2022年5月8日日曜日

満開の桜と蘇った国鉄色③

松江に宿泊した翌朝は安来市の山陰本線が見下ろせる古墳公園で撮影開始

撮影で訪れた古代出雲王陵の丘は桜が満開になっていました。

中海をバックに朝日を浴びて国鉄色特急やくも8号がやってきました。

やくもが通過した後、東京発出雲市行きサンライズ出雲が通過します。

最後は古墳の桜と中海とゆったりやくものコラボを
朝はこれらの列車以外に一般列車も多数走り、撮影に飽きることはありませんでした。


ここで一旦移動して木次線亀嵩駅にやってきました。
実はこの駅、駅舎そのものが蕎麦屋さんになっている珍しい駅で、
ここでお昼を食べる予定でしたが、残念ながらこの日は臨時休業でした。

駅舎にはレトロな駅名標も掲げられています。

ホームには現行の駅名標もありますが、
点字ブロックなどがなく昔の風情が漂います。

木次線列車の時刻になるとホームに蕎麦屋の店主さんが現れました。
予約された蕎麦弁当を列車に届けるようです。

無事に蕎麦弁当を乗客に手渡して列車を見送る店主さん
ローカル線の存続が危ぶまれる中、いつまでも残っていてほしい光景です。

亀嵩を出た木次線の列車は再び奥出雲の山々に分け入っていきます。

亀嵩は山間の集落ですが、
松本清張の代表作「砂の器」の舞台としてその名が知られるようになりました。

再び山陰本線に戻って荒島~揖屋間でカメラを構えます。

ゆったりやくも菜の花のコラボレーションでとてもカラフルな写真になりました。

最後はやくも9号国鉄色381系を撮影。 
先頭部右側にスズメが被ってしまいましたが、ご愛嬌です(笑)