ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「大砂塵」

2022年08月16日 | 西部劇映画
1954年公開の映画の紹介です

監督は、ニコラス・レイ。
ロイ・チャンスラーの小説が原作の、西部劇映画です。 
主演・出演は、ジョーン・クロフォード、スターリング・ヘイドン、マーセデス・マッケンブリッジ、スコット・ブレイディ。


ある鉱山の町。
小山が爆破され、男たちが作業する横を通ったジョニー・ギターは、駅馬車が襲われる姿を遠くから目撃します。
その後ギターを背負ったジョニーは、砂嵐の舞う中『ヴィエンナの店』に立ち寄ります。
すると間もなく大ぜいが酒場に入り込んできます。
その中の女性・エマは、駅馬車の襲撃で兄が殺され店の常連であるダンシング・キッド一味の仕業とまくし立てます。
そして保安官は、姿を現したヴィエンナに「仲間のあんたも逮捕する」というのです。
しかしヴィエンナは高飛車に応対し、間もなくキッドの一味が店に姿を現します。
揉めはじめたところでジョニーがギターを取り、弾き始めます。
ふざけたキッドはエマの手を取って踊りだし、その後町を仕切るマッカイヴァーズは言い残して去ります。
「24時間後にヴィエンナの酒場を閉鎖しろ」
その後、ヴィエンナとジョニーは昔の話をしますが、口げんかになってしまうのです。
翌日、従業員に礼金を渡すため、ジョニーと共にヴィエンナは銀行にはいります。
ヴィエンナが現金を降ろしている最中、キッド一味が強盗に入ります。
襲撃を知ったエマは、銀行の行員にヴィエンナも仲間だったと、執拗に言わせるのです・・・

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ヴィエンナ役は、故/ジョーン・クロフォード。
サイレント映画でもたくさんの作品のある女優さんです。
「ミルドレッド・ピアース」(1945制作)では、アカデミー主演女優賞を受賞、
「突然の恐怖」(1953)では、アカデミー主演女優賞のノミネートがあります。
他、「蜃気楼の女」(1933)、「空駆ける恋」(1937)など多数の主演があります。

ジョニー・ギター役は、故/スターリング・ヘイドン。
「アラモの砦」(1955)、「ゴッドファーザー」(1972)、「9時から5時まで」(1981)などの主演、出演があります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
西部劇ファンのふくですが、この映画は曲だけ知っていて観たのは初めてでございました

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2 コメント

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こんばんは (hisa24)
2022-08-16 22:13:30
これは異色の西部劇でしたね。哀愁のある主題歌がいいです。
結局は「女の戦い」でしたが味わいのあるいい映画でした。火事のシーンや最後の決闘シーンも迫力がありました。
おはようございます (hisa24さんへ)
2022-08-17 07:11:20
わりと前に見ていたんですが、やっとアップしました
エマの高飛車な態度は今でも鼻に着きます 
女性が主役で、ドンパチだけではない印象の強い映画でした
タイトルは戦いをイメージしますが・・・だから「女の闘い」だったんですね!?

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