サンテグジュペリ、星の王子さまの店で見つけた素敵なサービス！(散策前編)

ご訪問いただき、ありがとうございます。

日本から来て間もなくて

2回目に会う友達に

サンジェルマンデプレのご案内を

してきました。

小さなお子さんも一緒なので

子供も退屈しないコースで！

でも、気温が低いため

残念ながら公園遊びはお預けです。

でも大丈夫！

このコースは子供も大人も

絶対に喜ぶパリらしいコースです。

後はお嬢さんの気分と体力に委ねます

さぁ〜どこまで行けるかな？

今日はそのサンジェルマンデプレを

回ったコース写真と一緒に

友達の話をさせてください。

→長いので今日がコース散策の前編になります。

①待ち合わせはオデオン。

まずは、一番で

このパリらしい「パサージュ」

雰囲気抜群のところを

通り抜け〜〜🌹

でも、お店はまだどこも開いてない

微妙に遅い開店時間→11時

普通なら先に朝カフェなどをして

開店時間に合わせますが

今回は子連れのママなので

ゆっくり朝カフェは困難

道順だけでも教えてあげて、次に

自分のペースでゆっくりリピートできるように

してあげます！

Passage

Cr du Commerce Saint-André,
75006 Paris

今回の友達は

既に日本に帰国した友達が

繋いでくれたご縁です。

パリで信頼関係を築いた友達から

引き継がれるご縁というのは

格別の思いもあります。貴重です！

通常はパリに詳しい人間を

人には紹介したくなくなるみたいです。

いや、なぜ人に紹介したくないかというと

単純に、忙しくてさせてしまうという

思いやりが多く含まれます。

だから、その結果、自分で望まずに

パリに駐在にきて路頭に迷っている人の元に

私の様な人間が辿り着く事が

とても困難なのです。

(いえ、パリには十分な情報が溢れていますから、

助けなんて必要ないのでしょうが

不安や戸惑いの中で孤独にいる場合は

何かできそうです。)

私がここから人生の後半に成し遂げたいことは

やはり人助けが基本なので

それを一番必要としているところに

私が辿り着けた時には

素直に嬉しいです。

紹介してくれた友達にも

感謝でいっぱいです。

子供の手が離れた今

ライフワークとなり

生きがいに繋がる私の第二の

人生の始まり！

やりたい事はたくさんあって

それに向かって前進していますが

その一環としても

パリを1人で歩く事すら不安な状態で

パリの楽しみ方、街歩きのヒントを

伝授してあげる事で

ここでの生活に

少しでも明かりが灯る

きっかけになれたらと思うのです。

そうすることで

私が同じように

右も左も分からない時に

してきた苦労も報われます。

偉そうに書いておきながら...

実は、掘り返してみれば

あの頃の自分が

助けて欲しかったこと

辿り着けなかったこと

成し得なかったことを

友達を介して

一つ一つ、今の自分がすくって

あげているのかもしれない....と

感じることがあります。

(長いっ

)

はいっ！

とっとと次の場所の紹介に進みます

②パリに暮らせば

きっと一度は試すことになるよ！

パリっ子大好きな、メレンゲのお店をご紹介。

👇ゴージャスなシャンデリアが目印。

→ここでご家族のお土産を買いました。

話題になっているものを試して、試して、、、

一通り通過するのもパリ生活です。

そこから、引き算が始まるとき

きっと周りを見渡す余裕が生まれている

ことでしょう。

Aux Merveilleux de Fred

1 Rue de l'Ancienne Comédie,
75006 Paris

③飛び込んできた、お楽しみコーナー！

子供の目がキラキラ輝きます。

パリに来た当初一度入った事があって、

懐かしい感情が蘇ります。

長く続いているお店です。

小さなお店ですが

所狭しとパリのお土産グッズが

ずらりと並びます。

フランス人のお客様が多くて

みんなここで新聞や雑誌を手に取って

さっさっと支払いを済ませて出て行かれます。

私達みたいにじっくりゆっくり見ている人は

少ないっ

良かった〜〜

何処に向かっているかも

分からなかった子供の気持ちも

一気に楽しいモードに変身したみたい❣️

子育て真っ最中のママ達に出会うと

つくづく、、

パリに暮らすという現実を

感じますね、、。

日本の快適さをごっそりパリに持ってきて

パリの素敵な事を経験できるわけでは

ないので、、。当たり前ですが。

日本に置いてこなければいけないものが

大きかった事にも、生活の中で嫌と言うほど

気付かされます。サランラップ一つ、

哺乳瓶一つ、お弁当グッズ一つね、、。

ものだけでもないのですが。

やっと慣れたかな？

という時にはもう帰国の準備なんですよね。

でも、たくましくなりますね！

親も子も！

Buci News

4 Rue Grégoire de Tours, 75006 Paris

④星の王子さまのお店へ

これが今回、友達が一番行きたかったところ！

ここを中心に前後の散策をプランしました。

バッチリ開店時間に到着❣️

お姉さんが、お店の前に椅子を設置しています。

その椅子には

<子供達のための椅子です>

と書いてあります。

お店は文句なし！😆

星の王子さまでいっぱい！

私達と一緒に開店を待っていたマダムも

相当な、星の王子さまファン✨

だったのでしょう。

しばらく私達と一緒に

お店にいらっしゃいました。

まだ本を読んでいないという

今回の友達から

「どんな本ですか？」

と聞かれて、

覚えている範囲だけで

かなり端折って

説明してあげました。

あくまでも私の解釈ですが。

砂漠に不時着した飛行士が
宇宙の何処からかやってきた
王子さまと出会い
別れるまでのお話。

星の王子さまが、たった1人しかいない
自分の国で唯一の友達だった
一本のバラ🌹と喧嘩をします。

そして、他所の星に旅に出る事を
決める王子さま。

旅の中でいろんな人に出会います。
1人だけの星なのに自分が偉いと言いながら
暮らしている王様、

数字の計算だけをしている実業家、

お酒に浸っている自分から逃げる為に
お酒を飲んでいる酔っ払い、

時間が来たらひたすら街灯に
火を灯すだけの点灯人、、、

何かにひたすら従って生きている人
イライラ怒りん坊の人、そして
沢山の綺麗なバラ達

そんな時に

1匹の狐に出会います。

(その狐がこの本の

クライマックスシーン。)

狐に友達になって欲しいと頼む
星の王子さまに

そう簡単に友達にはなれない、
絆を結ぶまでは、と説明する狐。

会えると思うだけで嬉しくて
待つ間のウキウキした時間までもが
楽しくて、、それが絆を結ぶということ

友達と呼べる関係になること

会えない時間も
小麦を見れば
友達の髪の色を思い出して
幸せな気持ちになる。

本当に大切なことは

心でしか見えない。

目には見えないんだよ、

と狐が教えてくれます。

星の王子さまは
意地悪に思えたそのバラ🌹も
本当は寂しかったんじゃないだろうか？
と考えるようになります。

そして、自分にとっての
かけがえのない存在である
世界にたった一つのバラへの
愛情と責任に気がつきます。

最後が悲しいというか切ない、、

自分の国に帰りたい、、、
薔薇の元に戻りたいと王子さまは
自ら蛇のところへ。

蛇に噛まれて
魂が星に帰るという結末。

飛行士が次の日目を覚ますと
王子さまの身体も消えてしまっていたという

全てが夢であったのか？
という考察も。

読む人によって解釈が変わる
哲学書のような本です。