バラシュナは脳トレ?

バトルと心理学

△1日1回!押して応援おねがいします!△

前回までのあらすじ

バラシュナは脳トレだと主張するカスミ。
いったいどういうこと?

アオイ
アオイ

バラシュナが脳トレって・・・カスミさん何を言っているの??

カスミ
カスミ

ちゃんと根拠はあります!
こちらに表示されてます「文字の色」を答えていただけますか?

       

アオイ
アオイ

まぁ、簡単だね。

カスミ
カスミ

続いて同じように「文字の色」を答えていただけますか?

       

アオイ
アオイ

ううう・・・ちょっと時間かかっちゃった・・・。
これ、脳トレでよく見るやつだね。

カスミ
カスミ

そうです。心理学用語でこのように呼ばれている現象を利用した問題です。

ストループ効果

カスミ
カスミ

この脳トレ問題って疲れますよね💦

ストループ効果

目にする二つの情報が干渉しあう現象のことを言います。
心理学者のストループによって提唱されたことからこの名がつきました。

先ほどの問題のように「文字」と「色」の二つの情報があり、それぞれの異なる情報を持っていたとします。
そうすると脳内で情報が干渉しあい認知及び判断をするのに時間とエネルギーを要することになります。
ストループ効果を利用した問題はしばしば脳トレでよく使われますが、これによって脳の認知機能が改善されるといった科学的な根拠は今のところ存在していません。

カスミ
カスミ

とくに、普段私たちは文字を目にする機会が多いです。
そのため文字の方が先に脳内で処理しようとするため、色そのものを正確に認知するのが困難になってしまいます。

カスミ
カスミ

ここで、普段あまり使わない英単語に変えて試してみましょうか。

RED BLUE YELLOW GREEN BLUE YELLOW BLUE RED

アオイ
アオイ

ん~、日本語のときより少しは楽になったかな。
でもやっぱ難しいや・・・

カスミ
カスミ

そうですね、これは英単語にすることで脳内での文字の認識が遅れて色の情報と干渉しにくくなったため多少は楽になるわけです。
(※普段から英語を当たり前のように使っている人にとっては先ほどの日本語のように難しくなります)

カスミ
カスミ

では続いて、文字をフランス語にしてみましょうか。

ROUGE BLEW JAUNE VERT BLEW JAUNE BLEW ROUGE

※google翻訳を使用

アオイ
アオイ

めっちゃ簡単!!

カスミ
カスミ

そうです。フランス語にすることによって脳内では文字として認識しなくなり、脳内で情報の干渉がおこらなくなります。
そのため色をそのまま認識できるようになります。
(※フランス語がわかる人は脳内で干渉がおこってしまいます。)

アオイ
アオイ

それで、このストループ効果はバラシュナと何が関係しているの?

カスミ
カスミ

はい、デルメゼのような物理構成が好きな人は、感覚として敵の向いている方向でターゲット判断を行います。

アオイ
アオイ

確かにそうだね♪

カスミ
カスミ

そのため、向いている方向とターゲットが異なるとストループ効果が起こってしまい、判断に時間がかかってしまいます。

アオイ
アオイ

ふむふむ・・・じゃあもしかして、敵の向いている方向でターゲット判断することが習慣になっていなければ、そこまで気にすることがないってことなのかな?

カスミ
カスミ

そうですね、逆にターゲット判断が習慣化されているひとにとってはバラシュナのあの行動は判断も鈍るし、疲労も蓄積されていきます。

アオイ
アオイ

かといって、ターゲット判断はできたほうがいいしバランスが難しいね。

カスミ
カスミ

難しいけど、そうですね。

カスミ
カスミ

さて、このストループ効果ですが、その原理を理解することでバトルに応用できるかなと思っております。

アオイ
アオイ

ええ?!それってなになに??

つづく

▽お帰りはこちらから♪▽

△1日1回!押して応援おねがいします!△

タイトルとURLをコピーしました