【演劇観てきた感想】プテラノドン『ノゾミのない』

3.0
アイキャッチ画像 演劇

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出典:プテラノドン https://www.ppteranodonn.com/

おすすめ度:☆☆☆★★
公演期間:2024/04/10(水)~2024/04/14(日)
劇場:シアター711
脚本:菅沼岳
演出:福島三郎
出演:太田知咲、菅沼岳、恩田隆一、加瀬澤拓未、蒲田哲、薩川朋子、チカナガチサト、村中玲子

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あらすじ

私が望むことをやめたとき、
いきなり前を向くことはできないけれどちょっぴり前を向く、
そんな物語。

出典:プテラノドン https://www.ppteranodonn.com/
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作品の感想

注意

あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意

演出・脚本:☆☆☆★★

ウェルメイドで分かりやすいストーリー展開。終盤、親友の死という衝撃から展開される伏線回収で泣かせる感じで、客席から嗚咽が漏れており、演出がハマっていたと思う。が、個人的には、ちょっと合わないw展開が読めてしまうというのと、終盤に運ぶまでの振り幅が小さいため、感情が持っていかれるところまではいかなかった。俳優の巧さでウルっとは来たけど…

舞台中央のパネルに語らせすぎで、アレならモノローグの方が良いかも。(モノローグ自体があまり好きではないけど)あと、場転が多くてセットチェンジがもっさりしていてテンポが悪いのもちょっと気になった。そういった細かい引っ掛かりが気になって終盤のカタルシスにつながらなかったと自己分析。

俳優:☆☆☆★★

菅沼岳

今作の裏主演で一番大事な役柄である”ヒデ”を好演。どこかで観たことがあると思っていたが、2年前のこちらだった。何となく故前田健を思い出させる風貌。

蒲田哲

終盤、目を潤ませながら息子の話をするシーンでウルっと来た。出番は少ないものの非常に効いていた。いい声をしているなと思ったら、声優業もされているようで非常に納得。

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まとめ

客席の年齢層が想像以上に高くちょっとビックリしたが、ウェルメイドなつくりと客席との一体感が高く興味深いカンパニーだった。

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