本番直前のレッスンで実践していることとは

本番直前のリハーサルの名前は
色々ありますね。

テレビだったら、ランスルー
運動会の、予行演習
クラシックの演奏会では
ゲーペー【GP】、ゲネプロ
(どちらも、ドイツ語のGeneralprobe ゲネラルプローベの略)
なんて言ったりもします。

どの言葉も、意味はほぼ同じで
本番通りに通しリハーサルを行う
という意味です。

 

前回の記事では、
「本番直前のリハーサルで一番大切なこと」
についてお話しましたが、
本日は、レッスンの中で実践していること
また、自宅での練習中に
取り入れていただきたいことについて
お話しします。

本番直前のレッスンで実践していること

フルートのレッスンで
生徒さんが、コンクールなどの
大事な本番を控えているときは

・袖から出てくる
・お辞儀をする
・アナウンスがある本番なら
番号や名前をアナウンスする
・演奏する
・お辞儀をして
・退場する

この一連の流れを、
何度も練習します。

お辞儀の仕方
登場するときの楽器の持ち方
お辞儀をする前後の表情
そんなことからも
演奏の印象が変わってきます。

 

緊張する練習のために
前後のレッスンに来ていた方に
審査員役をお願いすることもあります。

できれば、本番と同じ会場で
リハーサルできるのが理想ですが
個人でホールを借りることは
なかなか難しいので
これらのことを
レッスンの中で実践していきます。

本番前の自宅練習で気を付けて欲しいことこと

自宅で練習するときは
本番の衣装と
本番の靴で練習すること

おススメします。

特に気を付けていただきたいのは
袖口と、靴のヒールの高さです。

袖や肩回りがきつくて
腕が上がりにくかったりすると
指の動きに影響します。

靴のヒールの高さが合わないと
骨盤が前後に傾いてしまって
普段、練習している
いい姿勢がとれないことがあります。

衣装や靴は
レッスンに持ってきていただいても構いません。
(むしろ大歓迎!)

そして自宅でも、
登場から、
演奏して、
退場するまでの流れを
何度も実践して欲しいです。

本番前の1日の過ごし方

コンクールや受験などで、
集合時間、演奏時間が
事前にわかっている場合には

・朝起きる時間
・朝食の時間
・自宅で練習できるのか
・移動時間に楽器を吹かない
・会場でのリハーサル時間
・舞台袖で待機する時間
・本番

というように
本番当日と同じ流れで
一日を過ごすのも大切です。

特に、朝早い本番や
夜遅い本番など
普段の自分の活動時間と
違う時間帯に本番がある場合は
1週間ほど前から
体内時計を本番に合わせられるように
生活できるのが理想ですね。
現実的にはなかなか難しいと思いますが
お仕事中や、授業中に
「あ、今頃本番の時間だ!」
と意識するだけでも
身体が整うと思います。

 

常に、本番と全く同じ環境で
練習することは難しいですが
自宅やレッスンのなかで
工夫してできることから
日々実践していただくと
本番でのパフォーマンスが
上がると思いますので
ぜひお試しください!

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました🍀

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