛の対象となる女性がいなければ、友情はたちまち欲望へと変わるだろう。

女と男 なぜわかりあえないのか

別れた彼女と友情関係を結ぶためには、他の魅力的な女性と付き合っていなければいけない事になります。

しかし、付き合っている彼女は別れた彼女と友達関係で連絡を取り合っている状態を快く思わないでしょうし、付き合っている彼女と別れてしまえば、途端に友情は破綻し、別れた彼女に欲望を抱くようになります。

生物学的に男性がそのように作られているのならば、そもそも男女の友情を永遠に継続することは難しいでしょう。

結局、別れた彼女とは完全に縁を切った方が今後の人生において彼女以外のことに集中できるようになります。

私は彼女と別れて10年以上になりますが、今では完全に縁を切っておいてよかったと思っています。

そうしなければグダグダと前に進むことはできなかったでしょう。

別れた後はお互いに連絡先を消すことがお互いのため

「連絡できているうちはどうしても復縁できるかも？」という期待を抱いてしまいます。
何よりも自分の中にこの恋愛は終わったのだという認識ができません。

これが何よりも問題で、終われないと先に進めないのです。

完全に自分の中で『彼女との恋愛は終わった。二度と彼女と会わないし、連絡しない。』と認識させるためにも、連絡先は完全に消去しましょう。

私は連絡先だけでなく、彼女との思い出をすべて消去しました。思い出の写真、彼女から貰ったもの、彼女の住所、LINEの履歴など何１つ残っていません。

彼女から「友達として付き合っていきたい」と言われても自分のためです。諦めましょう。

恋愛に関しては10か0です。5，6などの半端な付き合いをしているとお互いがお互いを傷つけてしまいます。

せっかくの思い出もすべて嫌な思い出に変わってしまいます。

消去するときは本当に苦しいです。死ぬような苦しみです。
それはみんな同じです。あなただけではありません。それだけ彼女のことが好きだったということです。

ストーカー気質の男らしくない男はそもそもモテない

私は彼女の連絡先もすべて消し、思い出の品もすべて捨てたのでもう一歩のところでストーカーにならずに済みました。

連絡先を消さなかったら、苦しみのあまりストーカーになっていたかもしれません。

私なりにストーカーの気持ちは分かります。

彼女を失ったことでできた心の穴をどうしても埋めないと辛くて苦しくて仕方ないのです。

彼女の代わりなるモノなどどこにもありません。

荒療治ではありますが、心の穴が自然にふさがるまで時間が経つのを待つしかありません。

これしか方法がないことは、経験上誰でも分かっていると思います。

いくら復縁の方法を学んでも、高いお金を払って復縁業者に頼んでもムダです。

小手先のテクニックで戻る愛などありません。

実際に復縁の本を何冊か読みましたが、すべて逆効果に終わりました。

復縁を考えるということは、何度も言いますが執着を生むということです。

そもそも恋愛が完全に終わった後に復縁を考えるようなナヨナヨしている男を好きになる女性がいるでしょうか？

女がテストステロン濃度の高い（男らしい） 男に惹きつけられるように、男はエストロゲン濃度の高い女に性的魅力を感じる。

女と男 なぜわかりあえないのか

女性はテストステロン濃度の高い男らしい男性が好きになることが分かっていますが、実際にモテる男性は頼りになる精神的に弱くない男性です。

つまりは彼女と復縁を求めれば求めるほど、彼女には余計に幻滅されることになるのでますます復縁は望めないでしょう。

彼女への未練は残るものですし、簡単に別れることが難しいことは分かっていますが、彼女が別れたいというのならば、男らしく「分かった」の一言で終わらせましょう。

未練を言わず、笑顔で別れてあげることがかっこいい男らしい男だと私は思います。

執着を手放して、早く次を探した方がいい合理的理由

男性が魅力的だと思う女性はいくつになっても若い20代前半が多いと思います。

しかし、実際はどうなのでしょうか？下記のグラフを見比べてみてください。

実際の統計学的データでも男性は20、21歳を好む傾向にあるようです。

しかし、20、21歳の女性が魅力的だと感じている男性は自分より少し年上の23歳の男性です。

つまりは、男性が歳を取れば取るほど、自分の好みの女性とマッチングしないことになります。

したがって、合理的に考えるならば振られた彼女のことはさっさと忘れて、年齢が早い段階で自分の希望とマッチングしやすい女性を捕まえたほうがよいことになります。

恋愛の自由市場においては、男は若いときは外見（＋コミュ力）、 30代を過ぎると経済力（＋社会的地位）が選ばれる基準になる。外見に自信がないまま中年期を迎え、経済的にもうまくいっていないと、性愛の可能性から全面的に排除されてしまうのだ。

無理ゲー社会

さらに追い打ちをかけるようで申し訳ないですが、若いときは外見やコミュ力で女性に選ばれますが、歳を取れば取るほど経済力や社会的地位が高い人が選ばれる対象になります。

つまりは低年収である人は若いときに結婚した方が希望の女性と結婚できる確率が増えるということです。

一般的に男性は彼女が欲しいだけでなく、その彼女と結婚したいと考えているでしょうから、何度も言うようにさっさと次の彼女を探した方が合理的に良い結果になります。

もちろん、彼女との別れは苦しく辛いものでそう簡単に次の彼女のことなど考えられないことは重々承知です。

どちらかと言えば、復縁を考えてしまう方がほとんどでしょう。

しかし、女性からもてるには年齢制限があるということが分かっていれば、少しでも早い段階から行動に移せるようになるのではないでしょうか。

執着を手放して、精神的に自立した男性を目指す

国家や家族のために本当に生きることが出来る人は、昔からもっともと孤独を抱きしめ、自立した自己を築き上げた人々でした。自立こそが、人のためにいきられる。自立がなければ、それは国に頼り、他人に頼っているだけの人生しかないのです。

超葉隠論

人生において何が大切かと聞かれれば、『独立自尊』で生きていくことが挙げられますが、『独立自尊』は慶応義塾大学の基本精神になっているほど大切なものです。

『独立自尊』をgoo辞書で調べると「人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つこと」と記述されています。

そもそも彼氏彼女であろうともお互いに依存しあっている関係は健全な人間関係とは言えません。

彼女に執着があるということは、彼女に依存しきっているということですから、自己が確立していないということと同義です。

彼女と別れた後に別の女性と付き合ったとしても依存する対象を変えただけで、結末は同じように終わるでしょう。

お互いが自立した関係でなければ、お互いを高められるような良い付き合いはできないと言えます。

他者に頼ることなく、自分一人の力で生きていく覚悟をしてください。

恋愛ものの曲の中には「君なしでは生きていけない」「君が僕のすべて」など気持ち悪い歌詞が多いですが、まともに受け取っていてはいつまでたっても独立自尊の精神で生きていけません。

彼女に向かって「お前がいなくても十分生きていける」といえる関係が健全な関係です。

執着を手放す方法は「連絡しないこと」しかない！

私は連絡を取り合うのをやめるのが遅かったので、重いうつ病になりました。

彼女と連絡が取れる時間は長くはなりましたが、回復するまでに倍近い時間がかかってしまいました。

未練や執着があるとどうしても前に進めません。

連絡したくなる気持ちはよく分かります。

私もそうでしたから。胸にポッカリと穴が開いた状態になり、何をしてても辛いです。
何をしても元気がでず、好きな趣味ですら楽しめない。

美味しいモノを食べても味がしない。家族や友達がいてくれても穴埋めにはならない。

感じる感情はただ苦しいということだけ。

失恋した後は人生これで終わった気分になりますが、そんなことありません。

私は十分今を楽しめています。むしろ彼女がいたときよりも楽しんでいます。

一時は辛くても、時間が経てば正常な感覚に戻り、色々なことをまた楽しめるようになります。
苦しい決断でしょうが「連絡をやめる」という選択をしましょう。

完全に関係を断ち切ることが大切です。

下記の記事は私が失恋から立ち直るためにしてきた中で効果があったものです。参考にしてください。