2022年6月6日月曜日

城下町を走る「みかん電車」

2022年4月に松山を訪れた際に市内を走る伊予鉄道の路面電車を撮影してきました。
みかん色に統一された在来車や新型の低床電車など様々な電車を見ることが出来ました。

早朝に散策がてら大街道から東に歩きながら撮影開始。
早速、来年で車齢70年になるモハ50形54号が現れました。

比較的古い車両が多い市内線ですが、低床電車の割合も増えてきています。
2002年に導入されたモハ2100形伊予鉄最初の低床電車です。

モハ2100形は現在10両在席しており、
ラッシュ時には写真の様にモハ2100形ばかり集まることもあります。

こちらは2017年に登場した、新型の低床電車モハ5000形です。
この車両も10両導入され、世代交代が大きく進みました。

新型車両の導入で押され気味の在来車両ですが、今注目を集めている車両もあります。
それが写真のモハ50形51号です。

側面に「みかん電車」の掲示があり、つり革をよく見るとみかん(の模型)が付いています。
伊予鉄と地元のJAが協力して愛媛みかんをPRする電車です。

この「みかん電車」もともとは冬季限定で運転されていましたが、
この4月から通年運行となり、担当車両として最古参の51号が選ばれました。

「みかん電車」は特に決まった時刻で運転されることはなく、
ランダムに通常列車に充てられるので松山に行った際は是非探してみて下さい。

元京都市電のモハ2000形もみかん色になって現在も活躍中です。

お気づきの方も多いと思いますが、
この2004号は行先表示器がフルカラーLEDに換装されています。

新旧様々な車両が楽しめる伊予鉄道市内線
昼間にはこれに坊ちゃん列車も加わり我々の目を楽しませてくれます。