eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、先進国株式、全世界株式(オルカン)、8資産均等型ほか実質コスト(前期より低下)と運用実績/iDeCo・つみたてNISAの評価額 日本も株式・投信への資金流入が漸増

2022年7月3日日曜日

iDeCo・つみたてNISA運用実績

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iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。

また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の実質コストや運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

8資産均等型


インデックス投資 iDeCo・つみたてNISAの評価額

iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益

iDeCo・つみたてNISAの成績

前週末比は米国株式インデックスファンド+0.32%、先進国株式インデックスファンド+0.58%、新興国株式インデックスファンド+1.47%です(参照「バンガード『ニュースの正しい読み方(と間違った読み方)』」)。

その結果、前週末比の評価額iDeCo+14,375円つみたてNISA+15,976円でした。

週刊!投資環境(2022年7月1日号)〜景気減速懸念の行方〜(PDF/大和アセットマネジメント)

【米国株式】先週末は6月ミシガン大学消費者調査における5年予想インフレ率が速報から下方修正されたことを好感し上昇。しかし、今週は景気減速懸念が再び意識された。

今週発表された経済指標は、6月コンファレンス・ボード消費者信頼感が期待指数中心に悪化したことや、5月個人消費支出が実質の前月比でマイナスになるなど、消費への不透明感が高まった。

物価指標は一部で鈍化が見られたものの、景気減速への懸念が上回った。

【欧州株式】ドイツの6月失業者数は、市場予想に反し前月から増加<中略>ただ、職を探すウクライナからの避難者が雇用庁に登録したことが増加の要因とされており、市場の反応は限定的だった。

【中国株式】外国人入国時の隔離期間の短縮や、サービス業の正常化観測、追加景気対策などが株価上昇を後押しした。

株式市場は不安定な状態が続いています。日ごとに評価額が目まぐるしく乱高下する証券口座に疲れてしまうくらいなら、定期的なリバランスのとき以外は見ないというのも一案かもしれませんね(苦笑)。

株は長期での成長を期待するものですし。

日本も株式・投信への資金流入が漸増

芽生えつつある貯蓄から投資への流れ~ブームに乗るのではなく、株価が冴えない今のような時こそ検討したいリスク性資産投資~(日興アセットマネジメント)

岸田政権は、現金・預金として眠った状態の家計の金融資産を日本株などへの投資に振り向けて企業価値を向上させ、株価上昇や配当などを通じて家計に恩恵を行き渡らせる、「資産所得倍増プラン」を打ち出しています。NISA(ニーサ:小額投資非課税制度)の抜本的な拡充や、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)制度の改革など、今年末に具体策が策定される予定です。

こうした施策などもあり、貯蓄から投資への流れは今後、定着・拡大すると期待されます。一方で、将来、もしも投資ブームのような状況に発展する場合、気をつけたいことがあります。それは、何事でもブームに安易に乗ると、失敗に終わる可能性が高いということです。

むしろ、昨今のように、世界的に投資家のリスク性資産選好度が低く、株価などが冴えないような状況の時こそ、中長期の視点で投資を検討すべきではないでしょうか。

家計の資産別資金フローの推移、物価と為替相場の推移

リスク性資産への家計資金の流入が増加しつつある背景として、足元で円安・インフレ傾向になっていること(円資産の実質的な価値の低下)に対する資産防衛といった側面も指摘されています。

ブームに煽られて前のめりになってしまうのも危ういでしょうから(航路を守れ マーケットの後追いは危険)、冷静な判断力を保つためにはリスク性資産と預貯金等の安産資産をバランスよく保有していきたいですね。

株は何割?初心者でもできる「資産配分」計算式:ポートフォリオの作り方(楽天証券トウシル)

「株式の割合 = 100 - 年齢」

「債券の割合 = 年齢」

教科書的には上記のように言われていますが、途中で挫折しないためには自分自身のリスク許容度に合わせて背伸びをしすぎないことも大事ですよね。


米国株・先進国株・全世界株・8資産均等型ほか実質コストと運用実績

eMAXIS Slim 米国株式ほか実質コスト(2022年4月25日決算)

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運用報告書は今期(2022年4月25日決算)も前期(2021年4月26日決算)も364日間の数字のため、1年(365日)相当に換算しています。

運用管理費用(信託報酬)以外に売買委託手数料や有価証券取引税、その他費用(保管費用、監査費用等)を含めたものが実質コストになります。先日、公開された上記投信の今期の実質コストは前期から漸減しています。

投資信託を100万円分保有していた場合、単純計算で1年あたり『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』なら1,100円強、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』なら1,700円くらいのコストですね。

それで前者なら米国の約500銘柄、後者なら先進国と新興国の2,900銘柄前後に分散投資できて、指数の構成銘柄の変更に合わせて入れ替えもしてもらえます。

バランスファンドは相対的にコストが若干高めですが、『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』なら株式だけでなく債券やREIT(不動産投資信託証券)にも分散できてリバランスもおまかせできます。

eMAXIS Slim 米国株式ほか実績(チャートと騰落率)

下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年7月2日~2022年7月1日)です。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

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各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年7月1日現在)。

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コロナショック時の下落率は米国株式、先進国株式、全世界株式は2020年2月21日~同年3月24日の数字、新興国株式は2020年1月20日~同年3月24日の数字、バランスは2020年2月21日~同年3月19日の数字です。



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