今日ボルザーノに行こうと車で駐車場を出て走り始めると、対向車線から見慣れたフィアットのパンダが走ってきた。
右折しようと思った私がハンドルを切りかけた瞬間、そのパンダは全力で左折して強引に先に行かれた。
イタリアは車は右車線なので、日本でいえば非常に強引な右折をかましてきた!という訳だ。
しかし私は驚かなかったな。
何故なら
うちの町の
肉屋の
ジッちゃん
だから。
「ジッちゃん、相変わらずやなぁ〜」と思い、ジッちゃんの後を走ると…
ハザード
ついたまま
お年寄りアルアルなのと
「ジッちゃんだから仕方ない」
で済む、我が町の人間事情w
ジッちゃんはハザードを点滅させたまま不規則なスピード変化で運転。
十分な車間距離を取って様子見ながら運転する。
ジッちゃんはどうやら町の北の外れにある喫茶店にコーヒーを飲みに行く感じだった。
という事はそこまで一緒か…
まあ近くやしええかと思ったら、別の車がジッちゃんの車の後ろに入り、
わけわからん
老人の
危険な運転に
狼狽している
ダメだよ…ジッちゃん何言っても聞かないから。
ジッちゃんは毎日パートナーのオバチャンと顔を合わせたら喧嘩している。2人が店内にいて喧嘩していない状況には出くわした事がない。
妙に静かな時は喧嘩が終わった後だ(笑)
とにかくジッちゃんのジッちゃんぶりは町では暗黙の了解。
こうしてハザード点滅させた速度不安定な運転のジッちゃんはいつもの喫茶店に思いっきりハンドル切って突っ込むように停車した。
ジッちゃん…
ジッちゃんのキャラは町の外国人の私にまで浸透するぐらいの濃さである。
因みにジッちゃんの店には朝の8時半までに行かないと、後は疲れて不機嫌である(笑)
色々マイペースすぎて、そらオバチャンも腹立ってしゃーないやろうなぁと思う。
頑固一筋の肉屋のジッちゃん。
この調子だとまだまだ現役だな(笑)
↓ジッちゃんの肉屋の肉は美味しい
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