デザイン・ベルリンのパイプ紹介です。

デザイン・ベルリンとは?その歴史と特徴

 

 

所有しているパイプではないのですが、ドイツのパイプショップから紹介があったので書き留めておきます。

 

こちらは特別版として作られたもので、イダー・オバーシュタインというモデルです。

「Sonder Edition Idar-Oberstein」と刻印されております。

 

イダー・オバーシュタインとはドイツの都市の名前です。

(オーバーシュタインと表記されている場合もありますが、ドイツ語に近い発音はオバーシュタインなので、そのように表記します)

 

こちらはデザイン・ベルリンのデザイナーであるシルヴィッツ氏と、イダー・オバーシュタイン市にあるパイプショップM+Rとの間で考案された特別版モデルです。

 

デザイン・ベルリンのロタール・シルヴィッツ氏と、M+R店主のロルフ・コレル氏

 

 

イダー・オバーシュタイン市は1400年代に瑪瑙(めのう)という宝石が眠る鉱山が発見され、それから石細工が盛んに行われました。

街の写真を見て分かる通り、ゴツゴツした岩山にある街で、ドイツで宝石や鉱石の話しになると必ず名前の挙がる土地です。

 

その瑪瑙がマウスピースに使われています

 

パイプショップM+Rからパイプを数本購入した時、サンプルの瑪瑙を同封して送ってくれました。

私があまりに熱心にデザイン・ベルリンのことを聞くもんで、サービス?してくれたのかもしれません。

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これは今ではあまり採れなくなってきており、近年ではブラジル産などが多いため貴重だそうです。

 

 

この石がマウスピース部にあしらわれているパイプです。

ドイツ産の瑪瑙が使われている贅沢なパイプです。

 

こちらのパイプは考案してからシルヴィッツ氏が退職してしまったため、次代デザイナーであるシュマルツ氏が完成させました。

 

市の特産石を使っているという事で当時の市長Hans-Jürgen Machwirth(ハンス・ユルゲン・マハヴィルス)氏(元・野党CDU幹部)がM+Rを訪ね新聞にて報道されました。

「Der Ring ist aus Edelstein」(宝石で作られたリング)という見出しです。

一番右M+R店主Rolf Korell氏

右から二番目Hans-Jürgen Machwirth元イダー・オバーシュタイン市長

 

 

ストーリーもあって本当の意味でドイツらしいパイプです…

€159,00と決して高くはなかったのですが、他のパイプを色々買ってしまったため金銭的理由から買えませんでした。

興味のある方はM+RのFacebookなどでコンタクトを取ってみてください。

 

 

 

 

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