人生にやりたいことがないのは、全力で生きていないから

人生にやりたいことがないのは、全力で生きていないから
人生やりたいことがない人は、何をしても楽しくない、面白さを感じない人が多いのではないでしょうか。

私自身も30代ぐらいから、色々とやりたいことを探すために、人が面白いと思ってるものを真似したりしてきました。

休日の過ごした方ランキングなどをみて、インスタで紹介されている写真をみて自分も行ってみたり、旅に出掛けてみたり、おいしいモノを食べてみたり、サイクリングをしたり、登山をしてみたり、カフェ巡りをしてみたり、温泉巡りに行ってみたりと世間一般で休日に誰もがやってることを自分も率先してやったりしましたが、お金がかかるだけで空しさしか残らなかったというのが本音です。

10代や20代はゲームが大好きで本気でハマり昼夜問わず一生分のゲームをすることで人生を棒に振るなど失敗をしたせいか、今ではゲームにまったく楽しさを感じなくなってしまいました。
人はどんなに好きなことでもどれだけやりたいことがあってもやりすぎると飽きる傾向があります。

新鮮さを求めてやりたいことを探しても、最初は面白くてもすぐに飽きてしまい、結局中途半端にお金を投入して無駄に終わる場合が多いです。

ではどうしたら一生続けられるような人生やりたいことがみつかるのかと聞かれれば、私は迷わず、『主となる仕事を全力で取り組んでください』と答えます。

なぜ仕事に全力で取り組む必要があるとかというと人生において単純に仕事の占める割合があまりに多いからです。

睡眠時間を8時間とすると、活動時間は残りの16時間です。ということは、一週間の活動時間は16時間×7で112時間です。

週5日働ければ残業なしでも40時間必要でしょうから、40/112≒35%が人生においての仕事の占める割合になります。

週2日休みがある場合、1日8時間遊びに費やすとすると、8時間×2ですから16/112≒14%が純粋に遊べる時間です。

すなわち、仕事の中でやりたいことが見つからない限り人生が充実しないことを意味します。

ホリエモンのような著名人は仕事も遊びも好きにやって充実しているように思えますが、私達凡人にはホリエモンのような生き方を真似することはできません。

凡人は凡人なりに人生にやりたいことを見つける必要があります。


人生にやりたいことを見つける方法を順を追って解説していきます。
目次

人生にやりたいことがない理由

マスコミにやりたいことを強要されている

スマホで広告をみて驚く女性
高度消費社会──彼の言う「ゆたかな社会」──においては、供給が需要に先行している。いや、それどころか、供給側が需要を操作している。つまり、生産者が消費者に「あなたが欲しいのはこれなんですよ」と語りかけ、それを買わせるようにしている、と。
暇と退屈の倫理学
経済というのは人にお金を使ってもらわない限り成長しませんから、企業は広告やマスコミを利用して、新しいライフスタイルを提供することで、大衆に消費を促します。

マスコミは、新築の一軒家を持ち、最新の家電で楽な生活を送り、家族みんなが乗れるファミリーカーで休日はキャンプにお出かけ、映画館のように観れる大型のTVや仕事の効率化させるための新しいガジェットを利用する理想の生活を喧伝します。

どこまでも人の欲望を掻き立てる商品を開発することで経済は発展するのですから、当然といえば当然の行為といえるでしょう。

しかし、マスコミなどに欲望を掻き立てられることでやりたいことを強要されているといえます。

自分がしたいことではなく、世間一般に流行っていることを提供させられることで自分の頭で考えて、自分に合ったやりたいことを探すという思考が奪われてしまいます。

本来人は固有の生き物なので、世間一般に流行っているからといって自分にも合うわけでもないのですが、私たちは無自覚にマスコミによって決められたやるべきリストの中から選択してしまっているようです。

自分を知ることから始めない限り、永遠に他人が作った遊びの中で生きていくことになります。

失敗を前提としてチャレンジしていない

挑戦をする男女
人生のほとんどは失敗続きです。

誰もが失敗したくないために他人の成功法則を丸呑みにしやすいですが、成功した人は失敗したから成功したのであって、成功への道へ最短距離で向かっていったのではありません。

むしろ失敗するからこそ、人生は面白いと思うのですが、失敗は恥や損だと感じてしまうようです。

身近な失敗として物を購入するときに「こんなもの買うんじゃなかった」と思うでしょうが、買って比較検討したからこそ、次に良いモノを選べるようになるのです。

商品のメリットデメリットが紹介されているサイトもありますが、他人と自分は違う存在なのでそもそも自分で使ってみない限りは参考にもなりません。

自分の性格に合うもの合わないものは自分で体験してみて初めて分かります。

そうなると人生でやりたいことを見つけるためには、トライ&エラーでとことん色々なことにチャレンジしてみることです。

自分に合う合わないの判断は自分にしかできません。

色々なことにチャレンジしていけば、自分が何が好きで何が嫌いなのかはっきりと分かってきます。

何でもいい加減にしか取り組んでいない

いい加減に仕事をする男性
遊びでも仕事でも何でもそうですが、楽しみを見出すには『何か極める』ということが大切になってきます。

何にでもいい加減にやるということは、変化がないということですから、刺激ない状態では何をしていても飽きる状態になるでしょう。

といっても、今の自分にとって簡単なことをしていても面白みを感じることが出来ません。

RPGが面白いのは、少しずつ強くなっていって、今まで勝てなかった敵を倒せるからです。。

最初からLV99の状態でボスを倒しても何も面白みがありません。

つまり必要なのは1段1段階段を昇るように成長することと、今の自分より一つ上のことに挑戦することです。

いい加減にやっていては、こういった成長する過程を味わえないまま終わるでしょう。

外向型人間と内向型人間は人生でやりたいことがそもそも違う

マイセルフのイメージ
外向型人間と内向型人間というのを聞いたことがあるでしょうか?

外向型人間と内向型人間はざっくりと下記の図の特徴に当てはまるかどうかで決まります。
外向型人間内向型人間の特徴
外向型人間と内向型人間のどちらなのかは、遺伝によってかなり決まっているので後天的に変えることはできません。

内向型人間は、感受性が高く外向型人間より外部の刺激を受けやすいため、騒がしい環境やにぎやかな場所に身をおくと刺激を受けすぎるのに対し、外向型人間は感受性が低いため、騒がしい環境やにぎやかな場所の方がちょうどよい刺激を受けやすくなります。

つまりは、内向型人間は刺激を受けやすいので人混みや騒がしい環境に置かれると疲れすぎてしまう特徴があります。

よって、外向型人間と内向型人間の特徴から考えれば、外向型人間と内向型人間に合っている人生でやりたいことは自ずと違ってきます。

外向型人間であるならば、感受性が低いので、新しい経験や新しい人間関係に刺激を求めた方がいいでしょうし、仕事に関していえば、黙々と作業するよりも、営業などの他者との交流がある仕事の方が向いているでしょう。

内向型人間は人付き合いよりも好奇心を重視することで成果を出せますし、人脈を大事にするよりも自分で考えて工夫することで自分なりの活路を見出すことができます。また、大勢でいるよりも一人でいることで思考するエネルギーを得られて、より完璧を目指すことで良質なものを作れます。


仕事に関して言えば、内向型人間は一人で黙々と仕事ができるリモートワーク系のIT関連の仕事や、1対1での仕事、専門職など極める仕事のほうが向いていると言えるでしょう。

休日の過ごし方としては、内向型人間は大勢でわいわいと騒ぐよりも、一人で黙々と読書や作業していたほうが向いていると言えます。


外向型人間と内向型人間はこういった違いがあるので、外向型人間が内向型人間のやりたいことをやっても、内向型人間が外向型人間のやりたいことをやっても「つまらない、苦痛だ」と感じてしまうということです。


したがって、自分が外向型人間か内向型人間かわかったならば、自分の性格にあったやりたいことを探していくことが一番の近道となります。

過去を受け入れていない

人生の方向転換のイメージ
すべての「宿命」は、「縁」によってもたらされたものです。日本人に生まれたのも縁なら、その両親のもとに生まれたのも縁です。好きか嫌いかではありません。好きでも嫌いでも、そこに「縁」があったからこそ、いまの自分があるのです。だから、自分の「宿命」を、すべてよしとする。受け入れる。認める。つむがれてきた縁を、大切に考えるのです。
成功に価値は無い!
『過去』というのは変えようのない定まった事実であり、あなた自身を築き上げているすべてと言っていいでしょう。

過去を否定しても人生が変わることはありませんし、やりたいことが見つかるわけではありません。

20年も生きていれば、自分が何が得意で何が不得意なのか、何が好きで何が嫌いなのか自分の性格が分かってくると思いますが、自分の性分を分かった上でやりたいことを見つけなければ延々と職を転々とすることになるでしょう。

ネット社会で他人の生活が分かるようになったので憧れる気持ちは痛いほど分かりますが、彼らは優秀だからできるのであって、凡人に同じようにできるわけではありません。

生まれ持った能力のというものには必ず差があります。

自分の過去を認め、身の丈の合ったところ働いた方が充実した人生を送れるでしょう。

本当は『人生にやりたいことを見つける』という考えは持たない方がいい

仕事に全力で取り組むだけでいい

仕事に全力を尽くすサラリーマン
今の世の中は、生きる場所も職業も自由に選ぶことが出来ます。

特にYoutubeをみていれば分かるように、人の価値観は多種多様であり、他人に合わせて生きるよりは自分らしく生きたいと思うようになっています。

しかし、「自分は何にでもなれるんだ」と思える半面、「自分は何のために生まれてきたのだろう」という悩みが生まれてしまいました。

自由に職業を選んでいいということは、膨大な職業の中から一つを選ばなけばなりません。

自分にやりたいことが明確にしっかり分かっている場合はいいでしょうが、大抵の人は職業の選択をする時期である高校や大学時代に自分が何をしたいのか何をすべきなのか分かりません。

私自身もパソコンが好きで情報系の大学に入ったものの授業内容が自分が思っていたのと違い、結局就職が怖くなって大学を途中で中退してしまいました。
その後、10年以上フリーター生活をしましたが、資格を取らなければまともに就職できないと思い、理学療法士になるべく大学に入りましたが、理学療法の勉強もつまらなく、何度もやめたいと思うようになってしまいました。

後先がなかったので結局大学を卒業し、理学療法士の国家資格を取り、無事なんとか理学療法士として現在も働いています。
自分が何者なのか。自分の「運命」とは何か。これをいち早くつかむには、できるだけ早いうちから体当たりすることです。自分探しの旅に出るのではなく、「これが自分の運命かもしれない」と思うことに、全力を傾け、命を燃やすのです。そこからしか、自己というものは見えてこないのです。
成功に価値は無い!
二つの大学に入学してモラトリアムを2回も経験させてもらった私から言わせてもらうと、自分を満足させてくれる職業がどこかにあるというのは空想でしかなく、自分の運命と割り切って、今の職業に全力を尽くすしかないということに気付かされました。

ホリエモンは、著書『好きなことだけで生きていく。』という本を出版するほど、好きなことで生きていくことを押していますが、大抵の一般人は好きなことで生きていくことはできません。

なぜなら、好きなことが必ずしも世間から評価されるとは限らないからです。
ここでの問題は、好きなことが常に市場で高く評価されるわけではないということだ。だからといって、市場で高い値段がつくこと(言語的知能や論理数学的知能)を努力によって好きになることもできない。
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
自分にとって好きなことが市場で評価されるとは限らない、市場で評価されている仕事が好きになれるとも限らないとなると、結局何を指針にして人生でやりたいことを見つけていいのか分からなくなってしまいます。

したがって、人生にやりたいことを見つけるというよりは『現在の仕事を運命と割り切って、全力で仕事をする』というのが今後生きる上で必要です。

やりたいことが見つかれば、よい人生が送れる?

職場に疲れたビジネスマン
人生にやりたいことを見つけたいそもそもの理由が、よい人生を送れるようになりたいからでしょう。

しかし、自分の目の前のことを『運命』と信じなければ、永遠にやりたいこと探しで人生が終わるでしょう。

自分の『運命』を信じるということは、自分の運命に命を捧げるということですが、すなわち『体当たり』するということです。ただし、こういった生き方は他人と軋轢を生みます。

自分の信念を貫くために、他人から何か言われても一切曲げないのですから当たり前といえば当たり前です。

しかし、他人から良く思われたいと思ってるうちは自分の運命に『体当たり』することはできません。
心を病んでしまうのは、「分かってもらいたい」「人から良く思われたい」という気持ちがあるからではないでしょうか。分かってもらわなくていいのです。そもそも自分の「運命」なのですから。誰かに分かってもらって、代わってもらえるものではない。理解されなくて当たり前なのです。
成功に価値は無い!
他人の評価が自分の生きがいになってしまうと他人の言動であなたの人生の左右されてしまうので、他人に見捨てられてしまうと自分を見失ってしまいます。

他人の評価なんていうあやふなものにすがるのではなく、自分の信念を貫き通した方が自分の人生がブレることはありません。

他人の評価を気にしていると必ず期待通りの答えがなかった場合に不平不満を溜め込むようになります。

では他人に左右されずに生きるのはどうしたらいいのでしょうか。
じゃあ、人さまに不満を持たないためにはどうするか。 これは、繰り返しになるけれど多くを望まないことです。 「この人なら」とか、「この職場なら」とか、そんなもんは自分の甘えや幻やと思って、最初から期待しないことです。
心に折り合いをつけて うまいことやる習慣
要するに、初めから期待しなければいいのです。自分は結局一人なんやと開き直って、他人に対して必要以上に執着しないようにしましょう。

いまの仕事は自分に向いていないと思うのは幻想

仕事で悩む若いアジア人ビジネスマン
人は、自分にないものに憧れたり、好きになったりする傾向があります。そのため、現在の仕事を自ら捨てて、憧れの仕事に就こうとします。

そう思ってやっているうちは、まったく今の仕事に身が入りませんし、いい加減に仕事をしているため成長も見込めません。

成長がみられなければ、変化がないということですから退屈に感じてしまい、余計に自分の憧れの職業に就きたいと思ってしまいます。

しかし、憧れの仕事に就いたとしても大抵失敗に終わります。

憧れの仕事はあくまで、自分の頭の中の理想の仕事なので現実とのギャップに結局苦しむ羽目になるからです。

憧れの仕事に就いても、「こんなはずじゃなかった」「思ったより面白くない」と感じてしまい、どの職業に就いても中途半端に終わってしまうでしょう。
いま与えられた仕事を全力でやる。そうすれば、運命に組み込まれている才能が反応します。その才能が、自分の中から運命を引き出してくれます。アルバイトでも何でも、死に物狂いでやる。ただひたすらに一生懸命やった人間だけが、運命である仕事に行き着けるのです。
成功に価値は無い!
今の仕事に向いていないと思うのは全力で仕事をしていないからです。

私自身も理学療法士になりたての頃は何も楽しみも見いだせず、何でこんな職に就いてしまったのだろうと後悔していましたが、全力で仕事をするようになってからは、仕事を楽しめるようになりました。

自分が成長できているという実感だけが、真の意味で仕事を楽しむことが出来るのです。

仕事にやりがいを感じられない

職場のデスクで辛そうな表情をしている女性
目の前にある仕事に命がけで体当たりする以外、道は開けません。「仕事に手ごたえを感じない」「仕事の価値がどうだ」と言っている人は、全員、屁理屈を言っているだけです。
成功に価値は無い!
大抵仕事に価値を求める人は、今の仕事に全力で取り組んでない人です。

仕事の価値と言うのは全力で仕事に取り組んだ後に生まれるモノであって、初めから与えられているわけではありません。

やる気もなくだらだらと怠惰に仕事をしていて、本気で仕事に価値が生まれると思っているのでしょうか。

もちろん中には仕事をいい加減にやっていてもそれなりにやりがいを感じている人もいるでしょう。

そういった人たちの人生の目標はなんとなく働いてなんとなく生活できて、趣味があればいいと思ってる人が多いので、そもそもやりがいなんて考えないのかもしれません。

しかし、人生でやりたいことがないと悩んでいる人はそれなりに人生に価値を持ちたいと思っているから悩んでいると思われるので、上を目指すしか道はないのです。

人の価値観は人それぞれだとは思いますし、人生に正解はないと思いますが、現状で仕事にやりがいが見つからない場合の解決策として仕事に命懸けで取り組んでみてください。

頑張っても報われないから、やる気が出ない

疲れた様子のビジネスマン
人間はもっともっとできるはずです。それなのに、すぐに「自分はもうダメだ」と落ち込む。「これ以上がんばれない」と言う。そんな人は、心の底から「自分はダメだ」なんて思っていないでしょう。ダメだと言ったほうがラクだから、そうしているだけです。
成功に価値は無い!
今の世の中は職種にもよるでしょうが、頑張ったからと言って給料が上がるわけでもなければ、評価されるわけでもなく、ただの自己満足で終わる方が圧倒的に多いでしょう。

私は理学療法士として働いていますが、専門職として勉強したからと言って、昇給もなければ評価されているわけでもありません。

どちらかといえば、自己研鑽として勉強をしても成果が出ないことが多く、「自分には才能がない」「努力しても意味がない」と思ってしまうことが多いです。

しかし、結局そうゆう考えは逃げでしかなく、自分自身ラクな道を選びたいから諦めるという選択肢を選んでしまっています。
いまはダメでも、死ぬ気になって何度も何度も挑戦すれば、必ずできるようになります。 しかし、もしも「自分には才能がないから」と思ってしまったら、そこまでです。「このへんでいいや」と思ったときが、終わるときです。
成功に価値は無い!
人生にやりたいことがないのではなく、苦しいこと辛いことから逃げた結果やりたいことがなくなったが正解ではないでしょうか。

本当に求めているものは、苦しみの中にしか存在しません。どれだけ苦しかろうが、辛かろうが、死ぬ気になって必死に何度も挑戦するしかやりたいことはみつからないのです。

「もういいや」と諦めてしまったときが人生が終わるときです。

必死に歯を食いしばって耐え抜きましょう。やりたいことはその先にあるはずです。

人生でやりたいことを見つけるために、全力で生きる

全力で生きるビジネスマン
現代は、住むところ食べること、着るモノに困らないほど豊かな時代です。

「人生にやりたいことがない」という悩みが生まれるほど、生命を維持するのに困っていません。

選択肢があり、自由に人生を選べる時代ならではの贅沢な悩みといえるでしょう。

その日暮らしの生活をしていれば、生きていくのに精一杯でしょうから、目の前の仕事を全力でやるしか道はありません。
昔の人と今の人の違いというのは、昔は「人生というのは大変なものだ、苦しいものだ」ということを分かっていたということです。苦しくて大変で、自分の思い通りにはいかないということを子供の頃からみんな親から教えられていた。だから人生が苦しかったとして、それを当然だと思っていたのです。
ところが今の人は消費文明の豊かさによって、何か人生というのは必ず成功する、幸福になる、必ず薔薇色が待っている、そういう風に考えている。みんな子供の頃からそう言われているので、現実が違うとすぐに落ち込んでしまうのです。そういう環境の違いが大きい。
日本の美学
目の前のことから逃げずに「人生というのは大変なものだ、苦しいものだ」ということが分かっていれば、人生にやりたいことがないということで悩むこともないでしょう。

今与えられている仕事があなたの運命であり、全力で取り組むべきものだからです。

人生にやりたいことが見つからないのではなく、目の前のことから逃げていることを自覚してください。

目の前のことから逃げて、怠惰に生きている人間は魅力的に感じられません。

特に40代というのは若いときの情熱がなくなり、仕事にも慣れて、人生がどうゆうものか分かってくる時期でもあるので新しいモノに挑戦しようとする気力もなくなり、枯れやすい時期でもあります。

残りの人生を怠惰に生きるか、後悔がないように生きるかはあなた次第ですがどうせならば人生の最後に「いい人生だった」と思って死にたいものです。
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