発熱外来での出来事(デイサービス編)(認知症の母と娘の暮らし)

発熱外来での出来事


こんにちは!



梅雨時なので、ものごっつい鬱陶しい日々が続いてます。


みなさん、いかがおすごしでらっしゃいますでしょうか?


熱中症など、ご体調にはくれぐれもご用心くだいますように。



今回のお話



さて、さて、今回のお話は「発熱外来での出来事」でございます。


ちょっと「ものすごい話」ようにも聞こえますが、内容はいつもどおり「しょぼい話」なのでご安心ください。はい。


それでは、始めます。はい。


The person pointing down





1.それは、ある日のこと



それは、ある日のことです。




その日は、春ちゃんの「デイサービス」の日でした。



2.「お昼ご飯」は食べて行く!



春ちゃんは、午後からの「半日デイサービス」を利用しています。



「人見知り(あくまでも自称)」春ちゃんによりますと、


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     「1日デイサービス」は、マインド的にまだまだ耐えられないそうです。




なので、いつも「お昼ご飯」を食べて行くことになってます。




3.その日に限って・・・



後から思うと、ほんまに不思議なんですが…



その日に限って、春ちゃんは食欲旺盛で、めっさくそ食べたんです。



どないすねん?
というくらい食べました。



さらに、出かける直後も「バナナ」と「わらび餅」も食べようとするのです。




ちっと、食べ過ぎちゃう?

大丈夫?



大丈夫や!

5時まで、食べられへんもん!



さっ、さよか…



こんな会話を交わして、ウチは春ちゃんを送り出しました。



4.ほんなら、すぐに・・・




ほんならです・・・



しばらくして、ウチの携帯がコキコキと鳴りました。


着信を見ると、デイサービスからです。




なに?どないしたん?

Surprised person



5.電話に出たら、まさかの展開!




電話に出ると、まさかの展開が待っていました。


ほんまに、いきなりなんです。



お母さまが、38度5分の高熱です!

血圧も高いです。

今から、ご自宅にお送りします!




ええっつ? 

なんやて、てぇえ…

Surprised person

なにかの間違いちゃう?



さっき「バナナ」と「わらび餅」食べて

ものごっつい調子よく
出かけて行きましたがなっ、
なっ・・・・・。




6.というわけで、帰って来た!



というわけで、デイサービスから、春ちゃんが帰ってきました。



自宅に送迎車が到着するないなや、ウチは車のドアを開けると・・・、




7.笑っとるがな・・・



そこには!


めっちゃんこ
「笑っている春ちゃん」が
座ってました。

Laughing grandma




おいおい!おい!
笑っとうやん?



えっつ?
ホンマに
38度5分の熱かいな?

Surprised person

ウチは、思わず、
ものごっつい「不思議な顔」で

デイサービスのスタッフさんを
見てしまったです。



ほんなら、同じような顔したスタッフさんから、逆に見返されましてん。





こっちも不思議なんや・・・

お前のお母さん
ちょっと変ちゃうか?

めっさ、おかしいぞお!





と言いたげな顔してました。





そんなん、言われんでも、分かっとう・・・。


何年、春ちゃんの娘をやってると思うねん・・・。



8.スタッフさんが言うには…


スタッフさんが言うには、です。




何度、お熱を測り直しても、高熱なんです。


それなのに「なんともない」と言って、お元気なんです。



う~~~む。
そりゃ、不思議でんな。

Surprised person

娘のウチでも、わからんです。

はい。





9.嫌な問題!




しかし、しっかしです。



発熱は、発熱です。




めっちゃんこ「嫌な問題」が、ウチらに立ちはだかりました。








そうです。そうですとも、これです。



ひょっとして、コロナか!

という問題です。


Surprised person



でも、

  • 咳もしてへん
  • 倦怠感の自覚症状もなし
  • 味覚も嗅覚も異常なし

です。



ウチとしては、このまま2.3日様子を見たいです。




10.しかし、ひしひしと感じた・・・わな!




しかしです・・・

ひしひしと感じたんです。
ひしひしとね





春ちゃんを送り届けてくれたデイサービスのスタッフさん(実は、そこの所長さん)の表情から、そらもう、ひしひしと感じましてん。



それは、次のような「切望」です。はい。




頼むから、「発熱外来」に行ってくれ!

ほんで「抗原検査」を受けてくれ!

頼む!頼む!

頼んます!

こちらとしては、
中途半端な状態が、一番困るんです。


分かりまっか!


はよ、行けよ!

ぐすぐずすんな!



という「切望」です。



たしかに、
ごもっともです。

Cold sweater

ウチも責任者だったら、
そう思います。



11.そやから、そのまま速攻で電話した



このようなデイサービスの側の「切望」をひしひしと感じたウチは、


そのまま、春ちゃんの行きつけの病院に電話して「発熱外来」の受付けをしました。



12.実は、2回目



実は、春ちゃんが「発熱外来」に行くのは、2回目なんです。


あの「ものごっつい長い綿棒(スワブ)」を鼻から入れられることになります。




そんなことも知らずに・・
春ちゃんは、ものすごおく興奮して
上機嫌でした。



「発熱外来」いくの?
超、嬉しい~~~!





「寿司屋」さんに行くのとちゃうで。

なんか、勘違いしとんのとちゃうか?



熱で、おかしくなったんか?

Surprised person



13.というわけで、到着した




というわけで、なんやかんやと病院との手続き(すべて端折ります)をすませて、



病院が指定する、「発熱外来」の待機場所に車を駐車しました。





14.そら痛いわ・・・。



待機場所に到着した旨の連絡を病院にすると、


ほどなくして「防護服」で身を包んだ看護師さんが現れました(本当に申し訳ないです)。



いろいろな事務的手続きの説明をすませた後、


例の、ものすごく痛い



「粘膜の採取」


が始まりました。







痛い!痛い!たい!たい!鯛!た#Q!

ドンドン身をよじる春ちゃんです。



そら、痛いわな・・・・。



そやけどです。


身をよじれば、よじるほど「長い綿棒(スワブ)」を鼻の奥にぐいぐいと入れてくる看護師さんです。



そんなもん、容赦ないです。それが仕事やもんな。





あまりもジタバタする春ちゃんに、



思わずウチも見かねて、看護師さんに加勢しました。



春ちゃんの頭がこれ以上後部座席にズレないように、手でホールドしましてん。





このように、てこずりながらも、




無事、春ちゃんの「粘膜」を採取した看護師さんは、ホッとした様子で病院に戻って行きました。





ほんまに、大きなため息がでました。



やれやれです。




春ちゃんは、予防接種のときも、ワクチン接種のときも、


毎回毎回、何かとギャーギャー大騒ぎするんです。



すんなり行った試しがないです。はい。


A person who sighs



15.ほしたら・・・




ホッとしたのもつかの間です。



ほしたらです。



余りにも痛かったからか?

それとも、

緊張がほぐれたからか?




またもや、春ちゃんの「例の雄たけび」がはじまりました。



ご存知の方は、既にお分かりのことやと思います。



これですがな・・・。






お母さんな、

「おしっこ」に行きたい!






えっ!
ええええ~~~!

今かよ?
堪忍してなあ~~~!


Surprised person




(次回に続く)





こんにちは。

数多くあるブログから見つけてくださって、どうもありがとうございます。

このブログは、はる(春)ちゃん(母:認知症)とウチ(私)の何気ない日々の暮らしを綴ったものです。

くすっと笑えたこと、困ったこと、ビックリしたことなどを綴っています。

懲りずに、毎回投稿してます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてください。

ウチは、ものごっつい元気が出ます。