今回は、寒冷地での凍結防止水抜を紹介します。

絵面が綺麗ではありませんが、ご容赦下さい。


面倒な作業ですが、連日最低気温がマイナス

10度を下回る当地では不可欠です。


コテージには、4通のマニュアルを用意しています。

凍結防止水抜、退出時チェックリスト、

水抜後の通水、滞在時凍結予防、です。

毎年、改良を加えています✨



先ず、バケツ、ポンプ、不凍液を準備します。

「コントローラー」
給湯器コントローラーの運転をオフにします。


「元栓、ボイラー」
外に出て、水抜元栓を閉めて給水を止めます。
雪に埋もれても場所が分かるように
バケツを被せておきます。


「キッチン、洗面台」
蛇口を開けて、右側で水、左側で湯の残水を
流し、同時に水道管に空気を入れます。
蛇口の下に付いているバルブ(水抜栓)を
外して残水を残らず流します。
排水口からポンプで溜まり水を汲み取り、
不凍液を入れます。


「洗濯機」
「槽洗浄」で給水ホースの残水を、「脱水」
で洗濯、脱水槽、排水ホースの中の水を
抜きます。
蛇口を開け空気を入れて、排水口には不凍液を入れます。


「浴室」
蛇口下のカバーを開けて、バルブ3個を外します。
温度調節ハンドル、シャワー•バス切替ハンドル
を操作して排水します。


排水口の残水処理、不凍液投入の作業を終えると、
コントローラーで「追いだき」を
5分×2回行います。

「トイレ」
タンクの水を流しきり、「ノズルきれい」
で給水管の圧抜きをします。
便座横のカバーを開け、水抜プラグを抜き取ると
洗浄水がノズル付近から便座内に排出され
ます。

もちろん、残水処理、不凍液投入を忘れずに。

「ボイラー」
水抜栓6個を緩めてボイラー内のお湯を
抜きます。
フィルター付きの栓は、壊れないように別途
保管します。


「浴室」
浴室に戻り、コントローラーで「風呂自動」
を5分×2回行います。
これで、先ほどの「追いだき」と合わせて
風呂への給湯管が空になります。

「ボイラー」
最後にボイラーの電源を切ります。
サーモスタット付きの保温ヒーターは
決して抜いてはいけません。


退出チェックと合わせてほぼ1時間の作業です。

この作業が嫌で、業者に
11月初旬に水抜きを、4月中旬に水通しを
頼んで、冬場は別荘手仕舞いという人が多いよう
です。

雪景色の朝は格別なのですが🎵



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