県民一家族一旅行を利用して一泊二日の小旅行を楽しんだ。
この制度が該当する地域にお住まいの方に少しでも参考になればと思い、価格面のレポートを中心に書いてみたのでもしよかったら参考にどうぞ。
予約できないとあきらめないで
7月14日までとなっていた県民割ですが、8月31日まで延期されたので、お盆休みに利用させてもらった。
そもそも7月14日までだったら、仕事の休みがなかなか取れないため、うちとは無縁の制度だと思っていた。
そのうえ、延長が決まった際には、すでにホテルは予約で埋まり、高級ホテルの高価プランまたはお盆価格プランしか残っていなかった。
わざわざ、県内に泊まるのに、一泊２万、３万と使う経済的余裕はない我が家ではすっかり諦めムード。（そんなに出すなら他県の行ったことがない場所に行ってみたい。）
コロナもじわじわ増えている昨今、今年はどこにも行けないなぁと思っていた。
しかし、8月10日過ぎに何気なく旅行サイトを覗いてみたら、ひとり5000円くらいで泊まれるプラン（県民割利用後価格）がちらりほらり、いや結構あるではないか。
なるほど。キャンセル料が発生する直前に、精査されて仮押さえの格安プランが放出されたというわけだ。
というわけで、一泊1万円以上のプランで5000円引き＋2000円分の地域クーポンをゲットすることに成功。
前置きは長くなりましたが、
平家の落人伝説が残る日光湯西川にある「ホテル湯西川温泉」に行ってきた。
こちらは1718年に平家の末裔である伴家が創業し2011年に廃業した元「伴久ホテル」。
300年の歴史を持つ老舗ホテルだったが、東日本大震災と福島原発事故にともなう風評被害（福島に近いことからの相次ぐ予約キャンセル）で倒産に追い込まれたそうだ。
そこで伊東園ホテルズが2015年に「ホテル湯西川」として再開。
実際、現在ではなかなか見ることのできない豪華な作りでこの大きさや人件を維持するのは大変だったろうと推測される。
旅行することで旅の思い出を残す
現在、コロナ、コロナで3年も経済がストップしているので、みんなの思い出の場所が廃業に追い込まれないようになるべく訪れて景気回復に貢献したい。
私たちのケチケチ旅行では潤わないとは思うけれど、アリでも象を倒せるアレよ。
大きなホテルを訪れると、思い出すのは社会人になりたての頃のこと。
あの頃は会社の慰安旅行や歓迎会、忘年会、新年会などと、理由をつけてはみんなで集まって飲んだり食べたり歌ったり…と今では考えられないようなイベントがあった。
当時はいやいや行っていたけれど、今となってはいい思い出。
昨今、福利厚生でそんなことをやってくれる会社も少なくなったとは思うけれど、もしあるのなら参加をお勧めしたい。
ホテルに求めるものもそれぞれだろう
伊東園ホテルズを利用したのは今回が初めて。
全国に48店舗展開（2022年8月現在）で、一人一泊7800円（税別）でアルコールを含む飲み放題、バイキング食べ放題を提供するというのが「売り」らしい。（全然、知らなかった）
廃業に追い込まれたホテルや旅館を次々と買収。栃木県内でも４店舗経営している。
安価な価格設定を維持するために徹底的な人件費の節約ということで、チェックイン時にはすでにお部屋に布団がひいてある。
いろいろ面食らう部分はあったが、お風呂（泉質・景観）はよかった。
情緒とかを求めなければ、リーズナブルに楽しめるのかもしれない。
とりあえず、「上げ膳、据え膳は最高！！」
翌朝、チェックアウト時に2000円分の地域クーポンで「EDO WONDERLAND 日光江戸村」のチケットが買えるか聞いてみた。
EDO WONDERLAND 日光江戸村のチケットは定価なら4800円だが、ホテルのフロントで買うと4300円。
これに地域クーポン券が使えたのでひとり2300円で入場できることとなった。
得した気分。
ちなみに、EDO WONDERLAND 日光江戸村でチケットを買う際はイオンカードを提示すれば700円引きだそうだ。
調べるとこれが一番安く行ける方法だ。（イオンカード一枚で5名まで割引可能。）←変わっているかもしれないので公式サイトでチェックしてみてくださいね。
湯西川の冬は最高です！
特にかまくら祭りはお勧め。
今年もコロナで開催されなかったみたいだけど…。
来年こそは是非開催できますように。
すっかり冬に行く場所と決めつけていた節のある私たち夫婦ですが、空気が澄んでいて、湿度も少なく避暑地として夏の湯西川も最高ということを知りました。
結構、急にホテルを予約して、「ただのんびりする」を目的にしたミニ旅行でしたが、のんびりできたし、思いのほか楽しめました。
旅行っていいですよねぇ。
またどこかに行きたい！！！
