ウィル・スミスがとにかく感情的すぎた、2022年 第94回 アカデミー賞

夫は映画大好きなくせに、アカデミー賞が好きではありません。その時その時の世論や風潮で賞を獲得している作品が偏っている気がする、というのが理由だそうで。

その気持ちは分かります。結果を聞きながら「何だかなぁ~」と思う瞬間は結構あります。でも私は賞の行方はそこまで気にならないし、どちらかと言うと受賞式の雰囲気とかエンタメ要素が好きなので、嫌がる夫を無視して毎年ライブ中継を見ています。

今年のアカデミー賞もなかなかの「何だかな~」感が満載でしたね!

とりあえず、「ドライブ・マイ・カー」の国際長編映画賞の受賞、おめでとうございます!
実は機会がなくて、まだ見てない映画。。でも日本の映画の受賞は嬉しい!

引用元:映画「ドライブ・マイ・カー」公式サイト

作品賞の「コーダ あいのうた」も納得!

引用元:Apple TV+ Press

でも…全体的に「DUNE デューン 砂の惑星」を持ち上げすぎでないか?と思ってしまいました。
作曲賞、音響賞、編集賞、美術賞、撮影賞、視覚効果賞…。6部門の受賞!

確かにお金のかかった大作ではあったけど…そんなに良かったかな?今回の「砂の惑星」はパート1という事で、話も確立されきっていなかったし、そもそも原作が壮大すぎてついていけなかったし、次作に期待だな~残念。。というのが、私のこの映画の感想でした。

特に美術と撮影に関しては、「マクベス」か「ナイトメア・アリー」の方が個人的には良かったと思う!まあ、全ての映画を見た訳ではないので、かなり主観的な意見ですが。

こういった「何だかな~」という感情は、アカデミー賞あるあるなのではないでしょうか。

そんな事よりも、今年のアカデミー賞ではライブ番組ではなかなか見れない、ほぼ放送事故なみの事件が起きましたね。
プレゼンターの1人であったコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスの奥さんのジェイダをイジったジョークを言ったんです。するとその瞬間、ウィル・スミスがステージにのぼって、本気の平手打ち…という衝撃の場面が。てっきりこれもジョークの一部かと思ったのですが、ウィルが何やら怒鳴っている時にセンサーシップがかかって音声も途切れたので、あらら~これはシリアスなやつだ…。と。

そもそもこの2人、2016年にも同じようないざこざを起こしています。
当時もクリス・ロックがスミス夫婦の関係について侮辱するようなジョークを言った事でウィルが激高して…みたいな。なぜ同じ事を繰り返すのでしょうかね?手を出してしまったウィル・スミスがやはり不利になるのでしょうが、クリス・ロックの方も過去から何も学んでいなかったようです。そんな因縁深い2人。

というか、てっきりウィル・スミスはもっとクールな男かと思ってました。ドッシリと構えて、平手打ちではなくて別の大人な対応をしていたら、周りの反応も違っていたことでしょう。
なかなか感情的な人だったんですね。「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞していましたが、そのスピーチでも溢れる気持ちを抑えきれず、感情が大爆発…。内容は全然頭に入って来ませんでした。

そして早速meme(ミーム)にされるという。。。やはり。

バットマンとの比較
「週末を楽しむ俺」ー「月曜日」

今年のアカデミー賞の感想はそんなところですな。

とりあえず「ドライブ・マイ・カー」、早く見なくては!

今週も頑張りましょう!

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