忖度なしでおすすめできるPEライン4選!

その他

こんにちは乗組員です!

「ライン何使ってる?」

このワード、「ルアー何使っている?」並みによく使われる釣り人の挨拶のような言葉ですね(笑)

釣り人であれば釣れている人の道具が気になるのは当然です!

ご存じの通り、釣り人と魚を繋ぐラインの選択は釣りにおいて超重要です!

なので、その人の釣りのスタイル、狙う魚、ポイントにより多種多様で、特にPEラインに関しては「これしか使わない!」という程のこだわりを持っている方がたくさんいます。

今回の記事は、既に自分で「これだ!」というラインが決まっている方には役立たないかもしれませんが、「次のラインどうしようかなー?」と悩んでいる方の役に立てれば幸いです!

PEラインと一概に言っても、同じ号数なのにメーカーによって、太さにバラつきがあったり、強度が違ったり、4本撚り、8本撚り等違いがあり過ぎて、正直どれを選べば良いかわからないよっていうのが本音ですよね…色々選べてそれはそれで楽しいのですが。。

私も今まで、激安品も含めて色々なラインを使用してきました。

正直これは買わない方が良かったというラインも多々ありますが、私レベルの者がそれを書くのも恐れ多いので、このラインなら「安心して使えている」と私の独断と偏見で感じているラインをご紹介します!(オフショアジギングオンリーです!)

ラインだけは安物買いの銭失いにならないように注意してください!

私の使用するPEラインの種類

マイボートや遊漁船に乗り、様々な場所で色々な魚種を狙うこともあり、気付くと部屋から大量の釣り道具があふれていました(笑)

また、船に乗せるタックルが多いと片付けが大変、色々なタックルを試すせいで迷走(?)することもあり道具を厳選する必要がありました。

宣伝に釣られ必要だと思って買いましたが実際に対象魚種を釣ると「あれ?これで十分だったんじゃない?」ということも多々あり、「断捨離」のために、ラインも厳選した結果、現在の使用ラインは以下の4種類に絞ることができたので、それぞれの使用感を綴っていきます。

PEジガーULT

まず一つ目はサンラインから発売されているPEジガーです。

現在、私のオシアジガー達にはだいたいこのラインが巻かれています。

「低伸度」「バルク巻き1200mまである」「ラインカラーが優秀」

という理由で、近海から深海まで私の釣りの全てをカバーしてくれています。

マイボートということもあり、1.2号で500m付近の金目鯛を狙う際にも使用するのですが、原因不明の高切れもなく、深海から船に入らないサイズのサメを上げることもでき、直線強度は信頼できます。

水切れも良く、低伸度好感度のため、着底も早く、ジグの操作性も抜群のラインです。

糸鳴りが気になると言った意見もあるそうですが、寧ろ私は、この糸鳴りが釣りをしているという実感ができて心地よいとすら感じており、ノットを組むときにもラインが止まるので締め込みやすいです。

またラインカラーが20m刻みで入っているので、ずっと落下中のラインを見る必要がなく、釣れたカラーが覚えやすいのもメリットの一つです。

唯一のデメリットは、値段が高いことくらいかな(笑)

スーパーファイヤーライン

2つ目はバークレーのスーパーファイヤーラインです!

このラインはPEジガーと同じく「低伸度」ラインで中深海以深の釣りでは、PEジガーとよく引き合いに出されるラインです。

こちらのラインも実績十分で謎の高切れもなく、強度も申し分ないです。

現在は、オシアコンクエストに結んで近海から中深海の釣りに使用しています。

では、PEジガーと比べるとどうなの?と思いますが、ラインの号数に対する強度が違います。

同じ号数で比べると、スーパーファイヤーラインの方が細く、強いと体感しています。

1号のファイヤーラインでも、根掛かりすれば切るのに苦労する程強いです。

ただ、それだけを比べ、スーパーファイヤーラインの方が優秀かと聞かれるとそうと言い切れない部分も感じており、主観では

      結束がPEジガーに比べると難しい

ファイヤーラインは、ラインがツルツルとしており、PEジガーにガイド抜けはスムーズな気がしますが、その分ノットのすっぽ抜けをするために工夫(コブをつくる等)をしなければ、不安要素が残ります。

ベテランの方や慣れている方は問題になりませんが、船の上で作業を行うことを考えると少し煩わしいと感じてます。

次に、

      PEジガーに比べるとお高め…

PEジガーがコスパに優れているせいで、ファイヤーラインが高く感じます(笑)

以上のデメリットもありますが、PEジガーがバルク巻きしかないのに比べ、ファイヤーラインは連結売りされており、ラインをまとめて安く購入して、何台かのリールに分けたりするときは非常に便利です。

また、ICリール等カウンターが付いている物を使用していたり、底物を狙う等の理由があれば、カーラードではなく単色のラインを購入すれば価格を抑えることもできます。

正直、ファイヤーラインもPEジガーも優秀すぎて甲乙つけがたいですが、後はご自身の釣りに合わせて好みの方を使えばいいんじゃないかなという印象です(笑)

ファイヤーラインに関してはまだまだ私も使い込みが足らないので、今後別の意見がでるかもしれません。

オシアジガーmx4

次に紹介するのは、私の大好きなシマノから発売されているオシアジガーmx4です。

こちらのラインも「低伸度」ラインです!

現在は、電動リールに巻いてあり、中深海~深海ジギング、太刀魚ジギング、たまに餌釣りにも使用しています。

特筆すべきは、なんと言ってもコスパが優秀!

上記の低伸度ラインに比べコスパが圧倒的に高く、当ブログの船長もアカムツ狙いの1.2号でマグロを挙げる程、直線強度は信頼できます。

ただ、

600m以上売っていない

ライムグリーン単色

コーティングが剥がれる

といったデメリットもあります。

単色ラインの方がふぐに切られにくいと言いますが、切られるときは同じように切られます(笑)

また、3点目のコーティング剥がれは、新品のラインでも発生し、一日釣りをするとガイドが緑色になります。

だからといって、ラインの強度が落ちたりといった現象は今のところ感じていません。

深海の釣りまでを視野に入れると切れた際のリスクに不安は残りますが、中深海の釣りであれば、コスパ最強のラインです。

YGKスーパージグマン

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今まで紹介してきたラインと違い「低伸度」ラインではありません。

私が使用するのは、100m前後の近海のブリ、カンパチ、それとカツオ、サワラのキャスティングです。

タチウオジギングでも使用していましたが、その時は棚が深く170m前後、潮が速かったこともあり、当たりが取り辛かった経験もあり、中深海(200m以深)の釣りでは使用していません。

中深海(私の中では250m前後)の釣りができないとまでは言い切れませんが、潮の影響がないごく限られた条件でなければ、当たりが取り辛いと思います。

しかし近海になるとそれも一変、低伸度ラインに比べて伸びるので、魚の急な突っ込みにも対応することができ、不意な大物が掛かっても全く不満がないラインです。

ライン事態にコシがあるので、ライントラブルも少ない優秀なラインです。

SLJの0.8号でもワラサ位なら問題なく釣り上げることができます。

また、8本撚りのX8はガイド抜けも良く、エアノットも起きにくいので、キャスティングラインとしても非常に優秀です。

ジギングオンリーの方は更にコスパの優れたX4という選択肢もあります。

もちろんラインがカラー分けされており、キャスティングタックルのままジグを沈めたりする際にも便利なので、私はジグマンX8一択で購入しています。

なんと言ってもコスパが良いので、万が一切られてもお財布にも優しいです。

本当に必要な号数はどれくらいなんだろう?

以上が現時点で私の現時点で使用しているラインです!

それはさておき、擦れの心配がない状態でのラインの強度の凄さを体感した出来事が先日あったので少し紹介させてもらいます。

先日、船長とマグロカツオ狙いでクルーズしていた際に、足の遅いヌメヌメの巨大マグロナブラに出会いました。

動きが非常に遅いことからマイクロベイトと判断し、シンペンから果てはカツオ用のプラグまでを投げ倒しましたが全くの無反応(笑)そこで、当ブログの船長がカツオ用タックル

ロッド:ヤマガブランクス ブルースナイパー79/3

リール:15ツインパワーsw8000HG

ライン:オシアジガーmx4 2号(もったいないから高切れしたラインを使い回し(笑))

リーダー:フロロ8号

ルアー:パンプキン140

でナブラに投げ込んだところ、バッシュ!とヒットしました!!

マグロ狙いでは絶対に使わないタックルなので緩めのドラグから最終的にはほぼフルロック、ロッドは折れると思われる程絞り込まれ、最終的に止まらないのでラインが切れてもいいからということでハンドドラグを使用すること1時間程で、船の横に目測50kgオーバーのマグロが降参したかのように上がってきました(ギャフを忘れ、積んであった一番大きなタモを使用するも入らずルアーがタモにひっかかりフックオフ…)

この魚とのファイトの一部始終を見て

細糸だから喰った?思っている以上に魚はかなりライン(リーダー?)に違和感を感じている?

2号でもこんなに強いのか!太いラインは必要なのか?

と考えさせられることがありました。

マイボートでマグロを狙えるという特殊な環境ではありますが、根ずれや釣り人同士のライントラブル等の心配がなければ、思っていたよりずっとラインは強いと感じました。

これが竿を通してだと尚更強く感じます。

その場所で釣れる最大サイズのサイズの魚、根の状況で太目のラインを選ぶのか、それともたくさん魚を釣るために小さいジグに細糸を使うのか??結局迷走してしまいますね(笑)

本当に上手な人は、メリットデメリットを分かった上で太糸でも上手く使いこなしていると思いますが…深ければ深い程、、潮が早ければ早いほど、ラインの太さにより影響を受けることもあり、魚を掛けに行く上ではラインは細い方が有利に働くことが多いというのが率直な感想です。

まとめ

釣り道具は魚に近い順に選べと言われるように、ライン選択が釣果に直結するのは間違いありません。十人十色色々な考えのあるこだわりの強いポイントです。

ラインにどのような性能を求めるかは、釣り人の好み、狙いの魚種、ポイント等に左右されると思います。

ただし、中深海以深の釣りをしたいとなれば必然的に低伸度ラインを選択することになり、中深海でも使用できるラインは知っている限り現状では数種類しかないと思います。

これが深海の釣りともなると、1200m巻きを発売している低伸度ラインはスーパーファイヤーラインとPEジガーultの2択になると思います…(購入層が少ないから仕方がないのかな?)

近海のジギングではメリットがあまり感じられないように思いますが、伸びが少なく好感度のため、潮が速いときにはメリットになる反面、伸びが少ない分引きがダイレクトに伝わるというデメリット存在します。

私の場合は、

深くても潮が速くても色々な使いやすい

強いて言えばあれこれタックルで迷わないため(持ち込むタックルを減らすため)

に低伸度ラインばかりを使うようになりました。

マイボートで釣りができ、色んな魚種を狙えるという少し特殊な状況かもしれませんが…

しかし、似たような状況は今まで乗った遊漁船でもあり、反応が悪く、船長さんが釣らせてあげようという思いから事前聞いていた水深より深いポイントで釣りをすることは何度もありました。

以上のような理由もあり、低伸度ラインの方が様々な状況に対応ができると感じていることから、私の独断と偏見で低伸度ラインばかりを紹介させてもらいました。

そうは言ってもとても一括りにはできないので、まずは乗る遊漁船に電話して聞いてください。

他の人より極端に太かったり、細かったりするラインを使用すれば、釣りにならないどころかおまつりで周りに迷惑をかけることにもなるので、まずは

船長にタックルの確認をした上で購入するのが一番大事です!!

その後に対象魚種、ポイント等を考慮して自分の釣りに合ったラインを選んでください!

もったいないからと言って安物のラインを買うと結局買いなおす羽目になり、私のように使わない物が増えることになると思います…(笑)

この記事が無駄な出費を抑えて、一回でも船に乗る回数を増やす手助けを少しでもできたら嬉しいです。

シェア丸管理人
乗組員

物心ついたときには釣竿を握り、フカセ釣り、シーバス、エギングetc・・を経て、船釣りにドハマりし、まだ見ぬ大物を求めて、週末は船長と日々海に冒険に行く日々を送っています。いかにコスパの良い道具を揃え、最大限の釣果を得られるのかを日々考えて奮闘中の中年サラリーマンです。

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