なかなかしんどい株式市場・・・ 9月30日 相場感

今週当たり底打ちかな??と思っているのですが、まだ落ちそうな気もする株式市場・・・今起きていることを少しだけまとめてみます。

目次

アメリカ金利と物価高

コロナでばら撒きまくったお金を回収・・・という予想できたことです。そのため、株価にとんでもない影響を与えたというのはあまり腑に落ちません。

物価高は落ち着きつつあり、早晩経済刺激対策のため、金利を上げることはお終いにするかと思っています。

アメリカ株関連のツイッターやブログも良い感じで悲観に溢れてきています。もう一声断末魔が欲しいところではありますが、コロナ前程度の価格に戻ってますので、心理的なメドとしては丁度良い感じかと思います。

ウクライナ・ロシア

今年の株の下値突っ込み・・・間違いなくこれが原因です・・・。プーチン・・・。

ならず者国家であるロシアが、同じくならず者国家であるウクライナを吸収することは、暗にコンセンサスの取れていた事象であったと思われており、ウクライナがロシアに領土割譲で軟着陸・・・というのが、大方の見方でした。

が、ウクライナ国民は世界史の歴史に残る人物をリーダーにしておりました。ゼレンスキーの見事な振る舞いで西側人民は一気にウクライナ側へ・・・。これは予想していない出来事であったと思います。

2022年9月30日現在、プーチンは4州を一方的に併合宣言。それを機に、ゼレンスキーはNATO加盟を正式に要請。戦局もいよいよ佳境に入ってきた感があります。

核使用は???

現状の戦局は西側援助を受けているウクライナ軍が圧倒的に有利な状況となっており、ロシアは第二次世界大戦以来の総動員令を発動して兵を集めている状況です。

そんな追い込まれているプーチンの切り札は「核」使用です。

もし、プーチンが「核」を使用したら・・・というシナリオですが、「核の恐怖」を口実にして本格参戦となるかと思います。そして、結構引く位ロシアをズタボロにしてしまうのだろうと思います。

プーチンもその取り巻きもアメリカと戦争しても勝ち目がないことはウクライナ戦争前から解っており、さらに今回のウクライナ戦争で想像以上にアメリカの強さを痛感させられています。

なので、自国が壊滅するリスクがある核を使用する可能性は、相当低いと思っています。

着地は???

これは軍事独裁政権あるあるなのですが、プーチン失脚で終了になると思っています。プーチンがトップである以上、ウクライナを諦めることはしないでしょう。

ゼレンスキー失脚でウクライナがロシアに譲歩するというシナリオは、ウクライナ国民の心情を図ると、それはないだろうと思います。

ロシアの恐怖政治で仕方なく追従していた隣国たちも、「西側の応援受けたら、ロシアに対抗できるのね、、、。」ということが証明されたため、離反が割と顕著になりつつあります。しもべ国家ベラルーシも曖昧な感じになっています。

世界は「プーチン亡きロシア」の取り扱いについて考え始めている?

ウクライナ戦争はロシアが敗北(=ウクライナがクリミア半島を含めた占領された領土を取り返す)というのが既定路線となっており、それが「いつ」なのかということに焦点が移っているような感があります。

ロシアは経済的にも軍事的にもズタボロになるのですが、それでも圧倒的地下資源があり、それを欲する国は多数あります。中国はそのあたりを踏まえて今のプーチンロシアと敵対しないように努めていますが、ロシアが民主的な手続きでウクライナ戦争を否定した場合、それを応援した中国に怒りの矛先が向かいかねない・・・など、色々大国の思惑もあり予想は難しいです。

ただ、株価的には戦争などという「予測が困難」なものは起きないに越したことはないので、戦争終結は相当ポジティブな要素となり、コロナ高値を試す展開になっていくのだろうと思います。

以上、妄想戯言でした、、、。

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