● 病気になる部屋と、病気にならない部屋の違いとは？〜部屋を整えると健康になる空間心理〜
こんにちは。
片づけ心理の研究家・伊藤勇司です。
昨日は１日、東京出張。
出版社の方に教えていただき
深川不動尊と富岡八幡宮へ合間に参拝してきました。
空間心理カウンセラーだけに
神社や仏閣をめぐるのは
一つの研究にもなっています。
その空間にしかない情報と
その空間がもたらす影響と
その空間に記憶された情報を
日々、いろんな場所に行って考察する。
深川不動尊も
富岡八幡宮も
素晴らしい場所でした。
その後はまた
出版社の方とご挨拶をしながら
雑談をしていたのですが。
そこで出た話題が
「部屋と健康の関係性について」
です。
ぼくは医者ではないので
表にはあまり出してこなかったのですが
部屋の片づけをしたり
頭の整理や心の整理をすると。
・精神病が改善される
・持病が改善される
というケースが少なくありません。
昨日その話題が出て
これまでに具体的に改善された例を
記憶を辿って思い出してみたのですが・・・
・アトピー
・ガン
・脳腫瘍
・肝臓系
・腸内環境
・肩こり
・腰痛
・猫背
・不整脈
・原因不明の医者が手を挙げる病気
などなど。
ざっと思い返してみても
軽度なものから、何十年もひきずってきた重度なものまで。
気がつけばそれらの症状を
「感じなくなっていた」
という方がとても多いのです。
こうした病気改善だけではなく
・若々しくなった
・カワイイと言われるようになった
・お肌にハリが生まれるようになった
・気がつけば痩せていた
・失敗続きだったダイエットに成功できた
などなど。
美容効果にも
大きく影響が生まれる
効果が出ています。
それらのことも踏まえて
「病気になる部屋、健康になる部屋。」
というキーワードを深めても面白いですね。
という話になり。
改めてこれから
その角度でやってきたことを
まとめていくことを開始します。
ぼくは片づけ心理の相談を受けながら
「思考パターンの整理」
を、メインで手がけています。
その仕事を通して感じてきたことが
「考え方が病気を引き起こす重要な要因である」
ということです。
そして何よりも
身体の健康に最も重要な栄養素は
「心の栄養である」
ということです。
これまでにも食事や
色々な健康法をされている方を
健康的な食事を摂ることをしていても
「心が健康的ではないなと感じる人は」
案の定、何らかの病気を引き起こしているケースを沢山見てきました。
逆に、側から見ると
不摂生な生き方をしているようでも。
いつも元気な人たちは沢山います。
先日お亡くなりになられましたが
世界最高長寿としてギネス認定もされ
１１９歳まで生きられた田中カ子さん。
炭酸飲料やチョコが大好きだったようで
晩年までコーラを飲み続けていたそうですね。
このコーラを飲み続けるということも
健康オタクな方からしたらありえない行為だと思います。
でも、どんな健康オタクの方よりも
長生きしているという事実がある。
それらも踏まえながら
人間にとって最も重要な栄養素は
「心の栄養である」
と、ぼくは定義しています。
そのことを踏まえた上で
考え方を整理していくことで
心に栄養が届くような過ごし方ができるようになります。
人間は習慣の生き物なので
何も意識しなければ今の自分の延長線上で
未来が構築されていきます。
だからこそですが
その人の思考パターンや、話す言動を聞いていたら、
その人がこれからどんな未来を過ごしていくかも
おおよそ見えていくものです。
病気を患う人は、
それに相応しい言動や態度をとっているもので
そうなる必然性が高い部屋にも住んでいます。
逆にいうと、
人間の脳は矛盾を嫌う性質があるので
「明らかに病気とは思えない状態を意識的に自分に作ってあげれば」
結果的に病気が改善されていくケースを沢山みてきました。
片づけも、その一つなんですね。
部屋を整えることの具体的なメリットは
「脳の負荷を確実に下げる効果」
が、あるのが一つ。
物に溢れて
どこに何があるかわからずに
散らかったものに囲まれた状態。
その状態を
「視覚的に見続けているだけで」
確実に脳疲労は加速します。
その理由はシンプルで
処理する情報が多いからです。
脳は見たもの全てを
瞬時に記憶しようとする性質があるので
情報量が多いものを見れば見るほど
脳の負荷はどんどん上がっていきます。
現代人は特にですが
「情報処理のためだけに脳を使っている人が多い」
ということを、空間心理カウンセラーの仕事を通して実感してきました。
この、脳内の情報を整理してあげて、
日常における脳の負荷を減らしてあげる一つのアクションが
片づけという行為でもあります。
そして、この脳の負荷を減らし、
人間のポテンシャルを最大化する目的で創造したのが
セルフケアメンタリズムという
意識開発に特化した独自メソッド。
脳疲労を
減らしてあげることができると
それだけで
脳のスペックが変わります。
情報を処理するために
脳が稼働していた状態から
生体機能を向上させるために
脳が働くようになるのです。
イコールとして、健康になっていくということ。
そこを踏まえて
今日は一つのエッセンスだけお伝えしますが
病気になる部屋の特徴は
「情報量が多い部屋」
です。
それが、
散らかっている状態であり、
物に溢れている状態であり、
部屋がごちゃごちゃしている状態ですね。
こうした状態の部屋に住んでいると
「日常的に処理する情報が多くなる」
のですね。
ぼくは健康管理の面でも
空間を捉えてきましたが
ダイエットが失敗する人ほど
部屋が散らかっているものです。
これを脳のメカニズムで考察すると
部屋が散らかっている → 脳の情報処理にエネルギーを消費して脳疲労が起きる
→ すると、糖分などエネルギー補給をしたくなる → 食事を我慢できなくなって間食してしまう・・・
というサイクルですね。
痩せたくても痩せれない本質は
「そもそもエネルギーを浪費する過ごし方をしている」
というケースがとても多い。
そこを踏まえて
効果的に痩せたり美しい身体を手に入れたい方は
「空間からアプローチした方が」
圧倒的に効果が生まれます。
空間をコントロールすることは
根源的な欲求や欲望をコントロールすることに直結するので。
だからこそ、
日々不健康だなとか
もっと健康管理を
徹底したいきたいなと思う方は特に
【身を置く空間の情報量を減らす】
ことを起点にして、部屋を整えていくことがおすすめです。
あくまで
部屋を片づけようとするのではなく
【部屋の情報量を減らす】
という発想で行動してみること。
単純なことで、いいのですね。
例えば、床に１つゴミが落ちているなら
「その一つのゴミを、ゴミ箱に捨てる。」
このアクションも、情報量を減らす行動です。
本が机に散乱しているなら
「本棚に、本をまとめて戻す。」
ことも、情報量を減らすこと。
分散しているものを見ると
脳は混乱して情報処理に負荷がかかりますが
まとまっているものを見ると
脳はすぐに物を認識して
情報処理を速やかに完了できます。
そうやって
【１日１つでも部屋の情報量を減らす】
という、コツコツ積み重ねると。
気がつけば部屋に心地よさを感じて
リラックスできる状態が築き上げられていきます。
脳は全ての器官の
司令塔の役割をしているので
その司令塔が疲弊していたら
全体が機能しなくなるのは
イメージできますよね。
司令塔が楽になるような
環境を整えてあげて。
日々目にする情報量を減らせば
それだけで健康へとシフトしていきます。
病気になる部屋より、
健康になる部屋を意識して＾＾
片づけ心理の専門家
空間心理カウンセラー・伊藤勇司より
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