日中の大阪線急行は新青山トンネルを通過して伊勢中川まで行く列車が毎時1本運行され、片道100kmを越える列車であるためトイレの有る車両を含む編成が充当されますが以前は伊勢中川を越えて五十鈴川まで行くのが当たり前であったため「特急を使わずに伊勢エリアまで行く場合は事前に時刻表で調べておかないといけないな」って思ってしまい、特急の本数も減ったので不便になったと感じます。特に鳥羽を越えて賢島まで行く時はそれを強く感じられ、「ミジュマルトレイン」や「とばしまメモリー」に乗車出来たとしても疲れが吹き飛ぶことはありません。


(2024.1.1 高安〜河内山本間にて撮影)

 河内山本付近のカーブを走る1422系VW27ほか6両編成の大阪上本町行き急行です。同系の未更新車もこの編成だけになり、見慣れたこのスタイルも見納めになる日が近いと感じていますが上にあるハロゲンライトの前照灯や腰部の標識灯(種別灯・尾灯)が近鉄らしくて良かったため更新工事で前照灯と標識灯の位置が入れ替わってしまったのは残念で、LEDライト化は良いとしても位置は変えないでほしかったです。


(2024.1.1 高安〜河内山本間にて撮影)

 撮影した急行は伊勢中川10:48発の1026レで、メインとなる4両は5200系VX05でしたがこの編成は以前2250系の塗装(黄色と紺色のツートンカラー)を再現した復刻塗装車として活躍しており、その頃は注目度の高い編成になっていました。また1026レは私が五十鈴川から名古屋方面へ行く際に度々利用する1030レの連絡列車にもなっており、どちらも5200系の運用なので転換クロスシート車の乗り継ぎも可能です。ただどちらかが4扉車で代走になるとそれは出来ませんが・・・